Vol.40 たー!ブロードバンド

やっとYahoo! BBからADSLモデムが届いたんである。
申し込んでから4カ月。最初、ウチのエリアは「9月開通 予定」

だったのが「10月」になり、その10月もあとわずか。

あきらめかけていたところに、届いたんである。
ああこれで、やっとウチの仕事場もブロードバンド。

ひぇ~ひぇ~ひぇ~ 9月25日(火) 

 iBookの表示がおかしくなってしまった。液晶画面が、フッと白っぽ~くなってしまったのだ。色の薄い部分は、白くなって表示しないも同然状態。12ポイントの文字も、細い部分はとんでしまってカスレている。呆然と眺めていると、今度は黒い縦線が出てきて.....土砂降り状態に線が増えてしまった。ああ、縦線もにじんできた。あ、フリーズした。ひょえ~。どうしたらいいのだぁ!?


なんなんだ? 9月26日(水) 

 iBookを修理するとしたら対面修理かな? でも大阪まで持ってかなきゃなんない(神戸にも日本NCRがあって、近所なのにな)。送るとしたらまずアップルサービスセンターに電話しなきゃなんないが、「液晶画面 が土砂降りなんですぅ」ではわかってもらえないだろうし、ハテどうやって説明したもんか? それで今日、もう一度確かめるために電源を入れてみた。ジャ~ン。あれ? 普通 に表示できるじゃん。

 恐々ながら使い出す。なんにも、起こらない。今夜、近鉄バファローズは「なにかが起こる」という選手の予言通 り代打逆転満塁ホームランで12年ぶりの優勝を遂げたが、私のiBookには昨日までの「不調」がなにも、ぜんぜん起こらないのだ。普通 なら喜ぶべきことだけど、修理に出すと固まりかけた私の決意は、どーしてくれる?

 一度だけランチから戻って起動したら、表示がおかしくなった。「やっぱり」と妙な安心感を覚える。今度のは、クリックや文字入力をしてもジ~ンワリと遅く表示され、ウインドウが透けて重なるという現象だ。OSXのゴーストかぁ。ちなみに私のiBookでのOSX。買って1カ月後にうれしがって設定してみたんだけど、あまりに動作が遅くてフリーズしたものと勘違いしてしまい再起動して以来、使っていない(だから10.1でパフォーマンスが向上したってのは、うれしい限りだす)。あれ、するとやっぱり不調の原因は「私のことも思い出してよ」というOSXの仕業なのか? まさかね。いったいなんなんだ?

 OSXのゴースト状態は、3分もしないうちにフリーズした。再起動しながら「今度もおかしかったら、修理に出そう」と思いながら待っていると.....フツーに戻ってしまった。いったいなんなんだ? 修理に出せないじゃないか。どーせ壊れるなら、保証期間内にしてくれよう。


持ち直した? iBook 9月29日(土) 

 iBookの画面表示の不調からまる3日。調子をながめながめ(?)1日中、たぶん12時間以上は電源を入れているけど、ぜんぜんおかしくならない。3日間ずーっと正常に動いている。うう~ん、持ち直したってこと?  なに?


iBook みたび 9月30日(日) 

 iBookの不調に関して、たくさんメールをもらいました。アミュレットさんとこに載っている「出荷状態からビデオケーブルがiBook本体パーツの間で挟まれていることがある」これじゃないですか? ということなのだけど....。実はその記事、私も出た直後に読んでいたのだけど、どうも私のは違うような気がする。以前CRTモニタでも同じように突然画面 が白っぽ~くなったりしたことがあった。そのときは、解像度を何度かいじっているうちに直った。今度のiBookでも、同じように解像度を何度かいじっているうちに色が戻った(使っているうちに、また白っぽくなったりしたのだけど、それもCRTのときと同じ現象だ)。でも2日ほどで自然に直っちゃったのだ。ケーブルを噛んでるのが原因なら「自然に」直りはしないと思う(いや、単なるカンだけどね)。同じような現象が出て「システムを完全にリストアしたら,症状は出なくなりました」というメールももらった。

 「ケースを外せば、簡単に確認できますよ」と教えてくれた人もいるが、そ、そ、そんな。モノに触ればすぐ壊すゴールドフィンガーを持つ私に、そんな勇気はありませんよぉ。でも、今後も経過観察(!?)を続けていこう。

 ところで昨日、販売店で無料で配られたOSX10.1のCD-ROM。夕方近くに行こうと思っていた私は「大盛況で、たちまち品切れになった」というWebニュースを先に読むことになってしまった。ああ。しかし4と温泉のらーかみさんはめでたくゲットできたようで、速攻レポートを送ってきてくれました。

今朝、10.1を導入しました。 速いです。OSの特にメニュー表示とかいろいろ、速くなっています。そしてなにより、各アプリケーションが速くなっています。「今までのはなんだったのよ?」とツッコミを入れたくなるほどでした。メデタシメデタシ。

今日の昼は、ちょっと落ち着いて動作を眺めてみました。 CPU Monitor macmemXmonitor を使って。すると、10.1では何か操作をするたびに CPUをほぼ100%使い切るようになっていました。 10.0.4までは、どちらかというとCPUに余裕を残したまま 動作していたような気がします。 あと、メモリーもあまり余裕を残さずに割り当てられるようです。 そのかわり、どんどん新しいアプリを起動していっても、その余裕度に 変化があまりなくて安定しています。「うまく使い切っている」感じです。 なんにしても、これで大分使いやすくなりました。 アクアや、フォントのきれいさは相変わらずですし。 きっと、これを機会にXユーザーが増えるのではないでしょうか。 予想以上の出来上がりでした。

