Vol.24 UFO遇編

深夜12時過ぎ、仕事場からの帰宅途中。車を運転していると

前方の西の空の低いあたりに少し青みがかった白い光が走った。

ついにUFOに遭遇!?それとも、
あれはAirPortベースステーションだったのか?

10月16日(土)iBook発売、真のがはじまるって?~その1

 なんだかんだいっても、無い袖は振れないんである。おまけに今日から急に冷たい風が吹き出して、袖がないと寒いんである。くー、財布の中味も厳寒だ(つまり私には、買うお金なんてないってことデス。しくしく)。でも、見るだけはタダだもんねー。冷静に見てやるんだもん…ポジティブシンキングが信条の私は、自分にそう言い聞かせ、やっぱり凝りもせず見に行った。

 おなじみSeiden三宮店に着いたのは、午後4時過ぎだった。お店の外には、すでに「iBook発売!」とカンバンがデーンと立っていた。店内の壁にも、手作りポスターが張ってある。新しいiMacの案内だ。

「この一年は単なる序章に過ぎなかった。今真の覚醒が始まる。目覚めよ未来へ」

 なんじゃ、このコピーは? ロールプレイングゲームか。レベル2に進むってか?「ほんじゃ、なんですか? 私は序章ですか?」買えないってことは、人をヒガミっぽくさせるのか。1年前にRev.AのiMacを買った私は思わず口に出して突っ込みをいれる。しかも「真の覚醒」って、あなた…あの宗教団体じゃないんだから。

 

 iMac売場は、夕方すぎてもまだまだ盛況だった。ジャンパーを着た休日のサラリーマンふうのおじさんやカップル、中年夫婦、大学生ふう男の子グループ、茶髪のお姉さん、30~40代の主婦…お客さん層は、1年前では考えられなかったくらいバラエティに富み、特別にコンピュータユーザーってこともなくフツーの人たちで、夕方のドトールコーヒーに居るお客さんがそのままここに居る、っていう感じだった。1年前のiMac発売のときとは明らかに違う。iMac以降ってやっぱりスゴイんだなー、いやいやこれでやっとMacの本来の「フツーの人のコンピュータ」になったんだ、と改めて思った。そんな人たちおよそ20~30人が、入れ替わり立ち替わりiBookやiMacを触ろうと並んでいる。

 

 タンジェリンを触りたかったけど、モーニング娘。みたいな茶髪美人揃いお姉ちゃん5人衆がワイワイ言いながら見ていたので、私はしばらくモジモジしながら遠くから眺めていた。茶髪とタンジェリンの色合いが合っていて、キレイだ。

 ブルーベリーの前には、40代の主婦っぽい人がいた。ダンナさんらしき人もやってきて、真剣な顔で相談をしはじめた。「買うぞー」オーラを発散させている。おお。私の後ろでは「え、なんでこんなに安いの?」なんて声もする。振り向くと、声の主は、仕事ができそうなショートカットの女性だった。彼氏と腕を組みながら、展示されているスペック表をのぞき込んでいる。会社ではWindowsを使っている社会人カップルってかんじだ。原田社長ー、よかったねー。ネットや雑誌ではiBookの日本価格が高いって声もあったけど、店頭で実物を見た一般の人は「安い」って言ってるよー。みんなが、言ってるわけじゃないけど。あ、エールになってない。

 ブルーベリーが空いたので、私もいよいよ…。き、き、きれいー。ウワサに聞いていたキーボードの白は、目が覚めるほど美しかった。いままで白いプラスチック(?)製品で、こんなに清潔そうで美しいものを見たことがない、ってくらいキレイだ。「真の覚醒」ってのは、ホントだなー。そう思いながら、キータッチを確かめるでもなく、キーをなでなでしてしまう私であった(明日につづく)。


