Vol.42 新型iMacの関節ワザは?
新しいiMac(FlatPanel)のデザインの意味を、ずっと考え続けている。
写真だけでは、どうもイメージが湧かないというか。
「買う余裕ないよなぁ」という現実が「深く考えるな」
と後ろ髪を引くというのか(く~)。
年賀状だよ、人生は 12月23日(日)
疾風怒濤の忙しさを言い訳にして、去年は年賀状を出さなかった。すると親戚 のおばさんから「毎年イラストやウサギのグレコの写真入りのが来るのに。お前が入院でもしたんじゃないかと、心配した」と言われた。ううむ。普段からまめに連絡しないでいると、年賀状出さなかっただけで病人にされてしまう。今年はと、心に誓った。うちは夫がイラストレーターを使ってイラスト&デザインをして、私が文面 を作る。でも、宛名書きがねぇ。アドレス帳を見たり、去年のもらった年賀状を見たり「そういえば、この人たしか、夏に引っ越しハガキもらったよな」と思い出したり。去年辺りから、友人の「メールアドレス」も増えてきてメーラーのアドレス帳に思いついたとき入力してきたのだけど、住所や電話やメールアドレスやらの「データ」が、とっちらかっている状態だ。いままであまり興味のなかった「年賀状作成ソフト」だが、「データベース」としてひとまとめに整理するだけにでも便利かも。そう思って、調べてみた。
Mac用のめぼしいところでは「筆王」と「宛名職人」が、今年の2雄なんだそうだ。インターフェースを試してみようと、各社のホームページから体験版をダウンロードした。どちらも20M以上するんだけど、仕事場がADSLになってから、なんのためらいもなくダウンロードできる。ブロードバンドは、こういう日常を変える訳ね。
どちらも7桁郵便番号を入力すると、ピュッと住所が表示される。おおぅ。年賀状ソフトって、こんなに便利なものなのか。電話番号を入力したら(たぶん、電話帳に記載してる人のみ?)住所と氏名が出てくる場合もある。そのうち、名前を打ったら「好物はたこ焼きとチョコレート」とか「性格は、イジワル」なんてことまで自動表示される時代がやってくるかもしれない。それとも「疎遠になってる人が増えてるよ。もっと、マメに友人関係、築きなさい」って、忠告されたりなんかして。まさかね。
機能的にはまあどちらも、ほぼ互角といった印象だ。「筆王」は、ものすごい量 の素材データ満載。キャンペーン・ガールの小池栄子フィギュア付きも限定パックであって、かなり惹かれたのだけど(好きなんです。ゴールドのビキニ姿であごをクイを突き出し、男を小馬鹿にしたナマイキなまなざしが、カッコイイ~)、うちは「素材」を自分たちで作るし、入力・作成のアプローチやインターフェースは「宛名職人」のほうがMacっぽいと思ったので、「宛名職人」にした。ちなみに「宛名職人」いまiMacを買うとバンドルされてくるが、私が買いに行った店では「MacOS9版」は売り切れだった。2軒目でも最後の1箱だった。すごい人気?
