Vol.44 行って来ましたiWeek

這ってでも行け」と極私的iMac 簡易紹介ページさんが

言ったので、4月29日は「這って行った記念日」。

いや違った。行って来ましたよiWeek。いや~最終日に行かなくて、

どうしますか(と、とたんに大口をたたく)。

出会ってしまったら… きょわぁ~!4月18日(木)

 この1週間か10日ほど。やたらめったら、「新しいiMacに出会ってしまったら…」のCMに出会ってしまう。最近、あまりTV見ないのに、出会いまくりなんである。大量 供給体制が整って、スポット広告大量投入! ってとこなんだろうか。
 このCM、Apple歴代のCMのなかでも、メッセージ性、ユーモアとも、いちばんの出来じゃないだろうか。首を上下左右前後に振って、最後にはベェ~と舌を出すコンピュータなんて、あ~た。これを見て胸がキュンとならない人がいたら、会ってみたいもんだ。「お、新しいペット型ロボットかぁ」と思う慌て者が、いるはずだ。(え? いないって?)

 いままでのAppleのCMって、機能・効能とかを一切しゃべらずにスタイリッシュに決めてきた。今回のも同じ路線なんだけど、商品そのものがスゲェ特徴を持っているから、路線と中身がピタッとはまってるのよね。ちなみに、むか~し昔、ケビン・コスナーが無名時代に、さるパソコンのCMに出演していた! という話題をTVで見た。そのとき、ちらっと映ったのがApple2かLisaだったような気がする。横長の一体型コンピュータで画面 にメニューバー あったこと、そして犬とジョギングして帰ってきたヤンエグ(古っ!)のケビン・コスナーが立派な書斎でコンピュータに向かうっていうファッション性が、Appleっぽかったので、そう思ったのだ。うう~ん。だれか、このCM知ってます?(といっても、当然このCMはアメリカでしか流れなかったモノだろうけど)。

 話は全然変わるんだけど、私には1年以上、出会えなかったものがある。ドラマ『トリック』の最終回だ。『トリック2』が今年始まって終わってしまったというのに、前作の最終回を見そびれたままだった。以前、それを書いたら「録画ビデオ貸してあげるよ」といってくれた人が何人もいたのだけど「いえ、いずれレンタルビデオになるだろうから、それで借りて見ます」と断った(あのとき、ナマイキにも断ったことをずーっと後悔してました、はい)。たしかに、すぐにレンタルビデオ店でビデオとDVDが並ぶようになった。ところが! 待てど暮らせど、曜日を変えてのぞきにいっても、いーっつも貸出中。ほんとは「DVD第5巻」なんてなくって、パッケージ自体がトリックなんじゃないかぁ? と疑っていたのだが。うう。やっと、やっと、レンタルできました。出会いたかったよう。てなわけで、今夜はは、これから堪能だぁ。えへへへへへ。


カリフォルニア州のソーダ税 4月22日(月)

 私は炭酸飲料が大好き。この季節に入ると、とたんにノドが炭酸のシュワシュワ~を求めてしまう体質だ。ところでカリフォルニア州議会が「子供の肥満は、炭酸飲料が原因だ」として、1ガロン当たり21セントの税金を検討しているとか。いや~私、カリフォルニアに住んでなくて、助かった。コーラ好きのビル・ゲイツだと、カリフォルニアにもしょっちゅう出張(?)するだろうから、かなり納税することになるんだろうな。うっ、まさか、ひょっとして…ビル・ゲイツをいまも独禁法で訴えているカリフォルニア州の本当の目的は、これだったりして。まさかね。

 そういえば以前、ダイエーのフードコートで、ビル・ゲイツそっくりの若い白人男性を見かけた。コカコーラを飲んでいたので、ますます「ホンモノ!?」と思ってしまったのだった。まさかね。


出会ってしまった人たち 4月23日(火)

