えへへ日記特別篇/iWeek2000

今年もやってまいりました。
5月4、5、6日にiWeekが大阪アメニティ

パーク(OAP)で、開催されます。
おっと、5月3日にプレイベント

&前夜祭もあるそうです。

今年も、フタを開けると

ビックリする出来事がゾクゾクか!?

シネマディスプレイの恋人(50万円持ってくるのを忘れずにね)

  うっかりしていた。世の中では、すでにゴールデンウイークが始まっている。うぁ~、この週末は何の変哲もないダラダラとした休日を自宅で過ごしてしまった。昨日の夜、あわててビデオを3本借りた。『ノッティングヒルの恋人』を観た。この映画、話題になっていたときからあまり興味なかったが、エルビス・コステロの歌をよくカーラジオで聴き「このザラッとした声は、哀しくてイイ~」と思っていたので、この歌だけ聴きたかったのだ(どうも私、ジュリア・ロバーツは栗毛のアラビア種競走馬、ヒュー・グラントは長毛種の大型犬に見えてしまう。主演の2人の顔が苦手なのだ)。
 
 ところが。脚本は小技が効いてて脇役も個性的で、2人の主役がどんどん魅力的に見える。コステロの歌が流れるラストでは、不覚にも泣いてしまった。ううう。恋愛映画をバカにしちゃ、いけませんね。人生の発見の機会を逃すことになる。現代版『ローマの休日』って感じの映画だった。おかげで、だんだん休日モードの気分になってきた。
 「OAPの休日」も、もうすぐだ。今年は会場が去年の2倍以上(12階と38階)。プレイベントもあるし、4日には原田社長の講演、ユーザーグループやベンダーの出展、セミナーとかもいっぱい。そこへ、ジョブスCEOも自家用ジェットで駆けつける…ってことは、ないですね。大阪城のお堀の端には、ヘリポートがありますけど…って、関係ないですね(ホントに、大阪府警のヘリポートはある)。すみません。
 
 昨年のiWeekでは原田社長を襲撃して、名刺交換したうえに(むりやり)腕まで組んで写真を撮った私。さて、今年は何をしようかな? あ、こんなこと書いたら、今年は会場に入れてもらえないかもしれない。くわばら、くわばら。
 期間中は、Apple Storeまで来るんだって。オンライン・ショップの出店っていったい…? なんでも「一部の商品は、当日お持ち帰りも可能です」とか。ひょっとしてアップル・シネマ・ディスプレイも売るってこと? 実物を見て、衝動買いできるってこと?
 仕方ない。財布の中に50万円入れて行くことにしよう。銀行に下ろしに行くか…あ、下ろすほどの金額がない。しかし、恐ろしいことに当日はアップル・ローンも取り扱っている。……… 


ありぃ? My Love (いよいよ明日は前夜祭)

 まず訂正。というか新たな疑問。iWeekに出展(というか出店)するApple Storeでは、クレジットカードかアップルローンしか使えないんだそうだ。でもクレジットカードって、使用限度額が設定されているよね?(限度額まで使ったことって生涯に2度。はるか昔なので忘れてしまったが)。たしか50万円くらいまで。あり? 50万? どこかで聞いた金額。

 

 夫は「iMovieのセミナーを受講するんだーい」と、楽しみにしている。G4もデジタルビデオもまだ持ってないのに、セミナー受けたいんですと。こういうのを「外堀を埋める」って言うのか、夫。なぜか、胸騒ぎ。
 私は原田社長の基調講演が楽しみ。「今日は新製品の発表はありません」と冒頭で話し、ドッと笑いを誘った去年(去年の今ごろはまだiBookが発表されていなかった)。今年は、講演終盤に「そうそう忘れてました。これが、新製品です」とポケットから何か出してくれないかなぁ。ダメかな? ウサギかハトでもいいから、出してくれないかな?
 
 明日は、14:00からプレイベントが開催される。Palmのユーザーグループ(PUGO)によるMIDIデモとか、いろんなトークショーがあるらしい。私は明日、明後日と、初めてスタッフ登録して参加します。久しく団体行動の経験がないので、いまからドキドキ。朝、早起きして行けるかどうかも、ドキドキ。 


iWeek、はじまったよ

 

Palmデモ。MIDI音源をつないで「モバイル・カラオケができる」とか「音符メモとしてPalmが使える」とか『AIBO制御ソフト』Palm版が登場していた。音を聞かせ、指令通りに首を振って吠えるAIBOに拍手があがる。見ている人は準備に来ているスタッフの人が多かった。

デモとは関係なく、マインドストームで遊んでいるタレントのフタバサクラコさん。私も二足歩行ロボで遊ばせてもらった。なお会期中レストラン街ではアップルフェア、本屋さんもMac関係のBookフェアをやっているとか。そういえば今年はiMacバス、見かけなかった。