そんなわけで、現在セッセとアドレス帳作成中。肝心の「裏面 」は、ふふふふ。もうできたのだ。昨年、中古で買ったまま活躍の機会のなかったアルプス電気のMD-5500で(!!)、ガッシャンガッシャン刷っているのである。
大晦日 12月31日(月)
なんだかんだいいながら、もう大晦日なんである。クリスマスの出来事(後日追記:「ある程度人が混んでる状態を味わってこそクリスマス気分だよね」と、あえてイブの夜に出かけた私たち。神戸ルミナリエを見て、トアウエストでお茶を飲んで....と目論んでいたが、ルミナリエ行列はクネクネと1Km以上続き、通 り一本渡ることもままらない状態だった。結局、夕飯の買い物だけして帰ってきた。いや、イブの人混みをナメたらいけません。反省)。スキャナのその後について書きたかったんだけど......もう、大晦日だ。ここ数日は、年末の買い物、大掃除、年賀状の準備、整理整頓(?)と、久しぶりに主婦らしいことをして目が回っていた。いやー久しぶりに掃除をすると、やり応え十分です。苦笑。ウサギのグレコも普段の私の意気込みと違うことを察し、逃げ回っていた。さすが、動物的カンは鋭いのだ。
年賀状といえば「宛名職人」。ユーザー登録をアジェンダのホームページでしたら「毎月抽選で、素敵なプレゼント」という商品が、たこ焼き機とか充電式コンパクトクリーナーとか、ホットサンドメーカー等々、えらい所帯っぽい景品だった。やはり、一家の年賀状の準備は主婦の役目という訳か。
そんなわけで、年末恒例(去年は行けなかったけど)バー・れてぃしあのカウントダウンに行ってきま~す。今年も、ありがとうございました。
明けました。おめでとうございます 2002年1月7日(月)
明け切ってしまいましたが、おめでとうございます。
今年は「飽きるまでダラダラしたおすぞ~」と心に誓った通り、本当に家でダラダラしていた。なにしてたんだろう? 思い出してみるが、いきなりナゾにぶつかってしまう。大晦日の夜からして、記憶が定かでない。たしか「コヨーテ・アグリーじゃぁ」なんて言いながらバーのカウンターに入って騒いでいたような気がするが(ちなみに「コヨーテ・アグリー」はやたら元気な女性がいっぱい出てくるアメリカの映画)。詳細はナゾである。元旦は夫が「風邪ひいた」と1日中不機嫌な顔で寝ていたので、私もほとんど誰ともしゃべらずTVを見て過ごした(さびしー)。2日はふたりして10時間時代劇TVドラマをとびとびで見た。3日はデパートにでも出かけようとしたのだけど、車に乗った途端夫が「風邪でしんどい」と言いだして引き返してきた。4日は私が風邪を引いてしまった。うう~ん、なんかこれ以上思い出すと悲しくなるな。でも、思いっきり休養をとったので早寝早起きの習慣が身についた。っていうか、イヤっちゅうほど寝たのです。えへへへ。
ところが、ここへ来て、困った事態に陥っていることに気がついた。今夜のキーノートでの「ド肝を抜く」驚くべき発表の瞬間。スタートは、日本時間の深夜2時。いつもなら「私の時間バリバリ全開」なのだけど、11時には瞼が閉じてしまう今の状態では....。うう~ん、どうしたもんでしょう。
でもね。見てしまったのですよ。Mac WIRE Onlineに載っている「カナダ版TIME」のフライング(?)写真。こんなの出ちゃったら今日のジョブスは機嫌悪く登場するんだろうなぁ。おお怖。いやジョブスは怒るだけで済むけど、周りの人はそれで済まないからカワイそうだなぁ(周りのひとでなくて、よかった)などと、まず、そのことが気がかりになってしまった心配性の私。せっかくEXPO開幕の前日にキーノートを設定して、準備万端整えてたのに。ああ、でも、ますます見たくなってしまうではないか。第一、これってモニターと本体は、どうやってつながってるんだろう? ああ、でもダメ。夜2時なんて、とても起きていられない。ああ、でもでも今年は仕事場のブロードバンドでスイスイQT放送見れるのよね~。うう~ん、どないしよと迷いながら現在、夜の11時。まだ仕事場にいるのである。いやん。
またiMac500円玉貯金スタートじゃぁ 1月8日(火)
首振りiMacを巡って、首はタテに振られるか? 1月10日(木)
お久しぶりのスパルタカス氏なんである。今日の昼下がり、ハーブティを飲みながら(と言うと優雅に聞こえるが、仕事で会ってた)やはり話題は必然的に新iMacになったのであった。うん。必然的。スパルタカス氏としては必然的に「すでに速効、1クリック済み」と思ったが、まだ「待機中」なんだそうだ。