 「新しいiMac、ウチにもやって来たよ」というメールを何人ものひとからもらったのだけど、悔しいから書かない……じゃなかった。ついタイミングを失したまま1~2週間たってしまい、ますます書きづらくなってしまった。くー。なんか、おどおどしてる私。買えないと、なんだか妙に気弱になっちゃって困ったもんだ。きー。
 でも「大量供給体制が整った」というアナウンスは、ホントみたい。「ナマ・マシンを見ないまま申し込んでから1カ月。やっと来た」という人も、「店頭で見て2週間後。ふと我に返ったら新iMacが家にあったんだ~。でもキレイだ」という人も、4月10日過ぎに着いている。ってぇことはぁ、いま申し込んだら、すぐに…いかんいかん。気弱なのに、すぐ、気だけは大きくなる私なのだ。


これが、あの、有名なニコン D1 4月24日(水)

 先日、近所のローソンに行こうと夫とふたりで歩いていたら、夫の同級生に会った。カメラマンをしている人だ。
「今日は天気がいいから、このあたりの風景でも撮っとこうと思って」
うちの近所は煉瓦の塀や異人館が残っている観光スポット。撮影スポットでもあって、季候のいい時期はイーゼルに絵筆という人も多い。「じゃあ、撮影が済んだら、うちの仕事場にお茶でも飲みに寄って」と夫が誘った。

 で、ホントにお茶しか出さなかったんだけど、いろいろ世間話をした。
「仕事で、デジタルカメラ使うことある?」
「あるよ。コマーシャル写真だと、撮ったその場でiBookにFireWireで吸い込んで、スポンサーにすぐ見せられるし。でも、よく接続中にフリーズ起こすんで、メーカーに言ったらFireWire部分の基盤を代えてくれたんだ。それでも状況は変わらないから、困ってたんだけどMacのOSを9.2.2に上げたら、ピタリとなおってね。な~んだ、って感じ。 あ、そういえば今日持ってるコレも、デジカメだよ」

  おお。初めてナマで見る、プロ用デジカメ。でかいプロ用一眼レフ銀鉛カメラに、さらに底の部分に「建て増し」したみたいなでかい(バッテリー部分だそーです)かたまりがついている。 ほー。ニコンD1/60万円! というのが発表されたとき、写真だけでは見たことがあったんだけど、これは、ニコンD1Xなんとかなんだそうだ。着いている液晶画面 も、なんか私の200万画素のものより、うんと色が濃い(当たり前か)。 持たせてもらったら見た目ほど重くはなかったが、モノに触ると不思議と壊す体質の私は、怖くなってすぐに返したのだった。


今年は早いiWeek 4月26日(金)

 そうだった。関西のiWeekといえばゴールデンウイーク。違った、関西のゴールデンウイークといえばiWeek。今年はいままでで一番早い(?)開催で、もう明後日。ぼけーとしてた。しかも今年の会場はOBP(大阪ビジネスパーク)だ。私は去年まで、この地域のある商業施設のPRの仕事をしていたので、よく知っているのだ。だからって、なんのギャグも思いつかないが(いや、別 にここでギャグは必要ないのか)。そうそう。明け方の読売テレビでは、脇浜アナウンサーの声でiWeekの告知CMも放送している(寝ぼけながら聞いているので定かではないが、たぶん新iMacの画面 に去年の会場写真を合成したようなビジュアル。ちなみに、そのiMacは踊ったり舌を出したりしない静止画だ…と思う。なんせ5時前の放送なもんで、寝ぼけながら見ているのだ)。

 今年は桜も驚くほど早かったが、昨日NHKで京都の桜守で有名な佐野籐右衛門さんのドキュメンタリー番組をやっていた。私は、この人を2度取材したことがある。私みたいな娘っこ(!?)が取材したときと大NHKの取材と、ぜんぜん口調も態度も変わらない映像を見て、ますます好きになってしまった。佐野さんの家には、全国の銘木といわれた桜の分け木が何十種類も植えられている。各地の“オリジナル”が枯れてしまっても、ここから移植すればすむように植えているのだ。いってみれば、桜のバックアップ。なんてコンピュータ用語を使ったら
「コンピュータみたいなもんに頼ってたら、人間の本能が退化してしまう」と怒られるだろうが(実際に、この人はよく現代人の便利さだけを追求していくライフスタイルを怒る。でも、怒られて気持ちのいいガンコ親父なんだな)。そういえば1回目に取材に行ったときも、ちょうど4月の末だった。庭に咲いていた桜の枝を分けてもらったのだが、帰りの電車で、車内の人達の差すような視線に困った。たくさんの人の目が「んまっ! 山の奥深くまで分け入って切ってきた、桜ドロボー!」と言っている。でも、誰も口に出してはくれないので「違うんですぅ」とも弁解できず、かといって捨てるわけにもいかず。暑さでしおれる花びらと一緒に、へとへとにしおれながら帰ってきたことを、また思い出してしまった。