10月17日(日)iBook発売、真のがはじまるって?~その2

 (昨日の続きです)やっと、触ることのできたブルーベリーのiBook。使用感なんてものは、この程度での触り具合でどうのこうのと言えないけど、iMacのときにも感じた、余裕のある豊かさみたいな「ゆったり」した気分になれたのには、驚いた(きた、きた、覚醒してきた…かな)。キーが小さくなくてトラックパッドの左右もゆったりしているから、せせこましさが全くない。ノートだからコンパクトにするために何かを削ったり犠牲にする、というのではなく、iBookの目指したものは別にあった、ということが触ってみてやっとわかった。12インチの液晶画面も小さくは感じられない。充分でございます。

 こうして貝の口が開いているのを見ると、エッジの見事さにも惚れぼれする。キーボードの手前=トラックパッドの左右はふんわりとした曲線、もう一方は液晶画面を包み込むようにエッジがキュッと内側に入っている。線に潔い意志がある。んー、これは女性に人気爆発するでしょう! 女の子が自分の部屋で、ベッドに寝そべりながら雑誌をパラパラめくるようにインターネットを楽しんだり、小さなテーブルの上で日記を付けたりお手紙を書いたりする感覚でメールをしたり…。私までラブリ→若い女の子になってしまいそう(う、やはりラブリーはちと無理か)。欲しい、欲しい、欲しい~。

 お店の人に聞いたところ、iBookの事前人気はSeidenでも高く、それに比べて供給数はここでも低く、たくさんの予約者に対して入ってきた数は焼け石に水程度だったそうだ。人気のカラーはタンジェリン…と思いきや、ブルーベリーが2倍の予約だとか。やはりいま予約してるのは、男性の既存Macユーザーが多いのかなぁ。でも、これからはガンガン女性にタンジェリンが売れるだろうな。

 さて、iMacの前もずっと人だかりなんである。遠目には以前とそう変わりないけれど、カラーの部分がツヤあり透け具合アップ。モニタも、ずいぶんキリッとクリアに見える。グレープがずいぶん落ち着いた印象に変わって、オフィス用にも良さそうと思った。それぞれ、DVDの入れる部分がカラーになってて、ちょうど唇みたい(ついでに言うとスピーカーがホッペタみたい)で、一段と優しさがにじみ出ている。iMacに込められたメッセージ性について、以前J.アイブは「コンピュータは恐くない、という優しさを伝えたかった」と言っていたけど、今度もグッとそこが強調されたみたいだ。んー、これで148,000円かぁ。旧製品も10万円を切るという信じられない値段で少しだけ在庫があるみたいだったが、新製品を見てしまうと新しいほうが良く思える。女房とMacは新しいほどイイってか? か? か?

 そんなわけでiBookと新iMacを見てしまったばっかりに、私の物欲はすっかり覚醒されてしまった。えーい、どーしてくれる!? がるるるるる~。


10月19日(火)トップ10独占

 先週末2日間のデスクトップ機の売り上げランキング、1位から10位までアップルだ(BCNランキング 10/19)。す、す、す、す、す、す、す、す、す、すご~い(“す”を10個続けてみました。えへへ)。

 ところで、ここんとこまたバタバタしてて書店に行けない。S.ジョブス特集号の『TIME』が欲しいよ~。と思ったらiMac Stationさんとこに、 写真が紹介されていた。あれ? ジョブスの頭が…。坊主頭のように見えるのは、気のせい? しかも座禅を組んでいるみたい。何か反省してるんだろうか?


10月24日(日)遂にUFOを見てしまった

 といっても、Appleエアポート・ベースステーションを見~ちゃった、っていうオチではない。昨日の深夜というのか24日の日付になって間もなくというのか…えーい、そういう細かい話は後にして、ホンモノの未確認飛行物体、UFOを見てしまったのだ。どーしよう。どーにも、なんないんだけど(昨日はコーフンして書けなかった)。信じてもらえます?