  

本日も、良好なり 10月1日(月) 

 iBookのことです。

1日じゅう何の問題も起こさず、8時間動いている。


怒ってるのだ 10月5日(金)

 テロのその後の「見えない戦争」そして狂牛病問題.....見えないことが多すぎて、新聞を隅から隅まで読んでは、TVニュースをはしごしている。エライ人たちが焼き肉をほおばる姿をTVで見て、憂鬱になった。風評被害を食い止めるためのパフォーマンスだと断罪するのは簡単だけど、よく考えれば、あれは政治家が「後始末」をしているのだとも言える。誰の後始末かといえば、役人の後始末だ。イギリスで狂牛病が発見されヨーロッパで大問題になっていたのに、日本の役人達は5年も6年も「日本は大丈夫」とだけ言って放っていたのだ。でも、ものごとには後始末で済むことと済まないことがある。農水省の、狂牛病をくい止める立場にあった責任者は(と、あえて個人を差したい)どういう神経をしているんだろう。コンピュータは箱の中味がどんな仕様になっていてもきちんと機能しているかどうかで判断できるが、日常レベルの食に関する問題が、しかも命にかかわる問題が、ブラックボックスになっていたら、私達は何で判断すればいいのだ。

 ふつう会社で、5年間なにも仕事をしなかったらクビになる。ソフト会社がバグだらけのソフトを売り出したら、レビュー記事でボコボコに非難されて(もしくは、存在さえ黙殺されて消え去るか)必死でアップグレードを出す努力をする。私は個人で仕事をしているから「失敗したらそれまで」というリスクを負っている(できれば、負いたくないもんだが))。それが単に「農水省」や「厚生省」という個人の見えない状態に隠されていて、責任ある立場の誰が、どこで、何をサボっていたのかが見えにくい、見えなくても構わない、という状態が腹が立つのだ。役人は匿名で済むのか? 失敗しても形だけ責任をとって辞めたとしても、特殊法人に天下ってまたのうのうと高給取りになるのか? 


10月6日(土)の2

 と、さっき当のMacお仲間探偵団さんを見てみたらインパク協会の局長からの回答が載っていた。う~む。いまは「スタンプラリーのページを削除した 」らしい。レスポンスの早さは、さすがインターネットか。少し救われた(?)気分です。


たしかに、これは..... 10月6日(土)

 人間、歳をとると怒りっぽくなるらしい。ということは、私もあんまり怒っても歳をとったと言われるのがオチかと思うのだけど、キチンと怒っておかなきゃいけないこともあると思う今日このごろなんである。インパクでスタンプラリーが展開中なのだそうだけど、そのスタンプの図柄が、どこから見てもMacお仲間探偵団さんが、かつて作ったスタンプそっくりなのだ。かつて必死で集め回った、愛着のあるお仲間スタンプだから、すぐにその差(のなさ)がわかる。「インパク」という文字とロゴマークが載っているものの、そっくりな部分だけ際だってかすれているから、余計に目立つのだ。

 デジタルって、簡単にコピー(100歩譲ってトレースというか)できるからといっても、こういうことをしてはイカンでしょう。Webデザインという「無形の価値」で食べてる人間がこんなことしたら、「無形の価値」を否定することになる。インターネットって、こんなメディアだったのか。と、個人的に大騒ぎしておこう。


最新AirMacベースステーション? 10月8日(月)

 謎の「極秘情報」が、送られてきた。取り扱い注意な情報だけに、情報源は仮に「W氏」としておこう。なんと新型AirMacベースステーションのテスト販売が、仙台でひっそりと行われているという驚くべき内容である。しかも、そのお店はパソコン・ショップではないようだ。ううむ。Macユーザーの盲点を突いた鋭いマーケティングである。いや~ん。こんな極秘情報載せたら、私、アップルから訴えられるかも?

 W氏のレポートでは「これまでも Apple の商品開発戦略は 形 -> 色 -> 柄 と展開してきました。 それをさらに進めて今度はキャラクター化で販売を促進」するつもりかもしれないという分析が付き、当面 のターゲットは「世界的にみても可処分所得の高い日本の高齢者に照準を絞り、情緒的なキャラクターで攻めるようです」とある。ううむ。 高齢者だけでなく、これは桃の節句にも需要が高まりそうである。男性ユーザーには、お内裏様キャラクターのベースステーションも、ぜひ出して欲しいもんである。三人官女、五人囃子...になると、ちょっと設置に場所をとるな。このAirMacベースステーションが実際に発売されたら、 最近には珍しく、目からウロコの落ちるほど斬新な新製品になることは、間違いないだろう。たぶん。(わんだーさん、情報ありがとね)。

スクープ!? これが噂の...