明日しかない、iWeek 4月28日(土)

 ガーン。今日は起きたら、昼をはるかに過ぎていた。なぜ? いつから朝が6時間ずれたの? あ、ずれたのは私か。だめなんだよなぁ。毎年GWの前半は、日頃の疲れを補うようにカラダが覚えてしまっているみたいだ。いや、日頃、そんなに疲れてるかどうかは、わかんないけど。
「 いったい、誰が目覚まし時計を止めたのか?」
夫となすりつけあっている間に時間が過ぎていく。で、ふと気がついたら「いますぐ出かけても、1時間しかiWeek見れないじゃん」。明日は這っでても行こう。這ってる人を見かけたら、それは私です。


行って来ました iWeek 5月1日(水)

 「這ってでも行け」と極私的iMac 簡易紹介ページさんが言ったので、4月29日は「這って行った記念日」。いや違った。行って来ましたよiWeek。いや~最終日に行かなくて、どうしますか(と、とたんに大口をたたく私)。でも、やっぱり午後からの出陣なのだ。その上、這って行くと今日中には着かないので車で行った。さすが連休中の都心の高速は渋滞なし。ふだんなら1時間半かかる距離が、1時間だ。

メイン会場。

左がメイン・ステージのシアターの壁。

 まずは緑いっぱいの公園を抜けて(この公園は、夏になるとホタルが飛び交うことで有名)メイン会場へ向かう。ふだんは、コンサート会場に使われるMIDシアターだ。私は入るのは今日が初めて。なんだか森の小人の隠れ家(いや建物自体は大きい)みたいな円形の建物だ。ここでは協賛企業と、ユーザーグループの出展、そして私が着いたときは大谷和利さんのサイン会などをやっていた
  今年のブース出展は、壁に沿って妙に複雑な並び方。変形Cの字型で、Cの端と端にそれぞれサブ・ステージがあってトークショーなどもやっているって感じだ。あ、ラショウさんのトークショーが、はじまった。私が行くのが遅かったせいか、人がパラパラしかいない…と思ったが違った。建物のまんなかの大きなホールでは、FinalCutProやOffice Xのセミナーなどをやっていて、そこにドバッと何百人入っているのだ。おお。今年は、こういう仕掛けであったか。なるほど。じっくりソフトの使い方を聞く機会って、ないものね。今年のiWeekは「この機会に、ホンキ出して覚えて帰ろう」という人の気迫を感じる。でも途中だし、FinalCutPro持ってないし(第一、デジタルビデオムービーもまだウチには、ないのだ。く~)Officeも、Xにしてないし。私たちは、出展ブースを見て回ることにした。