Apple Store出店準備中。クレジットカードかアップルローンのみの販売、と書いてある。普段通りの値段だったが(なーんだ)、買ってその場で持ち帰ることができるというのは、かなりの魅力かも。憧れのシネマディスプレイも展示されていた。

iBookユーザーのみ入店が許されるティーラウンジ(ウソ)"Air Mac Cafe"という出展、iBookを貸すからティーラウンジでネットを楽しんでください、ということ。私も!と思って行ったらすぐに"売り切れ(借り切れ?)"だった。くー。こんなとこでもiBookとは縁が薄い。

準備中の会場。ケーブルがうにょうにょ延びて、足を引っかけないかとこわごわ歩く。寝坊で遅刻し(やっぱり)何していいのかわからない私は、とりあえず1個余ってたシャケ弁当をiMUGブースで食べました。なにやってんだか。

ユーザーグループ準備中。撮影の瞬間、左の男性を「やはり、クパチーノから自家用ジェット機でアノ人が駆けつけたのか?」とドキリとした。似てるでしょ?黒シャツにジーンズ。なお夜はロビーでオークションがありMacPlusが16,500円、LC630は1,200円で競り落とされていた。1,200円.....。

ショップやメーカーの出展準備も進行中。グッズ関係はiBook/PowerBook用のバッグが豊富だった。すでに2、3の気になるカバンをチェックした。ワクワク。今回のiWeekは12階と38階に会場どちらにもショップがあるので、両方見てからお買い物するのがいいみたい。

OAP1階の搬入口に続々とMacが到着。おお、運送用パレットにもAppleマークがついている! と発見しパチリ。カメラを持ってウロウロしていたら、魚井センセに「ま~た、ホームページに載せるんでしょ?」と指摘された。その通りです。  

 

  

 

 

 


iWeek開催、原田社長の基調講演は聞けなかった

 やっぱり遅刻した。バスジャックのニュースをずーっと突撃後も見ていて、寝坊。着いたら、原田社長講演の終了予定の2時を過ぎていた。は~、ガックシ。私の今年の突撃作戦、実行することなく終了。ところが「結局、講演は長引いて予定の2倍、3時過ぎまでやってたんだよ」と、iMac Stationのひょろ氏にあとから教えられた。きゃ~、遅れてでも行けば良かった。しかし、今年は会場の広さが2倍なら、話も2倍? なにがそんなに盛り上がったんだろう?
「この1年間アップルがやってきたこととか、コールセンターを今日からフリーダイヤルにする発表とか。あと、iMovieで編集したアップル紹介ビデオの上映もあっておもしろかったよ。ガンダムの人形が置いてある社員のデスクも撮ってた」。最後に「iMacが誕生しなければ、この世に存在しなかったもの」でおもしろい例を言えたら、その人に原田社長から「お好きな色のiMacかiBookをプレゼント!」なんて話も飛びだしたそうだ。きー、悔しいー。なんで私がそこに居たかったの(自分の遅刻をすっかり忘れている)。
「でも時間切れで、各自が自由に紙に書いてアップル社員に渡し、あとで魚井センセイが“当選者”を選ぶ方式になったんだ。当選者は、いつ発表されるのかなぁ。ボクも出したから、ワクワクするなぁ」
 よ~し、じゃあ私は明日、魚井センセに直接渡そう。いくつも、出そう。お菓子も添えよう。あ、ダメ? えへへへ。
*あとで聞いたところによると、講演会直後に締め切ったそーです。残念。
 

今年もやって来た、iMacバス

 運営スタッフ・メンバーとして、ほとんどMac体験コーナーにいた。「フリーズしたり、わからない人がいたら教えてあげてください」と言われたが、スイスイお絵かきを楽しむ子供、絵ハガキをデザインする女性、YAHOO!オークションでヴィトンの財布を競っている女性グループ…私が教えてもらおうか、と思う人が多かった。
 ちょうどその頃。別行動の夫は、川縁の広場に留まったiMacバスを発見していた。う~む、やはり原田社長はこのバスに乗ってやって来たのか…(まさか)。


映画監督にiMovieスクールを勧めてしまった

 夕方、2階の喫煙所で休憩していると、20代から年輩まで5人のグループと隣り合わせた。キレイな女性が「コンピュータって、難しそう」とつぶやき、いつの間にか私も世間話に参加。聞けば、30前後とおぼしき男性2人とその女性は韓国から来たらしい。ひょえ~スゴイ。感激。でも男性2人は、あまり日本語が通じない。しかも「なに見ていいんだか、わかんなかったなぁ」という話しぶり。ここはひとつ、Macエバンジェリスト。iWeekって楽しかったなぁ、と思って帰ってもらいましょーと、ガゼン私は張り切ってしまった。
「今日のプログラムで、おもしろかったのは何ですか?」
と聞かれたので、「iMovieという映像の編集ソフトのセミナーがあるので、明日も来て受けてみたらどうですか?」とススメた。

「おー、映像。それはイイ。彼は韓国の映画監督です」
「え?」
「今度、嵐山で撮影をする予定です」

 ひょえ~、どうしよう。モチ屋にモチを勧めてしまった。凍り付いて、監督の名前を聞くのを忘れてしまった。しまった。


大人も子供も大賑わいのこどもの日

 iWeek2日目(前夜祭から数えると3日目)。仕事があった(OAPの川を挟んだ向こう岸、OBPに行っていた!)私は、夕方から参加。五月晴れで、OAP1階では結婚パーティがあるなどにぎやかだった。少しiMUGブースのお手伝いをした。