 

そういえば、ウチにも 10月9日(火)

 よく考えてみれば、ウチにもAirMacベースステーション・キャラクターモデルがあった。京都・清水坂で見つけた「お福さん」だ。わが家では10年以上も前から、玄関の下駄 箱の上に飾っていて、あまりに生活に馴染んでいたので見逃していた(10年で4回引っ越したが、その度に下駄 箱の上が「お福さん」の定位置になっていた。ちなみに地震でマンションは傾いたが「お福さん」は無事だった。なんとも縁起のいいもんなんである)。店先に並んだ大小の「お福さん」と目があって買わずにはいられなかったのだが、なるほど、ビビビと惹かれてしまったのはMacに縁があったからなのか(ナイナイ)。AirMacベースステーションの研究は、そんなにも古くから始まっていたのだな(始まってない、始まってない)。

 そういえばもうひとつ。灰色で毛だらけで、ときどきAirMacベースステーションのようなマルっこいカタチになるものがわが家にはあって....あ、それは、ウサギのグレコでした。毎度のボケで、お後がよろしいようで。

引っ越すたびに玄関の下駄箱に座布団付きで飾ってきた「お福さん」

 

不調は、忘れた頃にやって来る!? 10月10日(水)

 またまたiBookの画面が、不調になってしまった。白っぽいのだ。「白が気にいらん」と、買う前から散々言ったバチが当たったんだろうか。今度こそ、意を決してアップルのサポートセンターに電話をかけた。いままでソフトのサポートに関しては、アップル以外の会社に3・4回電話したことがあるが、話し中でなかった経験がない(なんか、ややこしいな。つまり、つながったことがないってことです)。それで、どうも腰が重かったのだ。アップルのサポートにかけるのは、初体験だ。ドキドキした。

 「ジョブスが出たら、どうしよう」
 ふつうならCEOがサポート電話に出るなんてあり得ないが、ノンノン。当分EXPOのキーノート・スピーチの練習をする必要はないし、新製品の発表もなさそうだ。MacOSXの普及具合も、気になるだろう。ジョブスといえども「ヒマなんだから、サポートでもしてなさい」と言われてるかもしれない(誰に?)。でも、もし本当にジョブスが出たら「君の使い方が悪いからだ」と、説教されるかもしれないなぁ。「どうしようもないな!」と、デジカメ投げつけられたらヤだな。あ、電話だからぶつけられる心配はないか。「それじゃあ、フィルから説明させよう」とフィル・シラーに電話を代わられたりなんかして。「まさか、iBookを抱いて2階から飛び降りたりしてないだろうね?」と、聞かれるかもしれない。しません、しません。iBookにフラフープをくぐらせたりも、してません。それとも、チック・コリアにちょっと顔の似てる(と、私は思うのだけど)ハードウェア担当副社長のジョン・ルービンシュタインに電話をまわされたりしたら、どうしよう。まぁ、この人は先月号の『Mac Power』で「人柄がいい」と書かれてたから、ちょっと、お話ししてみたい気がするが.....などと電話をかける前から、スーパーボールのように私の妄想は跳ね回った。

 では実際は、どうだったかというと。電話は、すぐにつながった。まず日本語、続いて英語で音声ガイダンスのテープが流れ「修理をご依頼の方は、*番を押して下さい....」という具合に、用件ごとに番号を押すように案内される。私は、とりあえず「修理のご依頼」に該当する番号を押した。すると「iBookに関する方は、*番を押して下さい....」と、音声ガイドが続く。またも該当する番号を押すと、今度はルルルルという呼び出し音がして、男性が出た。斉藤さんと、名乗ったと思う。気の弱そうな、でも親切そうな声だ。ジョブスでは、なかった。安心した。

「あのー。iBookの画面が、白っぽくなってしまったんですけど」

 とりあえず、いま出ている現象を説明する。斉藤さんは、ひとまず「そうですか。申し訳ございません」というようなことを言ってくれた。とても丁寧で優しい印象だ。そして、いつ頃から、どんなときに、どういう現象が出ているのか、シリアルナンバー、購入日、つないでいる周辺機器等について、順々にソフトに聞いてくる。

 さらに、その現象を修復するためにどんなことをしたかと聞かれたので、「2週間ほど前にも画面 が白っぽくなったのだけど、そのときは解像度をいじっているうちに直ったんです。でも、今日は何度しても直りません。再起動も5回ほどしましたが、白っぽいままです」と、答えた。でも反応は、いまひとつ。「え~と、え~と。そういうのは関係ないんだけどなぁ」という空気が、電話線を伝わって来る。どうも、私は全く見当違いな復旧策を試していたようだと感じ取る。あちゃー。

 斉藤さんは、2つの方法を試してみることを教えてくれた。
まずひとつは、電源を抜いて電池も外す。その上で、AV出力ポートの横にあるプログラムスイッチ(と言ったかな?)を、ピンの先みたいなもので10秒以上押して、5秒以上待つ。で、また10秒以上押して、5秒以上待つ。3たび、10秒以上押して、5秒以上待つ。これで再び電池と電源を戻して、起動してみるのだ。

 もうひとつの方法は、CD-ROMで立ち上げる。これで、鮮明に表示できれば、私のiBookのHDにあるシステムのデータのうち、なにかが破損していると考えられるのでシステムを入れ替えればいい、というワケだ。私は、サポートの電話ってあまり期待していなかったので、こんなにテキパキ親切に対応してくれることに驚いた。

 しかし。電話を切ってから、教えられた通りのことをしても、現象は直らなかったんである。なんだか斉藤さんに申し訳ない気分だ。ついでに(というか、電話する前にしとくべきだったんだけど)ハードウェア・テストのCDで試してみたが、すべての項目において「パスしました」という結果 が出た(このテストでは問題はないという結果か? でも、ちょっとそこんとこの表現が、わかりにくいゾ)。しかし、その結果 を表示している画面は白っぽく、文字の細い部分が所々欠けて表示されるんである。ああ。斉藤さんには申し訳ないが、またまた電話して、修理に送らなければならないようだ。