 夫は、富士通 テン・ブースのスピーカーの前で凍り付いている。横から見たら競輪用ヘルメットみたいな、すごくユニークな形をしたスピーカーだ。う、ヤバイ。夫はオーディオマニアで独身時代から電気店の「スピーカー試聴会」によく出かけていて「今度、買い換えるなら、どのスピーカーにしようかな」というのが口癖なのだ。で、最近の「次のスピーカー候補」は、この富士通 のスピーカーらしい。あ~あ、イスに座って「視聴」までしちゃったよ。 「いやぁ。これはボーカルを聴くのに、いい音なんだよ。このカタチも、物理的に考えても最も理想的な…」 話が長いので割愛しますが、Macにつないで聴いてね、ってことで出展しているだろうに、夫はMacにつなぐことなんて考えず、オーディオマニア心を揺さぶられたようなんである。で、その思いが通 じたのが、その後思いがけないことが起こるのだが、それは、また、後で。
 私がいちばん気になったのは、iPodバッグと、iMacざぶとん2だった。iPodバッグは、EXPO東京でも展示されていたのをWebで見ていたが、そこのキレイなお姉さんによると「カラーバージョンを今回、初披露です!」なんだとか。3色とヒョウ(チータ? ピューマ? レオポン?)柄。特に蛍光オレンジがキレイだ。これを1人で使うシーンは想像できないが、私が学校の体育の先生ならば、これを使って生徒にフォークダンスをさせるだろうな、と思った。iMacざぶとん2も、Webで見るより上質な出来で驚いた。スロット部分にiPodをグサッと差し込んで、iTunes再生をしている。単なるモックアップじゃなくて、ちゃんと動いていることに感動してしまった。んが後から考えると、iPodに入れた音楽をiMac内のiTunesで再生せんでも、素直にiMacで再生すればいいんじゃないのかなぁ。いや、そんなヤボ天は、言っちゃダメか。

10Ager御用達っぽい、iPodバッグ。

さぶとんツゥ~。

 少し離れたビル(Twin21)の広い吹き抜けスペースが、サブ会場だ。iKidsコーナーとAppleのハンズ・オン・コーナー(iPhotoの使い方とか)、そしてショップの出展だった。ふふふ。実は私、昨年から、この機会を狙っていたのだ。iBookの内蔵HD取り替え。今年はPowerLabさんが出展してて、その場でHD交換をしてくれる。30Gにするか40Gにするか冷静と情熱の間で迷っていると、iKidsコーナーにいたHollyさんがやってきて「iBook用の内蔵HD、30Gで、この値段は、すごいお得!」と教えてくれた。そうか。お得なのか。見ている間に、MacTreeの岸田さんも、内蔵HD装換完了で引取に来る。じゃあ、イっときますか。で、余ったオリジナルHDのケースも、いっとこう。 「ねぇねぇ。ボクのG4用のHDも、すごーくお得な気がするんだ」 と、夫が遠慮がちに言う。んじゃ、それも行っときましょう。 「で、3つも買うんだから、いくらになるのかしら?」と、パワーラボさんに、さらに「お得」を強要する私。 「う、ええ~と。全部足すと、この金額ですね」

「じゃあキリのいいとこで端数の何百円は、なしということで」
「ええ~。端数がわずかな利益なんですぅ」
  奥ゆかしい私は、その価格で交渉成立したのであった(あとから計算したら、最初の足し算のときに負けてくれていた。あちゃ~。パワーラボさんも人が悪い。いや悪い人は私です。申し訳ない)。

こちらはTwin21ギャラリーの

ショップコーナー

掘り出しものは…おお。

 HD交換を待っている間、AirMacCafeになっている軽食コーナー(?)で待つことにした。ここは普段からインターネットで、たしかPanasonicのコンピュータが置いてあるはず。だってTwin21って、松下はんの聖地みたいなもんなのだ(たぶん)。それが今日は、広いガラス張りに沿ったカウンターにPowerBookG4TitanやらiBookを使う人がズラリ。あ、私たちの隣のテーブルでは、MacFan Beginersの山本編集長がPMG4を使ってる。それを見ながら、私たちはお弁当を買って食べた。うう。なんか、いつもの食生活と同じじゃん。

ギャラリー会場から見た

期間限定AirMacCafe。

こんなお洒落なカフェで、

私たちは弁当食べた。

 最後の締めくくりは、やはり恒例、じゃんけん大会だった。 「でも、悪いよボクらは遅くに来て厚かましいんじゃないかな」と夫。 「へ? じゃあ、誰が参加するというの?」 「いや、ボランティアで参加してるスタッフの人達に景品が当たらなきゃ悪いと思って」 なんという気弱なことを。「もう、帰ろう」という夫の手を引き、参加した。ところが神様は知っていたんだねぇ。強欲な私は、連戦連敗。なにも獲得できなかった。一方、夫はLogitecのマウス・パットとボールペン。そして、富士通 テンの「CDラック」を当てた。なんでも「CDラック」は目録だけで、後日、ウチに送られてくるらしい。じゃんけん大会司会のひとり、鈴木アナウンサーは 「どんなものか、わからないよ。畳1畳分くらいのCDラックだったりして(笑)」 と言っていたが、私は密かに「スピーカーもついてたりしてね。スキーカー付き特製CDラックなんつって」と、どこまでも楽天的希望的予想をするのであった。