スパルタカス氏「まだ(奥さんの)お許しが出るのを待ってる最中」ふむふむ。首振りiMacだけに、首をタテに振ってもらうのを待ってるワケね。う、我ながら、しょぼいギャグでゴメン。
ス「田中さんこそ、1クリックしてないのん? 全国の人が『アノ人、また今度のiMacも買わはるのかな?』
って、待ってるよ」
う。いつもながら京都弁は、ミゾオチにキリリと入り込む(ちなみに「買わはる」というのは「買う」の丁寧語。いや尊敬語かもしれないが、日常的に使うと丁寧語くらいのニュアンスなのだ)。そうなのよぉ。いや、全国の人はともかくとして、タイトルが「最愛のiMacえへへ日記」だというのにこのところトンと家のiMacを触る機会がなく、iBookばかり使っているもんだから困っているのだ。このままだと「看板に偽りあり」と公正取引委員会から不正競争防止法で捕まるんじゃないだろうか、査察が入ったらどうしよう? と、ヒヤヒヤしているのである(って、そういえばアップルにも入ったアレ、その後どうなったんだろう?)。iMac第2章が始まったというのに、私は、いつ新iMacを手にすることができるのでしょう? と、私もすっかり、どうやって買おうという算段に入っているのが恐ろしい。
ス「そんなことより自慢したいのは、ボクのミニモニ&モーニング娘。仕様のiPodやねんけど」
そうなのだ。昨年末、スパルタカス氏に会ったとき「見てみてー。ボクのiPod」と見せてもらったのだが(しかも、そのときは時間がなくてうち合わせさえブッチ切りだったというのに、iPodを見せてくれることだけは怠りなかった)プレイリストは、ミニモニ、モーニング娘。のオンパレードだった。なんでも歌はもちろん、ミニモニが出演した「オールナイト・ニッポン」はカンペキに揃っていて、いつでも聞ける体制なんだとか。ええっ? いつでも聞ける体制って、いつ聞くのだ? スパルタカス氏の底知れぬ 奥深さ。
待ってて新型、立ち上がってSeiden 1月11日(金)
Seidenが民事再生法の申請をしたというニュースが流れたのは、1月8日の夜。営業は今まで通 り継続しているというし、私もしみじみしている場合じゃない。ひとまず黙ってられなくて、ちょっと一言。
4年前の夏。初代iMacを買ったのも、昨年の夏にiBookを買ったのもSeidenだった(iBookを買うときポイント3倍付けをねらったのだが、まさかアレがイケなかったの? くー)。私にとって「買おうか、買うまいか」迷うステージであり、「買えないけど、エエよなぁ」と眺めに行くのが常にSeidenだったのだ。
今日の夕方、TVニュースで社長の会見を映し出していた。「民事再生法を申請することで、神戸のイメージダウンになるのではないかと最後まで悩んだ」というようなことを言っていた。唇が震えていた。誠実そうな経営者が苦悩する姿ほど、胸がつぶれる光景はない。
Seidenは6割の店舗で震災の被害を受け、その復興費用(100億円らしい)が負担になったそうだ。しかも震災後、ずっと消費不況が続いた。さらに関東系の郊外型大型家電量 販店が押し寄せてきた時期にも重なった。新型iMacが発表された日に(いやSeidenはMacだけ扱ってるわけじゃないが)皮肉なタイミングというか。私も余裕さえあれば、すぐにSeidenで新型iMacの予約を入れるところなのだが。余裕のない我が身が、うらめしい。いや。今日も私は小さなことからコツコツと。500円玉 貯金を続けよう。なんとか貯まるまで、新型iMac、そしてSeiden待っててね。あ、余裕のある兵庫県民は、私の代わりに(?)ぜひSeidenで買ってあげてください。
今年も1月17日が近づいてきた。アナウンサーは「震災の爪痕は、まだ終わっていない」と言っていたが、違うのだ。震災の打撃は、年を経る毎にボディーブローのように効いてきて、ますますヒドイことになっている。
楽しいことを考えよう 1月12日(土)
昨日は、かなりしみじみしてしまった。今日は『Mac Life』廃刊のニュース。ううむ。不況という字を書くだけで、ヤクが染みつきそうでイヤだったのだが。ノドの奥からイヤ~な時代の苦みが押し上げてくる。それでなくても、このところ落ち込んだり、ため息の多い日々。ため息をはいたまま、吸い込むのを忘れて窒息しそうになっているのに(単にマヌケなだけか?)。いかんいかん。破壊の跡には、創造が続くと信じて明るく生きよう。景気のいい話(?)もある。現在月産60万台の任天堂ゲームキューブが4月から100万台体制に入るのだとか。その理由が「半導体などの部品の供給がスムーズになったこともあり....」と新聞に載っていた。半導体? 新iMacのCPUがG4になったことで、G3が余ってるとか?