覗き窓から、温故知新 10月11日(木)

 再びアップルのサポートに電話をした。今日は女性が出た。昨日電話した履歴がデータベース化されているようで、名前と電話番号を伝えるとスンナリと話を理解してもらえた。結局、修理してもらうことになった。土曜日に、箱や緩衝剤を持って引き取りに来てくれるそうだ。戻ってくるのは、おそらく10日から2週間後の見込み。

 なんなら、Titanになって戻っておいで。○カ月後に発売予定(!?)の色つきiBook(できれば黄色かオレンジがいいかな)でも、いいよ。そんな大スクープが送られてきても、ここでは書かないから。Macお宝鑑定団さんに、タレ込んだりもしないと約束しよう.....など言おうと思ったが、そんなこと言うと直してもらえないかもしれないので、やめた。しかし「メモリやハードディスクが倍になって帰ってきても、構いませんけど」くらいは、言っときゃよかったかな。いや。

 iBookが使えないので、とりあえず今は仕事場で古いPowerBook520cを使っている。私の仕事って、こんな古いマシンでも済んでしまうのだ。そう考えるとちょっと情けない。でも、フツーに使えるPowerBook520cはエライとも思う。68kバンザイなのだ。iBookの液晶サイズに慣れてしまった今となっては、PB520cの画面 覗き窓みたいに感じる。ちょっとイケナイ気分。それがまた楽しかったりなんかして。

 


カワイイ子の旅 10月13日(土)

 iBookが、平井堅似の日通のお兄さんに引き取られていった。「箱も緩衝剤も、こちらで準備していますから」といって、本体と電源と保証書だけ持って行った。Macを「修理に出す」のは生まれて初めてで、どんなに大層なんだろうと思っていたが、なんという、あっけなさ。こうして私のiBookは、修理の旅に出たのであった。早く元気になって戻っておいで。いや、なんなら「速くなって」帰って来てもいいんだよ(600MHzのiBook新製品、間もなく発売のウワサって、本当なのかなぁ)。


突然のDTS言!? 10月14日(日)

 私は、植物を育てるのが下手だ。いままで鉢植えのシクラメンや観葉植物等を買ってきても1週間たつと、なぜかみんな枯れてしまうのだ。サボテンでさえ数カ月でダメにしてしまったことがあり、以来、夫からは「サボテンを枯らした女」と呼ばれている。「田舎育ちなのに、なんで鉢のひとつも育てられないんだ?」と夫は不思議がるが、わかってないなぁ、都会育ちは。田舎の人間にとって自然とは、戦う対象なのだよ(あ、言い訳になってない?)。

 しかし今年は、違った。 5月に買ったバジルやペパーミント、レモンバームといったハーブ類がしっかりとプランターの土に根付き、緑々と繁り続けているのだ。ウサギのグレコにも、時々フレッシュなバジルを切って食べさせているのだが、これが好評なのだ。ふふふふ。どんなもんだい。やっと私にも植物が日々成長する姿を愛でる喜びや、収穫(!?)の楽しさがわかってきたぞ。気をよくして、ラベンダーや「室内で年中花を咲かせるハイビスカス」や観葉植物を次々と買ってきて育てている。現金なモノで、ハイビスカスが花を咲かせると、水やりも楽しいのだ。いまは「10日で生えるウサギの生野菜」というのを育てている。チャイブみたいな、芝みたいな長い葉っぱが伸びている。あと5日くらいで、グレコに食べさせられそうだ。それを見て、夫は妙に対抗意識を燃やし始めた。

「よし、それなら、ボクは来年DTSに挑戦だ」
「 DTSって、なに?」
「デスクトップ水田。DTPデザイナーが、デスクトップで稲も育てる。う~ん、イイ話だねぇ」
おお。それなら デスクトップ苺畑とか、デスクトップ芋畑も、やってもらいましょう。しかし、そうするとどこで仕事する気だ?


今日は、このぐらいにしといたろ 10月16日(火)

 iBookを修理に出し、仕事場では古いPowerBook520cを使っている私。だから仕事場にいるうちは、メールもWebを見ることもできないんである(いや努力したらできるけど、いまさら遅い外付けモデムをつないで設定するのがイヤなのよ)。で、深夜帰宅して、仕事の続きをするついでにメールチェック。すると今夜は「AppleStore-eNews」と「Apple eNews - Japan」と「アップルからのお知らせ」という、3通ものメールが届いていた。なに? iBookファミリーとTitanPBG4ファミリーが新しくなったって? そんなもん3通 も送ってきて、修理に出してる間にMy愛機が「旧モデル」になってしまった私への当てつけかぁ?