あ懐かしや、ラショウさん(真ん中)

のトークショー。

じゃんけん大会。

 そんなわけで今年のiWeek。なんとか駆け抜けて帰ってきたら、Appleのメールニュース【号外】で、eMacと新しいPBG4の発表を知ったのであった。ええ~、そんなん会場で誰も話題にしてなかったじゃないか。
 ちなみに 今年は、メガネをかけて行ったので久しぶりに会う人にあいさつしても、しばらくわかってもらえなかった(そんなに人相、変わるのね私)。ただ、知らない人にも一気に取り囲まれる瞬間があった。んもう、取り囲まれて写 真バシャバシャ。あら私、藤原紀香みたいと勘違いするほど(するな)だったのだが、その理由は…また、明日。


ジャ~ン! ハデiBook 5月2日(木)

 白い貴婦人と呼ばれたiBookを、ハデハデハデどんハデハデどんにしてしまったのです。iWeekの会場で人垣ができたのは、これのせい。決して私に魅力があったわけではなく、口から火を噴いて見せた訳でもなく、1年ぶりに会ったX氏に「私ねぇ、内蔵HD装換してもらおうと思って、持ってきたのよ」とカバンから出した途端「おお!」と、たくさんの人が集まってきたのだった。

 これ、どうなっているかというと、単にiBookのボディの上からテープを貼っただけなんである。東急ハンズやLoftに売ってるカラフル・パッキング・テープ。これを隙間が開かないように、順々に貼っていったのだ。アメコミ・連続コマ模様仕様。ただ誤算だったのは、コマ数が思いの外、少なかった。また気分が変われば、別 の柄に挑戦しようっと。


リンクの整理を、しなおしました 5月13日(月)

 今日の午後、アクセスカウンターが60万ヒットを越えた。おぉ。ありがとうございます。朝は、まだ越えていなかったのに。週明けで、いっぱいの人がつないでくれたのかしら。で、いっぱいの人が「お昼休みの腹ごなしにつないだのに、ま~た今日も更新さぼってるじゃないか。さっさと書かんかぁ、アホ」というツッコミを入れた…のかもしれない。すみませんです。さぼってました。

 さぼっている間、純然とボケ~とさぼることに専念(?)してることが多かったのだけど、これだけは自慢したい。リンクの整理を、やっとしたぁ! あ、あんまり大きな自慢にならないか。メールで「いくつかリンク先が切れていますよ」という指摘をもらっていたので、ずーっと気になっていたのだ。一応すべてつないで確認して、引っ越したところはYahoo!、Googleで検索して、それでもなかったところは消しました。なんというのか健康診断みたいなモノで、リンクも定期検診が必要なんだな。ホントは、まだ不十分(実は自分の「お気に入り」からつなぐので、ここには入れそびれているところもある)だが、もし「おいおい、ウチはまだやってるんでい! 勝手に消すなよ」ってところがあったら、ご指摘ください。


白衣を着なきゃ 5月15日(水)

 な~んか最近に派手なMacの話題がないし、MacWireがZDNetの一部分になっちゃってWindowsっぽいデザインになるし、どうもMacをめぐる状況が「静寂」というのか「粛々」と感じるのは私だけ? と思っていたらAppleが新製品を発表した。考えてみれば昨年から怒濤のように新製品ラッシュなのよね。以前は、1つ新製品が出れば、半年はその話題をおかずにごはん3杯はいけたのに(なんのこっちゃ!? )。刺激に慣れすぎてしまったのだろうか。