3年半ぶりにiMacが生まれ変わり、私がず~っと前から「欲しい欲しい」と言っていたデジカメ画像の整理・閲覧ソフトが『iPhoto』として出たり、私がズーッと「もう少しモニタが大きくて文字が大きかったら目が疲れないんだけど」と思っていたiBookファミニリーに14インチモデルが追加されたり、デフォルトの起動OSがOSXになったりと、これは、もうまたとないお祭り騒ぎではないか。落ち込んでる場合じゃないぞ。いや、落ち込んでるわけじゃなく、まだ情報について行けていない状態。実は発表の夜。OSX対応ソフトの説明のあたりで、もう起きてられなくて寝てしまった。それでここ数日、MacWireで復習の日々なのだ。
新しいiMac。鏡餅とか雪見大福とか、バレーボールとか、キテレツ大百科とか、巨大豊胸パットとかいろいろ言われているが(いやキテレツ以下は、誰も言ってないか)、私は理屈抜きで見た瞬間、全身の毛穴から「欲しい!」という空気が吹き出した。自宅に1台、仕事場に1台、夫も珍しく「ボクも欲しい」と言っているので計3台欲しい。欲しい、欲しい、欲しい。なんつって。でも、それだけで終わっちゃうのもシャクなんで、なんとか理屈を考えてみようと思う。
第一印象で、思い浮かんだ言葉は「パブリックな洗練美」。白さが大きな原因かもしれないが、病院とかお店、公共施設など、パブリックなシーンで使われるのが似合う美しさだと思ったのだ。窓口に、チョコンとコレが置いてある。訪ねてきた人は上下左右、そして前後にクビを動かせるモニタを見て、フロア案内を確認したり、受付登録をする。そんな姿を横から見ると、きっとユーザーとiMacは対話してるように見えるだろう。しかも本体(モニタにとっての台座というのか)、下の部分は半球形。初代iMacが持っていた、撫でたくなるようなカワイサを残しているので、初めてコンピュータを触る人でも「怖くない」という安心感を感じることができる。
かつて「ボディに色がついた(しかも透けてる)コンピュータなんて」と、ドギモを抜いたiMac。今度も、ボディが半球形である必然性は何もない(むしろ技術上は、困難のほうが多いのかもしれない)し、技術の進歩=小型化への流れだという風潮に対しては「不必要なデザインだ」と批判されるリスクもあると思う。でも、少なくとも、これだけは言える。
こんなコンピュータ、見たことない。
まだ見たこともない未来を、いつも見せてくれる。そんな会社が世界に1社だけあるだけでも、そして私たちが、その製品のユーザーであることが、この時代、とても幸せなことなのだ。うるうる。
お腹いっぱいメモリだ 1月15日(火)
MacOSXがデフォルトの起動システムになったというニュースは、いよいよ、とうとう、なにがなんでも「今年からはOSXに移行してもらいまっせ」というAppleの意志の表れだと思う。いやAppleは関西弁で宣言はしないけど、関西人の私は、そう受け取ったのだ。
「メモリが少ないしぃ」とか「メモリ増設するには、iBook開腹しなきゃいけないし」とか「開腹して壊すのが怖いし」と躊躇のドミノ倒しで尻込みしていた私だが、昨年末、トイコムのメモリセールで256Mを衝動押ししたのも、自然な流れである(いまから思えばSeidenさんゴメン)。ついでに夫のG4用516Mも購入したので、夫も文句は言えまい。
それが今日届いた。いや本当は「年明け10日以降に送ってね」と申し込んだのだけど、不在時に届いたため受け取りが今日になったのだ。手を洗い、金属を触り(静電気が起きやすい体質なので、こうやって電気を逃しとくことだけは忘れない)iBookのキーボードを外す。AirMacカード設置部分のプレートにある2本のネジを回して....という段に来て、適応するドライバーがないことに気がついた。
