Vol.12 EXPO間近

Mac World EXPO Tokyo99でウワサの『P1』が

発表されるのか? そして、私は幕張に行けるのか?

生ジョブスを話題に今回も妙に

盛り上がってしまいました。

2月1日(月)

 今朝がた、夢のなかにS.ジョブス氏がでてきた。私が後ろからポンポンと肩をたたくと、S.ジョブス氏が満面の笑顔を浮かべて振り向いた。「しまった!呼びかけたものの、こういう場合、英語でなんて言えばいいんだっけ?」と焦る私。笑顔だけど目は笑っていないジョブス氏。ひょえ~。


2月3日(水)

 どうもこの2、3日、プロバイダのレスポンスが悪い。う~ん、またか(ご覧になっている方、なかなか開かないでしょ。すみません)。原因は、サーバーのハードディスクの故障だそうですぅ。

 今日は節分。豆まきはしなかったけど豆御飯を炊いた。おぜんざいも作った。って、缶詰めの小豆を使ったんだけど。おぜんざいにお餅を3つも入れて食べた夫は「胃が痛い」と言っている。マメに暮らして、厄払いできますように…という願いは、早くも砕け散ったようだ。まったく。

 えーっと、今日はそういう話ではなかった。相変わらずTV-CMがガンガン流れている。スウェーデンのTVでも、日本と全く同じ(というよりアメリカと全く同じと言うべきか)「She is like a Rainbow~」のiMacのCMが流れているそうだ。スウェーデンのストックホルムに出張中の方が、メールで教えてくれた。ビックリした。出張先のホテルで「おお!これは」と懐かしい(?)フレーズが流れてくる。そのとき、ホテルの部屋が我が家のお茶の間に見えてくる…ってことはないだろうけど、なんてドラマチックなんだろう。感動した。こういう話を聞くと、Appleのワールドワイド戦略(アンチ・ローカライズ戦略だったっけ?何だったっけ?)って、なんだかいいなぁ。Macユーザーに国境はない、なんつって。< /p>

 で、繁華街の電気店ではボンダイブルーのiMac(Rev.B)が展示されていて、まだ売られている様子とか。どーしてもRev.Bが欲しい人は、スウェーデンなら手に入る…。(higuchiさん情報ありがとうございました)

 さらに、鋭い指摘のメールももらった。

iMacを扱っているお店をいくつか見て思ったのですが、店頭には5色のiMacがお行儀よく並んでいるのですが、5色全てのマシンでデモのビデオ(?)が走っていてiMacを見にきた人が触って使えない状態になってしまっています。若い女性や子供が5色iMacを見つけて近寄ってきて、マウスを動かしてみるものの...結局、そのまま立ち去ってしまっています。
 おお!そう言われれば、そうだ。3日前の日曜日、私が販売店に見に行ったときのこと。「電源を入れて円く並べて展示してあるほう」には、さかんにデモ映像が走っていた。たしかに映像を動かしとけば店頭が派手でイイかもしれないけど、初心者には不親切だ。「マウスやキーボードで、あれこれアプリケーションとかを試してみたい」と思っても、どうしたらいいかわからないもの。ちなみに、うちの夫はあちこちのiMacのデモ映像を終了させて、無理矢理Finder画面にしていた。これこれ、あんたのじゃないんだから。

 よく考えたら「電源を入れずに展示してあるiMac」というのは、あれは以前、ネット上でウワサになっていた「外枠だけの5色セットで$350」というディスプレイ用だったんだ。そうか、忘れてた。しかし、だからこそ、電源の入っているデモ機のほうは、あれこれ触れるようにしといてくれなきゃね。


2月4日(木)

 今日は仕事で大阪に出かけた。でも、昨日からの雪でJRのダイヤがメタメタ。新快速が運休になって、他の電車も遅れているから乗客がいっぱいで 、お昼前というのに通勤ラッシュなみの混みようだった。何年かぶりに電車に酔ってしまった。う~。< /p>