 今度の新製品は X Serve。ニュースを読むと、S.ジョブスが「我々は、世界最大のUNIXデベロッパー」とブイブイ語ったそうだ。おお、ってことは、私もいつの間にかUNIXユーザーになってるのか? そ、そ、そんな恐れ多い。UNIX使うからには白衣着なきゃ。情報管理者なんとかかんとかって資格試験の勉強もしないといけないなぁ。メガネもかけなきゃ。あ、メガネは、もうかけてるか。UNIXに対しての私のイメージは、こうなのであった。

  X Serveは、まあ私が自腹で買うような製品ではないけれど、引き出しをガバッと手前に引くことでHDの交換やなんだかんだの増設・修理が簡単にできるらしい。写 真を見ると、何個も縦に重ねて積んでいる姿はメタリックな薬箪笥を思わせる。インテリアメーカーが、早速デザインを真似する…ってことは、ないか。ないですね。


たまには勉強。でも 5月17日(金)

 昨日、大阪でアドビのセミナーがあったので夫と二人で行ってきた。内容は、新しく出た(出る)Illustrator10とphotoshop7.0、Indesign2.0の新機能と出力時の注意点(なんだか英語と漢字がギッシリ詰まってるな)。私はたぶん使うことはないんだけど、どんな機能があるのかわかんないとデザイナーとの意志疎通 もできないので、勉強しに行ったのだ。

 会場は、iWeekの会場だったOBPのMIDシアター。開演間際に入ると、空席を探すのに苦労するほど満杯だった。セミナーの定員は「500人」と事前にアナウンスがあり、そんなに集まるもんなのかな? と思っていたが、いや恐れ入りました。デザイナーやカメラマンふうの人ばっかりだろうと予想していたが、半分くらいは背広系のひとだったことにも驚いた。ともかく仕方がないので、会場の隅の段状になった床に直接座って聞いた。内容は、まあ、雑誌やカタログで案内されている機能を、実際に動かしてみましょう、という感じ。ところが。会場が、とんでもなく寒いのだ。香港の高級ホテルもかくや、というクーラーというのか除湿がんがん(夏と秋に香港に行ったことがあるが、ホテルやレストランはがんがんクーラーきかせることが、かの地ではサービスだそうで、凍り付くほどきいていた)。そりゃもう、寒くて寒くて、居眠りなんてしたら遭難しそうな…って、それほどじゃないけど、1項目90分を聞き終わる前に耐えきれなくなって会場を出てしまった。見ると、夫の唇も紫色になっている。ひょえ~。座った位 置が悪いのか。そういえば、ここだけじゃなく講演会とかこういうセミナー会場って、夏はやたら寒いとこ多いと思いません? 行く前は、忘れてたけど。「防寒対策」が必要なんだな。くー。またMac雑誌読んで、いちから勉強だ。なんか、Mac使い始めてから勉強ばっかりしてるな。赤点とってる落第生のままだけど。

 ところでOBPの近くには、難波の宮跡公園というのがある。大化改新の後、孝徳天皇が移ったところだ。たしか。前々から気になっていたのだけど、セミナーを途中退場して時間があったので、そこに寄ってみた。
  街の中にぽっかりと広場があって、そこは緑一色。遠目では「芝生?」と思っていたのだけど、歩いてみると、それは四つ葉のクローバーがびっしりと生えていることがわかった。普段、家の近所も仕事場の近所にも「土の地面 を踏みしめる」ってことが全然ないから、歩いてるだけで気持ちがいい。そして、ところどころに木が生えていて、建物跡の礎石みたいなのがポツンポツンとある。広場全体の広さは、そうだなぁ。草野球の野球場2個分って感じだろうか。周りはビルだらけなで、遺跡がなくても、そこだけなんか懐かしい風景なのだ。