メガネ用ドライバーでOKと思っていたのに、ネジ穴のほうが小さい。慌てて東急ハンズに買いに走った。iBookも持っていった。「使えるかどうかをネジに当ててみていいですか?」とレジの人に聞いてみる。おデコの部分がビリー・クリスタルに似た男性店員さんが「どうぞ、どうぞ」と言ってくれた。
「アップルだったら、星形ドライバーじゃないんですか?」というビリー氏。
お、お兄さん、古くからのMacユーザーですね、と少しうれしくなった。
結局、iBookの小さなネジを回すには、先端サイズ「+000」という絶縁精密ドライバがいいことがわかった。
220円なり。持って帰って作業再開。ネジを外し、AirMac用のケーブルを横によけ、プレートを外す。すると、メモリ増設スロットが現れる。そこにサクッとメモリを差す。「壊したらどうしよう」と恐れていたのがウソのように、スコンと簡単に作業は終了してしまった。これで私のiBookは、384Mになった。OSX10.1もドンと来いなのだ。毎回思うことなのだけど、私史上最大のメモリ搭載量
。つい2年前までは、内蔵HD350M のMac(LC630)を仕事場のメインマシンにしていたのに。月日が経つのと、メモリの足は速い。
さて、続いてOS9とOSXのバージョンアップだぁ。
水は左から右へ流れる。ゆっくりと 1月16日(水)
昨日メモリを増設し終わって、OSのアップグレードをしたのだが、OSX10.1のインストールって、小1時間もかかるのね。知らなかった。それとも、私だけだろうか? 処理の経過状況を示すアクアなバーが、波打ちながら、ゆ~っくりと伸びていく。その姿は、たしかにキレイ。うん。これからは徐々にOSXにしていこうという気分が盛り上がる。
インストールが終了したら、自分で勝手に再起動するのには驚いた。便利といえば便利なんだろうけれど、MacOSのちょっとドンくさくてカワイかった性格が、変わってしまったなぁとも思ってしまう。
それにしても、ここ1年のMacは、ちょっと気を緩めるとすぐにOSのアップグレードに乗り遅れてしまう。「このCD-ROM以降もたしか、またあったよなぁ」。そう思って、いままであまり触らなかった「ソフトウェア・アップデート」をクリック(これはOS9上でのこと。OSXでは、これも自動で聞いてきて、OKを押すと自動でアップグレードやらIE5.1のセキュリティホールを修復するアップグレードやらをしてくれた。気の利くアクアなんである。それにしてもOSXでは、まだインターネット設定してなかったような気がするのだが、なぜにつながったのか? 不思議)。ADSLにして良かったと思うのは、こういう時だ。ダイアルアップだと、つなぐ時間帯(速度にかかわる)とか時間(通 話料にかかわる)が気になって、なかなか手が出なかった。
そんなワケで、やっと私のiBookも「最新バージョンのOS搭載」になった。ふふふ。これでやっと「iPhoto」を使えるぞー。そうなのだ。私、「iPhoto」をダウンロードして、使いたかったのだ。でもでも。すべてが済んでから、重大なことに気がついた。HDの空き容量 は、すでに4Gを切っている。うう~ん。とりあえずiTunesのサンプルデータを捨てるかな。うう~ん。
な、な、なぜだぁ~!? 1月20日(日)
日曜日だけど、365日24時間営業の出力センターにカラー出力を持っていった。365日24時間営業なのに、室内の一画に電気が灯ったまま、店は閉まっていた。なぜ? こんなことって、あり? ガラス越しに覗いたかんじでは(シャッターが閉まってるワケじゃないので、休業日には見えない)「作業途中でしたが、いま遅い昼食に出ています」って状態なんだけど、なんの張り紙もない。1時間ほどあとにまた行って見たが、誰も帰ってこなかった。そういえば、ここは以前にも、何の予告も張り紙もなしに閉まっていたことがあった。昨年のお正月明け早々。4日に200ページ出力の予定があったので、前もって「予約」を入れておこうと行ってみたら、閉まっていたのだ。ああ。IT時代ってのはホントに来てるのか?