 ゲロゲロでヘロヘロになりながら近鉄の阿倍野駅に行ったら(今日は、大阪の南のほうへ行ったのだ)おお!あれは!? 円く並んだiMacに「Yum」の文字が入った巨大ポスターが駅のホームに貼ってあった。2.5m×3mくらい、いやもっと大きかったかな~。見愡れてるうちに、電車に乗り遅れて遅刻した。ゲロゲロ。


2月6日(土)

 一昨日のこと。仕事先の人から「2月中に東京の取材が入りそうだけど、予定、大丈夫?」と聞かれた。きゃ~。待てば海路の日和あり(うふふ、これで東京までの交通費が浮くかもしれない)。二つ返事で引き受けて「18日から20日までMac World EXPO Tokyoに行くので、その前後によろしくね」と、おねだりしたのは言うまでもない。ん? しかし待てよ。「取材日は27日ね」なんてことになったら、私は10日間、東京に居なければいけないのか。その間、夫とウサギのグレコはどーなる? ……ま、いいか。 どーにかなるだろう。えへへ。

 Mac World EXPO Tokyoの開催まで、あと2週間を切った。そう思っただけでドキドキする。出展ブースをあちこち覗いてグッズとかもあれこれ買って…もちろん、そういうことも楽しみだけど、ドキドキの一番の原因は、「Tokyoでの基調講演でS.ジョブス氏は、何を発表するか?」ということだ。そのことについては今月に入ってから、MacWeek Online JAPANのコラムでも取り上げられていたので、今日、改めて読んでみた(2月1日の記事)。コラムの筆者は、コンシューマ・ポータブル『P1』を発表するに違いないと予想している。それに対して読者から、現行のPowerBook G3の後継機種『Wall Street 3』や『101 (またの名をLombard)』の発表になるという声もあったとかで、昨日(2月5日)の記事で改めて「うんにゃ、そんなはずはない」と、反論記事を載せている。う~ん。そこまで言われると、『P1』予想を信じたくなってしまう。私が期待しているのも『P1』の発表だしぃ。信じちゃうよ、いいの?

「賞賛されることが好きなジョブス氏のことだから、『ど~だ、スゴイだろ?』と見せびらかすものがなければ、わざわざ日本に来ないと思うんだよね。だからきっと今ごろ、Appleでは必死で『P1』を作ってるよ」と夫も言う。< /p>

「製品版が間に合わなかったら、段ボールか紙粘土ででも作ってデモを見せるんじゃない?ほら、なにせジョブスのイリュージョンなんだから」とも夫は言う。

 紙粘土って、あなた…。でも、そうだよねぇ。発表と発売が同時でなくても別にいいんだし、iMacもそうだったし。以前、本(『スティーブ・ジョブスの道』エーアイ出版)で読んだんだけど、NEXTのときも発表してから製品まで、どれだけ待たせたことか。< /p>

 ジョブスが東京にやって来て、袖のなかから何を取り出してみせてくれるのか? ジョブス・マジックショー in Tokyo。あ~想像しただけで、ドキドキする。本物のハトとかウサギを出したりして…ひょぇ~。


2月7日(日)

 昨日の夕方、久しぶりに車を洗いに行った。ワックスがけまでしたので、結構、力仕事だった。今日になってみると、体じゅうが筋肉痛で痛い。なんか、あちこちガタが来ちゃってるのかなぁ(車じゃなくて、私の肉体)。頭痛もする。筋肉痛で頭痛とは…私の脳は、筋肉なのか? う~ん。< /p>

 渡邊さんのホームページを今日読んでいると「apple siderの情報によると、Mac WORLD EXPO Tokyoでの『P1』発表はないだろうとのこと」と載っていた。え~。昨日、あんなに盛り上がったのにぃ。ヘニャ、ヘニャ、ヘニャ~としぼんでいく、私の期待。あ~また頭が痛くなってきた。


2月9日(火)