 しかし、よく読むとiBook-DVDの場合、100MHz速くなってHDが5G増えたというマイナー(?)チェンジ。発表から半年近く経つんだから、これくらいは健全な証だと、納得した。「色つき」とか「デザイン変更」なんてことだったら、髪振り乱してオペラシティに行って暴れてやろうと思ったが。あ~、暴れる必要(!?)なくて、よかった。


ええっ?  10月17日(水)

 昨夜から、勢いあまってつい(?)朝まで仕事をしてしまった。寝たのは、今朝の8時か9時だ。ところが11時過ぎ。しつこいインターフォンの音で起こされた。

 ピンポ~ン。「うう~ん。放っとこ」
 ピンポ~ン。「どうせ、この時間帯は宗教のお誘いなんだよな」
 ピンポ~ン。「あれ? 今日は『キューサイの青汁の日』だったかな?」
 いや、青汁の宅配は金曜日だったよな....と寝ぼけた頭で考える。そして、またピンポ~ン。ええ~い、なんだというのだぁ。ベッドを這って出て(私は超低血圧だから起きてもすぐには身体が動かない)玄関ドアの穴から外を覗き見た。男性がひとり。あやしい。そのままドアを開けるのは恐いので、インターフォンに出た。といっても、ウチはTVフォンみたいな最新鋭機じゃないので、声のみだ。
 「ハイ?」 「あ、宅急便です」「あ~、ハイハイ」

  ん? しかし待てよ。ウチに宅急便が来る心当たりなんてない。宅急便を装った強盗かもしれない。寝ぼけているから、逃げられないぞ。そうでなくても「不審な郵便物」をうかうか受け取ったりしたらアブナイご時勢だ。それで普段は使ったことのないドア・チェーンをかけてから、ちょっとだけドアを開けて「どこからの宅急便ですか?」と聞いてみた。ゴルゴ13のような用心深さだ(違う?)。すると男性は、こう言ったのだった。

 「アップルコンピュータからのお荷物です」

 えっ、えっ、え~~~~~!?

 


スゴイじゃん、アップルケアサポート 10月20日(土)

 17日の続き。アップルからの宅急便を開けて、驚いた。なんと、なかには「革新的デジタルデバイス」が、入っていたのだ~!! きゃ~。あ、違った、違った。2日間更新できないでいるうちに「Appleが23日(火)に画期的デジタルデバイスを発表する」というニュースが流れ、そっちに驚きをかっさらわれてしまった気分だ。だから、ちょっと間が抜けてしまったのだけど気を取り直して、もう一度言うと。

 アップルからの宅急便に入っていたのは、「修理を終えたMy iBook」だった。修理に出した(日通のパソコンポのお兄さんに渡した)のが、13日土曜日の午後。戻ってきたのが17日水曜日のお昼前。日曜日を挟んでいるから実質3日、運送に往復2日はかかるとして、わずか1日で修理が完了ってこと!? そう、私が「え~!!」と驚いたのは、この早さだったのだ。

 故障の原因は「TFT液晶の不良」だったそうだ。液晶画面 が、マルマル交換になった。ハードディスクの中味は、そのまま生きて戻ってきた。そういえば、戻ってきた液晶画面 と前のを見比べると、私が「白くなった!」「不調になった!」と騒ぐ、だいぶ前から色が薄かったかなぁ~? でも、「ま、こんなもんかな?」と思ってたのだ。えへへへ。おかげで今は、快調快調。おかげで、この2日は1日中仕事ばっかりできてうれしいやら、サボる口実がなくなって迷惑やら。あ、いや、その。

 ともかく「10日から2週間」は戻ってこないと覚悟してたから、ちょっとアップルを見直してしまいましたよ。電話の対応といい、修理の早さといい、スゴイスゴイ。こんなに速かったのは、もしや、うちの隣にアップルの修理工場があるんだろうか。それとも「最近、修理がなくてヒマじゃのう」と言ってところに私のiBookが持ち込まれ、「おお1カ月ぶりの修理だ~」「オレにやらせろ」「アタシに、やらせて」と取り合いになって、10人ぐらいで寄ってたかってチャチャチャッと5分で直してしまったとか。イヨッ、宵越しの修理品は持たないってか? 江戸っ子だねぇ。ヨイショ(ヨイショに、なってない?)。また今度何かあったときは、心強いぞ。って、そうしょっちゅう問題があったら、困るのか。


革新的デジタルデバイスを予測する 10月21日(日)

 

革新的デジタルデバイスを、また予測する 10月22日(月)

  

革新的デジタルデバイスに、納得する 10月24日(水)

 このところ早寝早起きの私。昨夜9時くらいまであちこちネットを徘徊していたが眠さにくじけて「革新的デジタルデバイスの真相」を確かめる前に寝てしまった。その代わり、よくしたもんで朝の5時には目が覚めた。だから今夜も、もう眠くてたまらない。じゃなかった、そういう話ではなくて「iPod」の話。

 

 発表されたハードは、液晶画面 付き低周波治療器じゃなかった、5Gのハードディスク付き(=1000曲入る)ポータブルMP3プレーヤーだった。いやぁ、メモリーカードの要らないMP3でしたか。なるほどなるほど。で、写 真を見て思ったことが2つ。ひとつは、液晶画面に表示されている文字を見て「ん? なんか懐かしい」という気分になってしまったこと。ひょっとして、これはSystem6時代の英文字標準フォント、シカゴではあ~りませんか?(違うかな?)。そしてもうひとつは、1000曲も音楽データを入れられると読んで、なぜか「これにクラシック音楽をいっぱい入れて、まとめて聴いてみたい」と思ったことだ。なぜだかわからないけど、クラシック。もう無性にクラシック。思い切り聴きたいクラシック。秋だからかしら? よくわからないけど、中学校で退屈~と思いながらムリヤリ聴かされていたクラシック音楽ではなくて、ワーグナーの『ニーベルングの指輪』とか、パッヘルベルのカノンとか、メジャーどころを体系的に聴いてみたい、それだけ「iPod」のハードディスクは巨大なんだ~という感情が、盛り上がってきてしまった。