 土曜日の深夜12時過ぎ、仕事場から帰宅途中のことだ。車を運転していると、前方の西の空の低いあたりに少し青みがかった白い光が見えた。街灯の光よりもひとまわりは大きく、光が強い。「なんだろ?」と思う間もなく、ヒューと低空に動いて音もなく消えてしまった。目の前が一瞬白くなるくらいの発光とスピード。その間、わずが1秒弱だったけど「あ、ぶつかる」と思わず私が首をすくめてしまったくらいだ。花火だったら音がするはず。流れ星にしては大きすぎる。ヒトダマにしては、光りすぎていた(って、本物のヒトダマって見たことないけど)。飛行機やヘリコプターの低空飛行なら音がするだろうし、あんなに早くは移動できないはずだ。私ひとりだったら、勘違いかな? で終わったかもしれない。でも助手席の夫は、もう少し詳しく見ていた。

「低空に落ちたんじゃなくて、向こうに飛んでいって消えた。
 丸い光が2個、横に連なってるような部分も見えた」。

 ひょぇ~、それってまさしく未確認な飛行する物体だぁ~。2人ともエミュレーションじゃなかった、なんだかそんな人体実験されなくてホントに良かったと、結構本気で思ってしまった。この忙しいときに、UFOに捕まってる場合じゃないから。


10月26日(火)SFマニアお話

 先日のUFO騒動だけど、なんでも私たちが目撃した6時間ほど前に「兵庫、広島方面で火球が目撃された」とか。25日の朝日新聞・夕刊に載ってたんだって(大輔くん、ありがとね)。んじゃ、私たちが観たのもそうなのかなぁ。私しゃ、てっきりホワイトキーボードの使者がiBookをプレゼンしにやって来てくれたとか…あ、それはサンタクロースか。ともかく、SF的展開を期待してたんだけど。「空飛ぶ円盤じゃなかったのか」。私のその言葉を聞いて、夫のハードSFマニア魂にも火がついてしまった。おお、こっちでも火球現象が。

「ボクは、一言も円盤なんて言ってないよー。だいたい宇宙人が『えへへ、宇宙人ですぅ。ちょっと、ここ飛ばせてもらいまっせ』って、目立つように電気つけて飛ぶわきゃないだろう」

 あー、長い長い講釈が…。夫は日本SF界の第一人者、野田昌宏さんに会ったことがある。うちの本棚には、野田さんの著書『SFパノラマ館』という本もある。その装丁を夫がしたのだが、それよりも自慢なのは野田さんのマンションに行ったことがある、ということだ。ふつうは絶対に野田さんちには、あげてもらえないんだそうだ(理由は、盗難防止! 世界に2冊しかない本とか雑誌とか、とにかくお宝の山、山、山らしい)。よくわかんないんだけど、野田さんというのは映画界でいえば淀川長治さん(Mac界では立野康一さん?)のような、夫に言わせると「男の憧れの生き方」をしてる人なんですと。ふーん。

 ここ数日の夫は機嫌が悪い。それには理由があるのだけど、長い話になりそうなんで、また明日書けたら。


10月28日(木)夫のMacがれた!?

 夫の機嫌が悪かったのは、Macのせいだ。それは、夫が自分のMacをやっと8.0(→8.1アップデータ)にしたことから始まった。もうすぐOS9も出ようというこのご時世になんなんだ? とも思うけど「DTPデザインはいつも一世代か二世代前の安定したOSを使うんだ」と言って7.55を使ってきたから、それはそれでよかったんだそうだ。

 ところが、ちょっと前に買ったアプリケーションが8.0以上でないと使えないとわかり(調べてから買いなさいって)、しぶしぶ重い腰をあげたのだ。しかし…ああ、心配は的中した。フリーズの連発に加えて、なぜか「あああああああああ…」という文字がモニタに延々“自動”で打ち出されてくるという怪奇現象に襲われたのだ。こっわー、お払い箱になったMacOS7.55の心の叫びか? インストールをやり直すこともできない。立ち上がった瞬間フリーズしてしまう。CD-ROMで起動してもやっぱりフリーズしてしまう。