 広場の中央付近には「太極殿」跡があった。いや建物はないんだけど、基礎部分と柱の礎石が1mくらいある。地面 から50Cmくらいの基礎部分は、うす茶色のツルツルとした石組みで、これは復元したんだろうか? それとも掘り出したのか? 基礎の上には、ちょうど映画「ラストエンペラー」に出てくる石段みたいな、いや、かなり、あのミニチュアな規模だけど、ああいう構造なのだ。公園の案内地図と照らし合わせると…。おお。台座の中央、四角く囲まれたここは…ひょっとして、天皇が座る玉 座!? 説明書きによれば、前期難波の宮と後期難波の宮があって、太極殿跡は「後期」のものらしい。奈良の大仏を作った聖武天皇~だったかな? 最近、日本書紀を読んだんだけど、天武以降の「続日本紀」はまだ読んでいないので、高校での歴史の知識が、なかなか出てこない~が、ここに座ったのか? ひゃ~。
  下校途中らしき男子中学生たちが、6~7人、石段を登ったり滑り降りたりして遊んでいる。ぎょ、ぎょ、ぎょくざが~。 Photoshop途中退場の落第生は、古代史ロマンに興奮してしまったのだった。


ネコのお散歩 5月27日(月)

 久しぶりに東京に行った。出版社で企画編集会議に夫とふたりで2泊3日で行ってきたのだけど、帰ってきてから、すごいことに気がついた。舌の根の筋肉がつっているのだ。かなり長い時間しゃべり続けていたからだろうか。舌も筋肉痛ってあるの? あ、そういえば頭も痛い。頭を絞るように毎日考えてたので脳も筋肉痛? どうも私は、変わった体質(?)みたいだ。

 ところで、その編集部はビルの1階にある。ドアを開けたら、すぐに道路という構造だ。私たちが行った日の深夜。お腹がすいたのでなにか買いに行こうとドアを開けると、ドアのすぐ脇に置物のようにして1匹のネコが座っていた。こげ茶色に少し黒の混ざった長毛種で、しっぽは太くて長くて顔がでかい。昔見たアニメ映画の「笑いネコ」みたいにどっしりしてて、最初「ん? タヌキ?」と思ったくらいだ。私がビックリしているのに、ネコはちっともビックリしない。う。ガンとばし合いで、いきなりこちらがKO負け。ネコはちらっと私を見てから横をすり抜け、悠然と部屋に入って行った。
「ねぇねぇ。このコ、編集部で飼ってるの?」
「いや。よそのコなんだけど、いつもやって来るから、入れてやっていいよ」

 たしかに、そのネコは次の日もその次の日も、昼も夜もやって来た。見ていると1日に何度か現れて、ゆうゆうと社内を練り歩き、部屋の隅から隅まで「「点検」しているようだ。ときどきヒラリとテーブルの上に飛び乗って、山積みの書類や本の谷間をヒョイヒョイ歩いていく。「点検」が済んだら、社員から鰹節と水を出してもらって落ち着き払って「接待」を受ける。なんなんだ、君は。社外ネコ監査役かぁ!? なんなら、私たちと一緒に会議するか? とからかいながら、膝に抱き上げてやった。頭を撫でるのをやめると「あれ? なんで止めるの?」という顔で、見上げる。うう。参りました。そんなネコのことを、社員のみんなは「ミミちゃん」と呼んでいる。

「首輪してるから、たぶん、どこかの家の飼いネコだとは思うんだけど。誰も、本当の飼い主を知らないんです。だからミミちゃんの“本名”も、誰も知らない」

 頭を撫でられながら、ゆっくりと鰹節をなめるミミちゃん。このコは、ある家では「太郎」ある店では「シルビア」なんて呼ばれながら、どこに行っても堂々と食べたり飲んだり、点検したり、撫でてもらったりして暮らしてるのかも。で人間のほうは、みんながみんな「我こそは飼い主だ」と思っていて「お前、いったい、どこへ遊びに行ってるんだい? 少食なのに、よく太って」って、言われてるんだろうな。うん、きっと、そうに違いない。すごい。優雅な自由さ。うらやましいなぁ。