 「iPod」は、またまた私のあまり好きではない白いiBookふうデザインだけど、まあそれは、それとして(どれとしてだ?)。製品として見れば、MP3はハデさはないけどなかなか堅実でいい路線だと思う。私のような特にマニアでもない人間は、なんかMacと連動して使いやすそう、これならやっとMP3を買おうかな? という気になってくる。つまり、それだけ「広いゾーンに訴えかけることのできるマーケティング」だと思うのですよ。

 1年ほど前だろうか。「私もそろそろMP3なるもんを持ってみるべか?」と、電気店で物色したのだけど、どうもデザインが気に入らない。なんか10代向けサイバー路線って感じだった。それならばとコンパクトさで選ぼうと思って見ると、これがMac対応機種がなかったのだ。以来、 MP3と体重のことは考えないようにしてきた私。先立つものは相変わらずないけれど、うう~ん。クリスマスに誰か、プレゼントしてくれないかなぁ。ね? 夫。ココ読んどいてよ。


早速、やっちゃった人のお話 10月25日(木)

 秋の爽やかな天候のおかげで、昼間はずっと仕事場の窓を開け放している。すると最近、どこからともなくジャズの調べが聞こえてくるようになった。うちの仕事場は観光地のど真ん中にあって、ライブハウスやレストランが立ち並んでいるのだ。音源地は、レストランだろうか。軽い歌い方の女性の声だ。「ビリー・ホリデーかな」女性ジャスボーカリストは、それしか知らない私。「たぶん、そうだ」と言う夫。「酒と麻薬で悲惨な声になる前の、若い時代の声だと思う」と彼が解説してくれる。さすが歳の功(はないから、甲良程度か?)だ。それで、ハッと思い出したのだ。昨日、私が思った「iPodを見て、クラシックをまとめて聴きたくなった」理由だ。

 夫はジャズでもクラシックでもとにかくたくさんレコード・CD(は少ないけど)を持っている。結婚してから「マーラーの何番」だの「指揮者が変われば、演奏はこう変わる」だの、ときどき講義つきで聴かされた。すごく興味を持った。ところが、ちょっとやそっとの心構えじゃ聞けないのだ。夫はオーディオマニアだから、まずスピーカーとアンプを温めることから始まって、エアコンのスイッチを切り、電話線も抜き「音楽意外の音」をできるだけ排除して、部屋のなかの座布団の位 置まであれこれ確認(部屋の音の吸収率が変わるんだと)するという段取りが、もう大変だ。まさに一意専心。一期一会。一球入魂の心構えといおうか。私ゃ、音楽を聴くのにそこまで神経をすりへらしたくないのだぁ~。おまけに、シスコンじゃないから操作がよくわかんないし。それで夫に「指揮者が変われば、演奏はこう変わる」と教授され興味がムクムク湧きながら、ど~しても聞けなかった欲求不満をiPodなら解消してくれるのではないだろうか? ああ、さすがジョブス。そこまで計算してくれているとはやはり救世主だぁと、ひとり盛り上がりしたのだ、たぶん。私の深層心理は、そこにあるのだと思う。

 とひとりで盛り上がっていたら、早速「やっちゃいました」メールをもらいました。やはり、やってしまいましたか。私も、できることなら、やってしまいたいもんよのう。

いつも、いつも、仕事の時も、自宅でも、海外出張の時も楽しく読ませていただいて おります。自分がメールを出すなんて考えもしなかったのですが、どうに もたまらず メールする事にいたしました。

とうとうやってしまいました。新型iBookとiPod、今朝、Apple Storeで注文してしま いました。 2週間後のヨーロッパ出張中に、我が家にiBookが届きます。iPodは3~5週間の納 期とありましたので、クリスマスプレゼント(私への)になりそうです。 長い間使ってきたDuoの替わりに、そろそろ出張用にiBookを買おうか、それとももう 少し待って iBookがG4を積むのを待とうか(何時になるの?)なんて考えていたのですが、 PowerBookG4を購入した(先日めでたく旧型になりました...)先輩に背中を押されて、 思い切って購入することにし、無事に奥さんの説得も終わり、「さて、注文する べー」と今朝、Apple Storeを覗いてみると、見慣れない物が... 田中さんが書いていらしたように、私もMP3プレイヤーが欲しくて、ずーっと物色 していたのですが 気に入るものがほとんどなく、当分はMDプレイヤーで我慢しようと考えていた矢先 でした。

予算的には少し、いやかなりオーバーだったのですが、写 真を見ているうちにどーしても欲しくなり、あわせて注文しちゃいました。だって、iBookとiPodをつないだ写 真がとても 格好良く、これを自分の机の上でやりたくてしょうがなかったんです。 奥さんに自慢したいけど、予算外の出費なので当分見せられない...家の机には飾れない。 支払いの目処をどうやってたてるか? 当分はうれしさと不安が渦巻く毎日になりそ うです。 まさか、41歳になってこんなに物欲が昂進してしまうとは...。品物が届けば、また嬉しがって報告すると思います。 ホームページのまめな更新を、期待しています。

 く~、「まめな更新」のクギをさされたか。まいった。でもDuoからの買い換えとは、私、ちょっと感動してしまいました。そうですよねぇ。Duoは、名器だったと思う。ともかく、今後の「嬉しがって報告」お待ちしています。


来た来た来た来たー! ブロードバンド 10月29日(月)