コタツ猫したい 1月22日(火)
ヒマになった。どこかにフラリと出かけたい、たとえば大阪にiMac先行展示を見に行きたいと思った(梅田のヨドバシカメラは終わったけど、ニノミヤは今月いっぱいまで展示しているそうだ)。でもドアを開けたとたん「さぶっ」と部屋に引き返してしまった。ああ、根性なし。
注文の多いOSX 1月24日(木)
念願のiPhotoをダウンロードした。こうなりゃイヤが応でもOSXを使うだろうと自分の首に鈴をつけよう、という目論みもあって。えへへ。OSXではまだインターネット接続設定をしていないので、9.22でダウンロードしてOSXで再起動。アクアの見た目は美しいが、まだまだ使い勝手には慣れない。いままだならHDをガバッと開けて「右下のほうに置いたんだよな」と感覚的に探せたんだけど、OSXでは「コンピュータ」とか「ホーム」とか見慣れないモノが出ている。(しかもデスクトップ上にテキトーに保存してるデータは、OSX上では見れ倍)。あちこち開けて「iPhotoのインストーラー」データを探す。なんか、かくれんぼみたい。「階層」の概念が徹底されているんだろうけど、その感覚が私のと少し違う上に、ルールがクリアに頭に入っていないので、ワケわかんなくなってしまうのだ。
小学生の時、算数の時間に「集合なんて授業、なんの役に立つんだろう?」と思ったが、なるほど。OSXを使うときに役に立つのね。結局、デスクトップ(?)上のHDを開き、「え~っと、どこにデータ仕舞ったかな」と探し出した。そしてインストール。OSX上で使えるアプリがあると、ワクワクしますな。では、昔撮った写 真を整理してみよう!....と思ったら、「OSX10.1.2になってないので、使えない」と警告された。まだだったのか。う~ん、まだ進めないのか。
こうなりゃ改めて「OSXでもネット接続」できるようにと、ADSLの設定をチェック。ついでにエクスプローラーで、このページを見てみた。(デフォルトの)書体が違う。なんかゴシック系で「自信たっぷり」みたい。うえ~ん。いつまでも自信もてずにオロオロしてるのに。
ソフトウェア・アップデートを起動し、10.1.2にした。インストールしたと思ったら、その後「~を最適化中」っていうバーが現れ、また長いんだ。おまけに、まだまだ「アップデータが必要なソフトを見つけました」と言ってくる。なんかチョコマカと、HDの残り容量 が減っていくよう。iPhotoに進むまでに、いろいろとOSから注文をつけられている状態。
自習の週末 1月25日(金)
今日もOSXのお勉強。iBookのマニュアル本やOSのアップグレードパッケージについてきたマニュアルを読みながら、わかったような気になっている。iTools設定。iTunes2.03にもアップグレードした(ああHD残量 が...) 。
情報ハイウェイより土木ハイウェイ? 1月29日(火)
昨日深夜に、AppleやAppleStoreから「デュアルなPMG4出たよ」のメールニュースが届いた。ううう。夫のG4-400。あまり使ってないのに、もはや何世代前なのかもわからないくらいに古くなってしまった。諸行無常じゃ。
それはそうと昨夜9時過ぎ。重たい画像データを急遽、送信しなきゃいけなくなった。
「圧縮しても84Mなんですけど.....」
「ウチの会社、メール受信の限界が1人あたり15Mまでなんで.....」と先方。
「んじゃ、14Mずつ分割して送りましょうか? 6回に分けて」