 長い間、髪の毛を切っていない。以前は毎月、毛先をそろえるだけでも美容院に行っていたものだけど、3~4年前に馴染みの美容院がつぶれてから、どうもしっくりとくるお店に出会えず、1、2度行ってはお店を変えるというパターンを繰り返している。そうなると新しいところを捜すのも億劫になってしまって…。あ~、これではいけない! Mac World EXPO Tokyoまでには、髪もキレイに切りそろえて出かけたい! 大きなイベントにお出かけする前には、やっぱサンパツしなきゃね。そう思っていたところ、昨夜、美容院の情報をもらった。お~、ナイスタイミング。

 でも、その美容院のある場所は神戸からは、ちょっと遠い宮崎市内。レジに並んでタンジェリンのiMacが置かれているのだそうだ。見て来た人の話によると「白い内装にタンジェリンがよくマッチしていた」とか。いつもメールで“宮崎情報”をくれるANDHOKUNさんが教えてくれた(いつも、ありがとね)。たしかに、その美容院は画期的だ。しかもタンジェリンとは、キュートじゃないか! 「カットしながらインターネットできたらすごいね。敦子さん、よかったらカットに来ませんか?」と、ANDHOKUNさんに誘われてしまった。う~む。考えときます。

 

 Mac World EXPO Tokyo事務局のニュースによると、事前登録者の数が約15,000人に達したのだそうだ。事前登録すると、S.ジョブス氏の祈祷講演じゃなかった、基調講演に優先的に入場できるということだったので、異様な伸びを見せたようだ。事前登録、恐るべし。いえ私もまんま、そのパターンです、はい。申し訳ない。えーっとでも、たしか会場は当初予定より広くなってとはいえ5,000人収容のホール。カンファレンスに申し込んだ人は確実に基調講演に入場できるから[15,000-5,000+カンファレンス申し込み者=事前登録したけど入場できない人]ということで、その数10,000人以上! ひょえ~。なんか、だんだん自信なくなって来たな~。いえ、もともと何の自信があるという話でもないんだけど…グズグズ。

 やっぱりアレですね。S.ジョブス氏がAppleのCEOとして初の来日でもあることだし、基調講演は日本全国4大ドーム公演でツアーして欲しいもんですな。あ、ついでに神戸公演もワールド記念ホールでやってほしい。そこだったら私、歩いていけるし。 えへへ。< /p>

S.ジョブス氏といえば、フジテレビの夜のニュース「NEWS JAPAN」の特集コーナーでインタビュー映像が流れる予定があるそうだ。声優の人の個人的ホームページに、その情報が載っていたということなので、つまりは声のふき替えをするということで、来日した日か翌日か…テロップを用意する時間的余裕がないくらいのタイミングで放送されるんだろうな。

 もちろんEXPOでは、いろんな展示ブースをのぞいてまわるのも楽しみだ。そうだ、明日の夜は出展情報を、サイトでじっくり研究しようっと。


2月11日(木)

 雨の休日。どうもこのところ仕事で出かけてばかりで洗濯物がたまっているが疲労もたまっているので、家でゴロゴロ、ウサギのグレコと遊んで過ごすことにした。グレコもストーブにあたりながら、ヌクヌクしている。あ~、私もグレコも幸せ(しかし、石油ファンヒーターの温風にあたりながら目を細めるウサギっていったい…)。

 昨日仕事先で驚くことを聞いた。以前からこの日記で何度も“登場 ”している“Newtonユーザーでもあり、Apple20周年記念モデルMacを発売開始1時間後に電話予約して買ってクリスタルの林檎を持っている”例のスパルタカス氏(はー、一気に言うと息がきれる)が、iMacを買ったのだそうだ。< /p>

 正確には「品切れのため、入ってくるのは1カ月後くらい」とお店の人に言われ、予約したのだそうだが。< /p>

「いや~ウチの嫁さんが京都で急に思い立って『iMac買う』って言うもんだから…」思い立ったって、アナタ。 え? でもスパルタカスは現在、奥さんが使ってたのに、その奥さんが、またiMacを欲しいって? スパルタカスの立場はどうなる? 80万円のスパルタカス、iMacに敗れる。ゴ~ン。

「P1が発表されたら、どうするの?」と聞いたら

「Newtonという名前が付いてたら、買うよ」と言っていた。頑固な人だ。< /p>

ちなみにスパルタカス家が購入予約をしたiMacのカラーはタンジェリン。おお! 私のまわりでは、タンジェリン大人気!