 やっとYahoo! BBからADSLモデムが届いたんである。申し込んでから4カ月。最初、ウチのエリアは「9月開通 予定」だったのが「10月」になり、その10月もあとわずか。あきらめかけていたところに、届いたんである。ああこれで、やっとウチの仕事場もブロードバンド。「モデム配送しましたよ」というメールも、「何日に設置に行きます」というメールも「それまでは勝手に開封しないでね」というメールも届いてないけど、まあ、いいんである。「サービス開始が遅れている」とか「サポートや質問がメールのみなのに、メールの返事が遅い」とかマスコミでは、なにかとブーイング情報の多いYahoo! BBだけど、私は、それでも構わないと思うことに決めたのだ。だってYahoo! BBがADSL料金を変えたたんだもの。私は「歴史の変革者」には、甘いんである。常識破りの安さを実現するには、人手不足もあるだろう。まあ便りのないのは良い知らせってことで、ここまで来たら、もう少し気長に待とう(でも宅急便を開封したい欲望を抑えるのは、ちょっと苦しいけれど....)。

 


の初物 10月30日(火)

 風邪を引いてしまった。この秋初の、風邪。マツタケの初物もまだなのに。寝込むほどでもないので昨日と今日、薬を飲んでおとなしくしていたら、かなりラクになった。早寝早起きモードを保っているし、この調子ならば来週の日曜日の昼間もお出かけできそうだ。

 来週の日曜日は、結婚記念日だ。でも12年目ともなると、行くところのネタが尽きてくる。ホテルの食事やバーっていうのも、もはや新鮮味がないのよ。と思っていたら、いいところを見つけた(いや、教えてもらったんだけどね)。三田マックユーザーグループが、三田市の博物館主催のお祭りひとはくフェスティバルってのに出展するのだとか。出展って、なにするんだろう? 「人とMacの関係」をみんなで考察したり、Macをとことん人が解剖して眺めたりするんだろうか? なんかよくわかんないけど屋外の公園で開催されるそうなので、秋のハイキング気分で楽しそうだ。よし、今年のお出かけ先は、ここに決まり。

 三田には、一度ドライブで行ってみたいと思っていたのだ。ちなみに三田と書いて「さんだ」と読む。東京の人はよく「みた」と読むけど、ここいらではクリとマツタケと黒豆としし鍋で有名な「さんだ」なんである。あ会社員時代には、ホロンピアっていう博覧会関係のパンフレットだったか何かを作ったような気がする。ふむ。なにかと縁のありそうな(?)地なんである。


か・い・か・ん 10月31日(水)

 今朝、仕事場でメールチェックをすると、袋井のらーかみさんから2本連続メールが届いていた。1本目は「うちにも今日きました! Yahoo! BBのモデム」という内容。

袋井にもブロードバンドの波きました。早速これから接続に挑戦です。「我慢して明日にする」って私絶対に駄 目なのです(自慢)。遠足の前の日、なかなか寝られないタイプです。なんとか今晩中に接続したいです。IT僻地に住んでいるので心配ですが、なんとか気合いでノイズはキャンセルします。夢でしたもの。常時接続にして「自宅でサイバーテロと戦ってみる」。これからブロードバンド接続チャレンジで遊んでみます。ドキドキします。#あ。もちろんOS Xです。でわ。

  そして30分後の2本目には「3分ほどの作業ですべて完了。速いです。スピードは特に計っていませんが、もう十分です。ブロードバンド、一度使い出すともう元には戻れません。快適です。えへへ」とあった。

 ええっ? そんなに速いの? 簡単なの? っていうか自分で接続していいの~? もう、こんなこと聞いたら私、辛抱たまらんですばってん。以前どこかの雑誌で読んだ話では、先にモデムが宅急便で届いたが開けてみると「担当者が設置にうかがうまで決して開封しないでください」など書いてあった、と記憶していた。それで「触れば、なぜか何でも壊してしまう」私は、絶対勝手に開けちゃダメ、と思いこんでいたのだ。でも、でも、でも。ら~かみさんの話を聞いてしまったら、もう私も辛抱たまらんですたい、なのだ。

 それで、私も開けちゃいました。ワレモノのシールがなぜか2重に貼ってあった(なぜ?)。恐る恐る開封すると、ワープロ打ちの挨拶状が出てきた。
「接続を申し込まれたお客様も、お急ぎの場合はご自身での接続を試みられることをお勧めいたします」
  そうだったのか。それでは、お言葉に甘えてOS9で接続を試みてみよう。セットアップガイドの絵を見ながらケーブルをつなぐ。そして 「機能拡張」のなかにある「OpenTransport」を選んで「情報を見る」。バージョンが2.7以上であることを確認する(それより下のバージョンだったらアップルからアップデータを取って来なきゃいけないが、私のは2.7.4だったので確認するだけでOKだった)。そして「コントロールパネル」にある「TCP/IP」を開け、経由先を「Ethernet」、設定方法を「DHCPサーバを参照」にする。設定作業は、たったこれだけ。しかもプルダウンメニューから、選ぶだけ。なんか、よくわかんないけど、たったこれだけで完了した。プロバイダのアドレスだのパスワードだのといった、ややこしくて「えーとあの大事なこといっぱい書きとめた紙、どこへ行ったっけ?」と探し回る必要もないのだ。接続に1分、設定に15秒って感じ。Apple Talkよりも断然簡単。