「いや.....あの」と、なぜか電話の向こうでモジモジしている。
「先程14Mを3~4分で送れたから、全部で30分もあれば済むと思いますけど」
「いや、あの。ウチの会社、ISDNなんで」
「あ64kbps............」
あちゃー。ちょっと自分とこがブロードバンドになったからといって、イヤミなこと言っちまった。いるんだよね、こういう自分勝手なヤツが。あ、それは、私ですか。えへへへ。昨年の夏iBookを買うまでは、私はまだ28.8kのモデムを使っていて4Mのデータを受け取るのに40分以上かかってたのにな。
「うちは、遅くてすみません」とずっと思い続けていたので、ADSLになってもその意識が抜けない。それで、ヨソ(とくに会社)は「もっとスゴイんだろうな。きっと光ファイバーがフツウだろうな」と思いこんでいたのだ。先方は、大阪のビジネス街のど真ん中にある大きな会社だし。ADSLは、こんな逆転現象も起こしているという、不思議。
「え~と。え~と。んじゃ、MOに入れて車で持っていきますぅ~」
高速を走って30分。ISDNよりも、うんと早く、データは大阪に届けることができたのだった。情報ハイウェイより、リアルな土木ハイウェイやね。
久しぶりの夜中のドライブ。実は、とっても楽しかったっす。
新型iMacの関節ワザは? 1月30日(水)
中之島(大阪のビジネス街)を歩いていて、カモメ(ユリカモメ?)の多いことに驚いた。人が近づいても逃げない。マルマルとカラダをふくらませ、川岸の鉄柵の上に10羽ズラリと並んでとまっていた。
「ん? なんかに似てる」このマルマルとした白さ。あ、新iMac。
新しいiMac(FlatPanel)のデザインの意味を、ずっと考え続けている。写
真だけでは、どうもイメージが湧かないというか。「買う余裕ないよなぁ」という現実が「深く考えるな」と後ろ髪を引くというのか(く~)。アノ妙にフンワリと膨らんだかたちのせいか、白い色のせいか、重量
感としてのリアリティが湧かないの。
ユーザーフレンドリーな感じは、今度はどの部分で感じられるんだろう? あのマルみ? それとも「フレンドリー」とは、ちょっと違う主張をしているの? クビの部分を動かす感触は、どんな具合? 大阪のヨドバシカメラで「ガラスケース入り展示」を見た私の友人は「デカい」と思ったのだそうだが、うう~ん。はやくナマモノを見たい。
いつもより強めに押してみました 1月31日(木)
毎日、仕事場に着いて最初にすることは、Macの起動。1台のモニタで2台のMacを使っている夫は、まずPM7300を起動し、続けてG4/400のスイッチを押す。ところがMac二股生活をはじめるようになって、G4が一発で起動したことがない。
「ジャ~ン」という音がして電源が点灯する。「ヒュウ~ギリギリギリギリ」とガンバっている音もする。ところが「ひゅ~ん。ヘナヘナヘナ~」という音ともにあきらめてしまうのだ。画面 は、暗いまま。リセットスイッチを押しても「再起動」できない。結局、夫はモソモソとG4の後ろにまわりこんでコンセントを引き抜く。それを2~3回やって、やっと起動。こんなのを毎日見ていたら、私までイライラしてきた。なんとか、ならんのかぁ? でも原因がわからん。
ところが今日。ジャ~ン。初めて1回で起動した。おお感動(なんで、こんなことで感動しなきゃなんない?)。昨日までとドコが違うのか、これでやっと、原因もつかめる....?