「あーあ、Macつぶれた」と叫ぶ夫。
「あーあ、修理代が…」と心のなかで叫ぶ私。

 それでもめげずにモノは試しと、夫は私のキーボードをつないでみた。動いた。おー、キーボードの寿命だったのかぁ(「夫のは拡張キーボードで高いんだな…」と、私は心のなかで電卓をはじく)。とりあえずこれでは何もできないので、また7.55にバージョンダウンした。しかししかし、やっぱりフリーズが頻発する。なぜなんだ~、と叫ぶ夫。あと3時間で原稿を仕上げてFAXしなきゃいけないこの忙しいときに、かまってられるか! 早く私のキーボードを返してくれ~と応酬する私。だんだん夫婦仲まで険悪になってきたのだった。う~ん。…んでね、結局、何だったのかというと、どうやらマウスが壊れていた、というだけだったんですね、これが。あーよかった、マウスならせいぜい3500円ナリ、チーン。

 でも、夫の苦難の道はまだ続く。新しいマウスを買いに行ったのだが、いまどきマウスといえばUSB。ADBマウスなんてどこにも売っていないかったそうで、しょんぼりして帰ってきたのだ。翌日、3軒目でやっとADBマウスを見つけて「あった、あった」とニコニコしながら、帰ってきただけど、まさに「大山鳴動してマウス一匹」の一席でした。おあとが、よろしいようで。


10月29日(金)朝まで起きので、朝刊を広げたら…

 あーらら、今日の朝刊にMac OS9の全面カラー広告。出たのね、9。ウチはまだまだ9にはならナイン、なんつって。昨日の話のとおり、うちでは夫の方針(と、私もどっちかというと小心者でめんどうくさがりなの)で、常に時代遅れのOSを使っている。しかも、マシンによっててんでバラバラ。えーっと、いま私たち2人が使っているのは、漢字Talk7.1(PowerBook520c)、7.50(LC630)、8.0(この間まで7.55だった夫のPM7300/188)、そして8.5(iMac。USBカードリーダーを接続するために、先日やっと8.5にした)。どーだ、とびとびながらOSの推移が一目でわかる、この有様。くー。

 ところでMac OS9の広告の裏には、運命のイタズラか(はたまた広告代理店に指定したのか)ソーテックも全面広告を出している。4つの商品をラインナップしてるんだけど、どーも「田の字マトリクックス」みたいに見えるのは、気のせいだろうか。たぶん気のせいですね、気のせいであることを祈ります、はい。

 しかし、コピーがこりゃまたすごい。例えばe-oneは「オールインパソコンというからには、これでもかというほどいろいろついてなくちゃ。」はいはい、“初心者向けに機能をそぎ落とす”iMacの考え方とは違うってワケね。198,000円のノートパソコンは「いつでもどこでも気軽に使えるオールインワンノート、やっぱり液晶モニタは14.1”くらいはなくちゃ。」うーむ同価格のiBookよりモニタでかいもんね、という自慢なのね(しかし“くらい”の割には、14.1ってずいぶんこまかい)。まるで宣戦布告比較広告。いっそ今度は見開きで、右にアップル左にソーテック、新聞対決全面広告やらないかなぁ。iBookの広告に対抗して「12インチモニタなんて小さすぎる。同じ値段なら14.1インチなっくちゃね」とか、iMacに対抗してe-oneが「ほら、似てないでしょ」とか。ダメかな。


11月3日(水)今度は、私のiMacれた!?