 あまりに簡単なので、疑いながらエクスプローラーを立ち上げると、あっけなくホームが表示された。へ? つながったの? ピーヒョロヒョロヒョロガ~っていう音もしないの? リモートアクセスで「接続」をクリックしなくてもいいのね。本当にネットしながら電話もできるのか(疑り深い)177にかけてみた。「神戸海洋気象台の発表~」と言っている。ただし、なんか声がハウハウ響いて聞こえる。ADSLと関係あるんだろうか。でも、まあいいや。接続や設定がぜんぜんわからない私でも、こんなに簡単にできたことが大事なのだ。Yahoo! BB、ありがとう。孫さんは、やっぱりエライ。

 浮かれながら、あちこちリンクを開けてみる。画像の多いページでも表示が速い速い。部分的に画像を読み込む待ち時間などなく、ページ全部が一気にまるごと表示される。この感覚、私のいままでの経験でいうと、ローカルのHDに入っているHTMLデータを表示したときぐらいしか思い当たらない。
 メールチェックもしてみた。いままでのアドレスにちゃんとつながった。おおお。不思議。接続設定と、ブラウザやメーラーは別 々と理屈ではわかっていても、不思議だ。なんかよーわからんまま私のネット環境はブロードバンドになったのだ。うう~ん、快感。

 Appleに行って、iPodのCMのQuickTimeを見てみた。これ、先日56モデムのダイヤルアップ接続で挑戦したときは、30分もダウンロードされるのを待ってから「再生」できたのだ。ところが今日は、クリックとほぼ同時に再生が始まった。データのダウンロード・バーが再生ボタンを追い越していく。おおお。これが、本当の「ストリーミング」なのね。ブロードバンド時代なのね。ストレスゼロ。快感。ああ時代の波の洗礼を受けている実感。(でも別 のCMで32Mもデータのあるバージョンは、さすがに同時には見れなくて1分弱ダウンロードを待った。それでも、十分でございます)。 iPodのインタビュー・ビデオや、他のCMを見てもギュンギュン動く。いままで私の知っているQT放送といえば、ジョブスが両手を広げた瞬間静止画になり、画面 が切り替わったときには全く別のシーンに変わっている、という感じだったのに。あちこちつなぎながら、つい「思えば遠くに来たもんだぁ~」と口ずさんでしまった。私が初めて買ったモデムは、9600bpsだった。それでも「お、安くなった」と通 販で買って、パソコン通信をはじめたのだった。iMacに内蔵されている56kモデムを使ったときは、なんて速いんだろうと感動した。iBookを買うまで(つい、この間のことだ)まで、仕事場では古い28.8Kモデムで我慢していた。それがADSLを体験して、もう。しばらく仕事場で暮らしたい。なんつって。

 ところで昨日「三田」のことを「栗と松茸と黒豆としし鍋の里」と書いてしまったが、それは三田のもっと山間の「丹波」のことだと、あとから気づきました。「三田」にお住まいの方、失礼しました(っていうと丹波にお住まいの人に失礼になるのかな?)。

電車の窓から撮りました。

 

CONTENTS

このサイトは、インターネットでの発表以来iMacに魅入られてしまった私の「えへへ」な毎日や事件などを綴ったページです。購入前のワクワクや「なぜ、欲しいのか」という自問自答、発売当日のドタバタの様子に続き、買った後はドキドキしながらiMacと親しくなって、E-Mailを送れないと言ってはオロオロ歩き、新しいソフトを試しては「やっぱり快適やねー」と喜び、東にEXPOがあると聞けばS.ジョブス見たさに飛んでいき、西に極秘情報があれば「おせーて」と頼み込み…まあ、そういう出来事が次々と起こりました。これからは、どんな大冒険が…!?ワクワク。

おかげさまで「Mac Fanホームページコンテスト98」でメッセージ賞を受賞しました。わーい。

CONTENTS

またまた広告が載っている。あと4日で、近未来のフォルムがやってくる。8月29日、iMacアイマックがやってくる。ンコ店の本日10時から新台!みたいやぁ、思っていたよりも高級感があると感心している。

BOOKS
参考文献ってことではなくて、あっぷるとステーブ・ジョブス関連の本。

スティーブ・ジョブズ II

ハードカバー – 2011/11/2

ウォルター・アイザックソン (著),

井口 耕二 (翻訳)

講談社刊

スティーブ・ジョブズ II

ハードカバー – 2011/11/2

ウォルター・アイザックソン (著),

井口 耕二 (翻訳)

講談社刊

ロスト・インタビュー スティーブ・ジョブズ 1995

ソフトカバー – 2013/9/11

講談社刊

スティーブ・ジョブズ-偶像復活

ハードカバー

ジェフリー・S・ヤング、 ウィリアム (著),2005/11/5
東洋経済新報社刊

アップルを創った怪物ウォズニアック自伝

2011/11/2

スティーブ・ウォズニアック (著),

井口 耕二 (翻訳)

ダイヤモンド社刊

アップル・コンフィデンシャ2.5J(上/下)

2006/4/27

オーウェン・W・リンツメイヤー (著),

林 信行・他 (翻訳)

アスペクト刊

林檎の樹の下で ~アップルはいかにして日本に上陸したのか~

2011/10/17

斎藤 由多加 (著),

オープンブック刊

アップル宣言―クレイジーな人たちへ

1998/02

真野流・北山耕平 (翻訳)

三五館刊