「いや。ついてくれ~と念じてながら、いつもより強い力でスイッチを押しただけなんだけど」と夫。うう~ん。Macには、まだまだ前人未踏のナゾがあるのか?
Steve Jobsという職業 2月1日(金)
Mac WIRE Onlineを読んでいて、初めて気がついた。左に並んだ「ニュース」や「コラム」と同格に「Steve Jobs」というリンク項目が。開けてみるといままでの言動が、一覧できるようになっていた。な、な、なんか。スゴイ。神の言葉か、師のたまわく、って感じ。「アノときこう言ってたのに、翌月ぜんぜん反対のこと言ってるぅ」なんて証拠もバッチリ(!?)。ここまで世界中の人の耳目を集めるSteave Jobsという存在って、ストレスたまるだろうなぁ。
気になるデータ 2月4日(月)
といっても小泉内閣の支持率とか、株価バブル後最安値更新ってことじゃない。新iMacの出荷状況とか、予約台数とか、14インチiBookの人気データはどのくらいかとか、そういうのでも全然ないので恐縮ですが。先日「盗難車の車種別 TOP10」というのが発表されていて、ベンツとかシーマの高級車に混ざって、なぜか5位 にシビックが入っていたのだ。 うちはシビック。やっぱり2年目に青空駐車場に停めていて盗難に遭いかけた(エンジン・キーの穴がつぶされた。警察に届けたら、指紋検出のパフパフをされたが、その後“捜査の進展”は、なさそう)。なぜ、こんな大衆車を? 盗みやすいの? 車両ドロボーの入門マニュアルにでも載ってるの? それとも「通 のマーケット」があるとか? ちなみに今は5年以上乗ってるので、盗んでもタダ同然。ドロボーさん狙わないでね(と、こんなとこで呼びかけて、返事されたらコワいけど)。
新種リンゴ、世界を駆けめぐる? 2月9日(土)
ちょっとだけ忙しくなって、また更新が滞ってしまった。早速「新iMac申し込んでしまいました」のメールももらったのだけど(き~! 刺激されてしまうぅ~)それはまた明日、紹介させてもらうとして。久しぶりにApplele 新種林檎研究所さんところに行ったら、いろんな話題が載っていた。まず、Cubeの変種「Tube」の発表(?)。いつもながらの「ホントみたいな存在感」に驚いてしまった。いや「ホントみたいな」というのは、的はずれな言い方だな。私が好きなのは、Appleの存在するデザインに賞賛の意を表しつつ、ギャグというのか、お笑いが必ず盛り込まれているところだ。 「Tube」も、「モンスターズ・インク」の一つ目モンスターを思い出してしまう。
でもって最近Wired Newsにインタビュー記事が載ったらしい。おお。日本産リンゴ改良種、世界を駆けめぐる。行け、農林13号(なんのこっちゃ)。いや、行くのは私でした。はい。リンクをたどってみると.....うっ。英語。しかし日本語訳でも読めるので助かった。なんか翻訳文はカタいけど、世界の有名デザイナーも大絶賛って感じだ。それにしても。企業から依頼されたわけでなく、企業に積極的に売りこむという目的でもなく、あくまでも「一個人が楽しみ」でここまでやってくれるとは。Appleというのは資本主義社会史上、特別 な存在じゃないだろうか。以前、食品会社に勤める私の友人が「消費者が新製品をアレコレ考えたり、気をもんでくれる会社があるなんて。ほんとうに幸せだよな」と言っていたが、私もそう思います。
うさぎCAPSの仕事。
LOFTのための
クリスマスシーズンのイラスト、5点シリーズの1点。