 ブースの内側にいると、いろんな入場者がいるんだなぁと実感できる。ダンナさんが「せっかくiMac買ったのに、うちの奥さんはあんまり使わない」と言いながら、iMUGが現在制作している絵本のデモを見ていってくれる40代夫婦。小学生の子供2人を連れたお父さんは「ウチもiMac欲しいけど、お母さんが買わせてくれないんだよなー」と子供に救いを求めるが、子供は「でもウチはG4あるよ」と答え、「iBook潮干狩り」(=enjoy iBookの三浦さん作)というゲームに熱中している。PM9500使いの男性ベテランユーザーは「こういうゲームは、どんなソフトで作っているの?」と聞いてくる。仕事を“処理”するためじゃなく、Macって楽しむためのマシンなんだ。改めて、こういう話ができる場っていいなぁと思った。ちなみに「こだわりさんのお部屋」が運営するiKidsは子供がiMacで遊べるコーナーだが、スタッフとして活躍する子供もいて、子供の日全開だった。
 
 夜には、ユーザーグループはじめスタッフのオフ会が夜に開かれた。たくさんの人の努力、尽力、恫喝(!?)でiWeekが成り立っているとわかり、感激。
 iWeekは、あと1日。明日までだよ。

 

iMacバス2000バージョン。夫は「インターネットエクスプロ-ラー」と読んだ。…エクスプレスだってば。

突然始まったモバイラー大撮影会。iBookを持つ力自慢のモバイラー(なぜか女の子が多かった)もいて。

AirMacCafeは1日中、予約満杯状態。徹夜組も出た…というウワサはない。

AirMacCafeの横で。酷使されて休憩中のiBookたち? 

無料のiMovie教室。この向かいには、なぜかお持ち帰り可"有料"のAppleStore。

おー、早速お持ち帰りのお客さん。みんなの視線を集めまくり。

12F/BagBagコムのカバン。透明に窓(ん?Window!)が開いていてキュート。ん~気に入った!私、買います。

MacFanブース。バックナンバーやMook、コミックメールが買える。滝口編集長自ら売っていた。編集から販売まで。

Palmのユーザーグループは、いつも人だかり。閉館過ぎても帰らないユーザーも

なにを持っているかというと、表面千代紙仕上げのPowerBook。和の心やね~。

iBookポーチをもつ、姉のアーコちゃん(母ヤーコさん作)

AirMacベースステーションポーチをもつ妹のヨーコちゃん(母ヤーコさん作)

  

えへへ日記END

CONTENTS

このサイトは、インターネットでの発表以来iMacに魅入られてしまった私の「えへへ」な毎日や事件などを綴ったページです。購入前のワクワクや「なぜ、欲しいのか」という自問自答、発売当日のドタバタの様子に続き、買った後はドキドキしながらiMacと親しくなって、E-Mailを送れないと言ってはオロオロ歩き、新しいソフトを試しては「やっぱり快適やねー」と喜び、東にEXPOがあると聞けばS.ジョブス見たさに飛んでいき、西に極秘情報があれば「おせーて」と頼み込み…まあ、そういう出来事が次々と起こりました。これからは、どんな大冒険が…!?ワクワク。

おかげさまで「Mac Fanホームページコンテスト98」でメッセージ賞を受賞しました。わーい。

CONTENTS

またまた広告が載っている。あと4日で、近未来のフォルムがやってくる。8月29日、iMacアイマックがやってくる。ンコ店の本日10時から新台!みたいやぁ、思っていたよりも高級感があると感心している。

BOOKS
参考文献ってことではなくて、あっぷるとステーブ・ジョブス関連の本。

スティーブ・ジョブズ II

ハードカバー – 2011/11/2

ウォルター・アイザックソン (著),

井口 耕二 (翻訳)

講談社刊

スティーブ・ジョブズ II

ハードカバー – 2011/11/2

ウォルター・アイザックソン (著),

井口 耕二 (翻訳)

講談社刊

ロスト・インタビュー スティーブ・ジョブズ 1995

ソフトカバー – 2013/9/11

講談社刊

スティーブ・ジョブズ-偶像復活

ハードカバー

ジェフリー・S・ヤング、 ウィリアム (著),2005/11/5
東洋経済新報社刊

アップルを創った怪物ウォズニアック自伝

2011/11/2

スティーブ・ウォズニアック (著),

井口 耕二 (翻訳)

ダイヤモンド社刊

アップル・コンフィデンシャ2.5J(上/下)

2006/4/27

オーウェン・W・リンツメイヤー (著),

林 信行・他 (翻訳)

アスペクト刊

林檎の樹の下で ~アップルはいかにして日本に上陸したのか~

2011/10/17

斎藤 由多加 (著),

オープンブック刊

アップル宣言―クレイジーな人たちへ

1998/02

真野流・北山耕平 (翻訳)

三五館刊