 このところ忙しくてあまり丹念にネット上を見てまわっていないのだけれど「タンジェリンは不人気色」という表現をときどき見かける。え~、それはちょっと違うんでないかい? 売り上げが低い=不人気という言い方は、ちょっと待った! と思う。やっぱり男性がオレンジ色というのはちょっと…とブルーを選ぶだろうし、女性にもブルー好きは多いので、Blueberryがダントツの売り上げになるのだろう。でも、タンジェリンは個性的な色だけに根強いファンがいるのだ。5色のなかでタンジェリンとライムって、いちばん強烈でThink differentな色だと思う。そういえば、以前「怒涛のiMac購入記」を送って来てくれた“温州みかん”さんから「散らかった部屋に、タンジェリンのiMacは似合わない!と思って、マメに部屋のかたずけをするようになった」というメールを、その後もらった。タンジェリンには、そういう効果もあるのか。なるほど。

 ぐ~たらな休日を過ごす私とは違って、休日の大阪・日本橋はホットに「iMac買うぞ~」と腰の入った人たちで大盛況なんだそうだ。先日、メールで大阪・日本橋レポートを送って来てくれたX氏は、こう言っている。おお!タイトルまで付いている。では現場のXさ~ん、よろしくです。

iCandy、最新レポート

 またまた行ってしまった、日本橋。今回は妹のために、オスト・スイッチとiCatchというiMacのマウス・アダプターを購入するためです。日本橋に行くと、ついつい気になるのがiCandyの売れ行き。またもや、売れ行きチェックをしてしまいました。それにしても今、iMac販売店は大変なことになってますね。満員御礼! 私が生まれて初めてMac販売店に行った1997年の7月。お客さんはまばらで、店員さんにも「Appleはやばいです、倒産しますよ。買わないほうが良いですよ」と言われたあの日...。今となっては、その時が嘘のような、夢のような状況。どこのお店も押すな押すなの大盛況。まさに酸欠状態。特にSofmap、ニノミヤMac館は異様な熱気に包まれていました。iMac目当てのカップル、家族連れ等で溢れかえっています。どのお店も全ての色が完売状態で、予約待ちという状態でした。次回入荷はどうやら2,3週間後みたいです。それにしてもiMac、良いですねー。僕もだんだん欲しくなってきました。部屋に置くだけで幸せな気分になれるパソコン、ペットのような愛らしさ。こんなパソコンはiMacだけですね。iMacは「買う」のではなく、「飼う」という言葉がぴったりくるような気がします。ああ、一匹飼ってしまいそう...。今回のレポートは以上です!

 う~む。たぶんこのレポートの日は2月7日の日曜日のこと。今日あたりもきっと「どの色のiMacを飼おう」と選ぶ人たちで、酸欠状態なんだろう。ちなみにX氏、妹さんがiMacを購入し「どれどれ、お兄ちゃんがサポートしてあげよう」という状態なんだそうだ。X氏自身も「iMacの飼い主」になる日も近い…のかもしれない。


2月12日(金)

 あ~、またやってしまった。古い話(?)なのだけど、7日の日記でApple siderなんて書いていることに、今日になって気がついた。昼間、夫と話していて「 アップルサイダーってなに?」と聞かれたので、自信満々「ほら渡邊さんのホームページにもよく出てくる、Appleの予測記事満載のサイトの…」と言ったら、「あれは、アップル・インサイダーだよ」と指摘されてしまった。へ? よく見ると、たしかにApple insider。な~んだ、ずっとサイダーと読んでたもんだから「粋なネーミング!」と思ってたのに。アップルタイザー(南アフリカの会社が出している、リンゴ果汁100%の炭酸飲料)のタイザーとどう違うの?と、ずっと悩んでたのに。うーん。脳が筋肉痛(2月7日の日記、参照)。