CDラックが、届いた 5月29日(水)

 iWeekのじゃんけん大会で、夫が獲得した「富士通テン特製・CDラックが届かないな~」と話していたら、つぎの日わが家に届いた。あちゃちゃちゃちゃ。富士通 テンは神戸の会社で、ウチから近いから聞こえちゃったかと思わず口をふさいでしまった。まさかね。あ、そういえば、ついでに言うと、富士通 テンは、もうすぐ始まるワールドカップの神戸会場になるスタジアムの近所だ。
 もうひとつ驚いたことがある。待っていた「CDラック」は、A4版の封筒に入っていたのだ。 ??? なんで封筒に入るのかというと、実はソレは「CDケース」だったのです。開閉部分にビリビリっとマジックテープが付いてて、中のビニールの仕切りに1枚ずつ分けて計6枚入れとける、アレだ。ラックとケース。ううむ。確かに用途は同じだ。いえいえ。文句言ってるんじゃありません。「ラック」の大きさを想像して、ちょっとドキドキしていたのだ。「畳1畳分ぐらいの巨大ラック」とか「海中に揺らめく海藻をイメージしたアートっぽいラック」でなくてよかった。そんなんもらったら、置く場所に困る。ウサギのグレコの、格好のかじりモノになってしまうだろうし。夫は「わーい。これでバラバラに置いていたCD-ROMを整理しようっと」と喜んでいるし。
 封筒には、10曲入ったデモンストレーションCDと、ECLIPSE TDという例の卵形スピーカーのカタログも同封されていた。それを潤んだ目で見ている夫。うう~ん。ある意味ではピッタリの人に送ってくれたみたいです、富士通 テンさん。私としては、ドキドキだけど。  それにしても「ケース」が、なんで「ラック」になってしまったんだろう?
「iWeekに出展するし、ウチもなにか記念品を出しましょう」
「おお、それは、ありがとうございます」
「プレミアム・グッズを制作中なんですよ。でも、開催期間中には間に合わないので、当選者に後送でもいいですか?」
「そういうケース、ときどきありますから大丈夫です」
「じゃあ、あれ。えーと。CDを何枚も入れられるヤツ」
「……CDラックですか?」
「そうそう(あれ? ラック? 違う名前だけど。えーと)」
な~んて関係者の間での会話を想像してしまう私でした。

CONTENTS

このサイトは、インターネットでの発表以来iMacに魅入られてしまった私の「えへへ」な毎日や事件などを綴ったページです。購入前のワクワクや「なぜ、欲しいのか」という自問自答、発売当日のドタバタの様子に続き、買った後はドキドキしながらiMacと親しくなって、E-Mailを送れないと言ってはオロオロ歩き、新しいソフトを試しては「やっぱり快適やねー」と喜び、東にEXPOがあると聞けばS.ジョブス見たさに飛んでいき、西に極秘情報があれば「おせーて」と頼み込み…まあ、そういう出来事が次々と起こりました。これからは、どんな大冒険が…!?ワクワク。

おかげさまで「Mac Fanホームページコンテスト98」でメッセージ賞を受賞しました。わーい。

CONTENTS

またまた広告が載っている。あと4日で、近未来のフォルムがやってくる。8月29日、iMacアイマックがやってくる。ンコ店の本日10時から新台!みたいやぁ、思っていたよりも高級感があると感心している。

BOOKS
参考文献ってことではなくて、あっぷるとステーブ・ジョブス関連の本。

スティーブ・ジョブズ II

ハードカバー – 2011/11/2

ウォルター・アイザックソン (著),

井口 耕二 (翻訳)

講談社刊

スティーブ・ジョブズ II

ハードカバー – 2011/11/2

ウォルター・アイザックソン (著),

井口 耕二 (翻訳)

講談社刊

ロスト・インタビュー スティーブ・ジョブズ 1995

ソフトカバー – 2013/9/11

講談社刊

スティーブ・ジョブズ-偶像復活

ハードカバー

ジェフリー・S・ヤング、 ウィリアム (著),2005/11/5
東洋経済新報社刊

アップルを創った怪物ウォズニアック自伝

2011/11/2

スティーブ・ウォズニアック (著),

井口 耕二 (翻訳)

ダイヤモンド社刊

アップル・コンフィデンシャ2.5J(上/下)

2006/4/27

オーウェン・W・リンツメイヤー (著),

林 信行・他 (翻訳)

アスペクト刊

林檎の樹の下で ~アップルはいかにして日本に上陸したのか~

2011/10/17

斎藤 由多加 (著),

オープンブック刊

アップル宣言―クレイジーな人たちへ

1998/02

真野流・北山耕平 (翻訳)

三五館刊