 そうそう、そんなことより、Mac World EXPO Tokyo99だ。いよいよiMac Stationさんでは数日前からカウントダウンが始まり、Macお仲間探偵団さんのサイトではいろんなお祭り企画も盛り上がっている。Macお宝鑑定団さんではかなり前から「スティーブ・ジョブスの基調講演をスタンディング・オベーションで迎えよう」キャンペーンが展開されている。ああ! 練習しとこうかな、私も。ウエーブなんかも、やるんだろうか? よし、一応ウエーブの練習もしておこう。

 う~、行くぞ幕張! 待ってろジョブス! なぜか戦闘体制に入る私。あれ? でも幕張ってどこなんだろう? え~と東京ディズニーランドの近くだったよね。地図、地図、地図で調べなきゃ~。


2月13日(土)

を忘れていた。彼はチョコレート大好き人間なのだ。最近では「ポリフェノールが身体に良いんだから」という口実を見つけ、思いっきり食べている。虫歯が増えるゾォ。明日は、ちゃんとした洋菓子店にチョコレートを買いに出かけるとするかぁ。3~4年前からチョコレート界では生チョコ・ブームが吹き荒れているのだそうで、今年のバレンタイン商戦では特に、生チョコ売り場が目立つ。やっぱり、時代は“ナマ”ですね。

 と、わざとらしい前フリではあるが、話は生ジョブス氏へと移るのである。えへへへ。Mac World EXPO Tokyo99まで、あと5日。ウワサではコンシューマポータブル『P1』のデザイン案は何パターンか出来上がっていて、そのうちのどれをTokyoで発表するか、ジョブス氏本人が迷っているとか、いないとか。諸説入り乱れて、もう私の頭のなかもグッチャグチャだ。ねーねー、いっそ3パターンか4パターンあるうちのデザイン案を全部EXPOに持って来て「さあ、どれにするかみんなで投票して決めましょう!」なんてこと、してくれないかな? それでみんなで討論会して決めるのなんて、どうでしょー? ダメ? ダメですね、はい、すみません。

 そんなわけで(どんなわけで?)、『P1』に関するというのかなんというのか、先々週くらい前に、私の身の回りで起こったことに、またまた話は移る。仕事先の人が休憩時間中に、チラリとこう言った。

「あの~、iMacってカワイイですよね」

 その人(男性)は、見た目もすごく真面目な30歳そこそこのビジネスマン。日本の巨大企業の“常識”として、もちろんWindowsユーザーだ。仕事でもVAIOを持ち歩き、てんでMacには興味がないと思っていたから、その言葉にはビックリしてしまった。

「いま、自宅にはパソコンないんですよね」

「あれ? そのVAIOは個人所有じゃなかったんですか?」と私が聞くと

「うん、会社のなんです。いままで家に持ち帰って仕事をしたくなかったし、結構、デスクトップ機は場所とるでしょう? だから家にはパソコンがないほうがいいと思ってたんだけど、妻がインターネットとかしたいと言うし…ノートタイプにするかどうか迷ってるんだけど、iMacも気になるんですよね」

「あー、iMacはいいですよ。MacでもMS-Officeが使えるようになったから、会社ではWin、家ではMacって人、多いみたいですよ」

「ええっ!? MacでもOfficeが使えるんですか?」< /p>

「そうそう」< /p>

 それから彼の態度は一変し、なんか目がランランと輝き出した。ひぇ~、なんかすごい気迫で恐いよ~。

「スペックは?」「カラーもいろいろ選べるんですよね」「Macのことを知ろうと思ったら、オススメの雑誌は何?」と、矢継ぎばやに質問をぶつけてくる。しまいには

「iMac買うなら、日本橋ではどのお店がオススメですかね?」

ああ、すっかり買う気になってしまった、この人。

「家に置くにはデスクトップ機って、結構、邪魔じゃないですか? それで、iMacなら家のなかで目立ってても、インテリア的にもイケてるなぁと思ってたんですよ。いやぁ昨日までVAIOのノート買うぞーと思って、いますぐにでも買う気でいたんだけど、これで、グラリとiMacに傾いてしまった」

 おお~! ソニーの出井社長~、VAIOの売り上げをひとり潰してしまいました~。ごめんなさ~い。

 私のiMacトークも止まらない。

「ノートと言えば、iMacのノート型ともいうべき商品が、遅くとも夏までには発表される予定なんですよ」< /p>

「ええっ!? どんなものなんですかぁ!」

「いや~、まだその全貌は明らかにされていないんですけどね、昨年のインタビュー記事かなんかで、アップルJapanの社長が語ったところによると『VAIOを買った人が後悔するようなデザインであることは間違いない』そうですよ。今度東京で開催されるMac World EXPOで開催されるかもって、私、大騒ぎしてるんです」

「おお~!それを聞いたらますます、Macだなぁ。よし! その発表を待って、決めるゾ~」

 原田社長~、もう言っちゃったからね~。VAIOユーザーの期待もかかってるんだからね~。よろしくね。


2月15日(月)

 今日は午後から打ち合わせに出かけた。これが済んだらあとは幕張へ行く準備だけ、と思っていたのに急ぎの仕事が入ってしまった。明日、明後日で仕上げなきゃいけないそうだ。あれ? EXPOが終わってからだと思っていたのに。ひ~、明日は眠る時間があるんだろうか? そんなことを言いながら、Macお仲間探偵団さん主催の『名刺でちっす!』に参加登録をした。幕張のEXPO会場内で登録者が「ちぃす!」と声を掛けられたら、ティッシュを配る…じゃなかった(テレクラじゃないんだから)名刺を配るイベントだ。急きょ忙しくなった私の代わりに、夫が今日せっせと専用の名刺をプリントしてくれた。よくできた夫だ。昨日のチョコレートが効いた…のかも。

CONTENTS

このサイトは、インターネットでの発表以来iMacに魅入られてしまった私の「えへへ」な毎日や事件などを綴ったページです。購入前のワクワクや「なぜ、欲しいのか」という自問自答、発売当日のドタバタの様子に続き、買った後はドキドキしながらiMacと親しくなって、E-Mailを送れないと言ってはオロオロ歩き、新しいソフトを試しては「やっぱり快適やねー」と喜び、東にEXPOがあると聞けばS.ジョブス見たさに飛んでいき、西に極秘情報があれば「おせーて」と頼み込み…まあ、そういう出来事が次々と起こりました。これからは、どんな大冒険が…!?ワクワク。

おかげさまで「Mac Fanホームページコンテスト98」でメッセージ賞を受賞しました。わーい。

CONTENTS

またまた広告が載っている。あと4日で、近未来のフォルムがやってくる。8月29日、iMacアイマックがやってくる。ンコ店の本日10時から新台!みたいやぁ、思っていたよりも高級感があると感心している。

BOOKS
参考文献ってことではなくて、あっぷるとステーブ・ジョブス関連の本。

スティーブ・ジョブズ II

ハードカバー – 2011/11/2

ウォルター・アイザックソン (著),

井口 耕二 (翻訳)

講談社刊

スティーブ・ジョブズ II

ハードカバー – 2011/11/2

ウォルター・アイザックソン (著),

井口 耕二 (翻訳)

講談社刊

ロスト・インタビュー スティーブ・ジョブズ 1995

ソフトカバー – 2013/9/11

講談社刊

スティーブ・ジョブズ-偶像復活

ハードカバー

ジェフリー・S・ヤング、 ウィリアム (著),2005/11/5
東洋経済新報社刊

アップルを創った怪物ウォズニアック自伝

2011/11/2

スティーブ・ウォズニアック (著),

井口 耕二 (翻訳)

ダイヤモンド社刊

アップル・コンフィデンシャ2.5J(上/下)

2006/4/27

オーウェン・W・リンツメイヤー (著),

林 信行・他 (翻訳)

アスペクト刊

林檎の樹の下で ~アップルはいかにして日本に上陸したのか~

2011/10/17

斎藤 由多加 (著),

オープンブック刊

アップル宣言―クレイジーな人たちへ

1998/02

真野流・北山耕平 (翻訳)

三五館刊