 先日、夫のMacが「壊れた、壊れた~」と大騒ぎしたと思ったら(10/28日の日記)私のiMacにも災難が降りかかってきた(こういうのって、伝染するのかな?)。やっぱり今度も、OSをアップグレードした直後からトラブルが続出した。「モデムが○○○を関知しません」とかいうアラートが出てインターネットになかなかつながらない。つながっても2画面目くらいでフリーズしてしまう。しまいには起動と同時にフリーズしたり、起動が完了したと同時に「Finderアプリケーションのためのメモリが足りません」なんてワケのわからないアラートが出る。うーむむむむ。そりゃあビンボーだから128Mは買えなかったけど、ちゃんと64M増設したじゃない!? なのに、そこまで言われるなんて…。

 いままでの私だったら「これは、OSを入れ替えたことが原因に違いない! えーい責任者出てこい、原田社長出てこーい!」と叫んで「あー、ちょっとスッキリした」と思うだけなのだが(つまり、解決策については深く考えずに夫になんとかしてもらおうと思うワケです)、どうも先日の一件で夫もアテにならない。どうしたものかなー。そう思っていたら、松田純一さんが「緊急報告~USBトラブルの秘密」というページを公開してくれていたので読んでみると…USB周辺機器ってのは、差し込む場所や日によって、認識したりしなかったするのだそうだ。ひょっとして、私のiMacのトラブルもUSBが原因?

 iMacを今さらながらOS8.5にしたのは、先月買ったUSB接続のメディアリーダー(メルコ社のMCR-U)が「OS8.5以上推奨」だったからだ。試しに8.1で接続してみたが、1回きり(まぐれで?)認識できたのだけど、それ以降は使えなくなってしまった。んで8.5にしてからは「おー、使える、使える」とうれしがって、常時接続にしたのだ。考えてみれば、トラブルが頻発し出したのは、その頃からだ。そんなワケで、使わないときは(特にiMacを起動するときは)メディアリーダーを外してみることにした。ピタリとトラブルは直った。こんなことって、あるんだなぁ。松田さん、ありがとうございます。

 今日は、衣替えをした。この2週間ほどは暑かったり寒かったり、忙しかったりで、1年中の衣類を寝室に散らかし放題だった(その散らかりようといったら、床に広げたものはなんでも探検してまわるウサギのグレコでさえ、恐れをなして逃げ出すくらいだった)が、これでやっとスッキリした。夫は、年に2回の衣替えのたびに横目で見ながら「いっそ枚数を減らして1年中の衣類を引き出しにいれておけばいいのに」と言うけど、どうも田舎者の私はダメ。済んだ季節の衣類はケースに仕舞わないことには、季節が変わったと思えないのだ。これで、やっと我が家にも秋がやってきた気分。


iBook争奪はじまる~その1 11月4日(木)

 iBook欲しい~! でも買えない! このジレンマを解決してくれるのは…懸賞しかない。やっと気づきましたよ、私。これからはガンガン懸賞に挑戦していくことを、ここに高らかに宣言するゾ~。この手に掴むまでっ。

 

 そんなワケでiBook争奪計画・第1弾。トヨタ自動車のGazoo会員募集ページのプレゼント企画に応募した。アンケートに答えるだけで、10名に抽選でiBookが当たるのだ。ってことは私もう、当たったも同然ね。だって、いまの時期に「欲しい」って思ってる人は、もう買ったり予約しちゃっただろうし…え? 違う? ま、深く考えるのはよそう。いま載ってる車はホンダなんだけど、当たっちゃったら、次はTOYOTAセルシオにしますからぁ(あ、ガレージに入らないか?)。う~ん夢を持つと、生きる希望がわいてくるなぁ。しかし、気になるのは他のプレゼント商品として書かれている“そば100名様”。なんか不幸な予感。

 ここのアンケートの設問はそれほど多くないし、極力キーボードを打たなくていい工夫もされていて、好感が持てる。実は、何日か前には三菱自動車の東京モーターショー出展車のアンケートサイトに行ったのだけど、何度行ってもサイト自体がうまく表示できず、応募できなかったのだ。答える気ギンギンだったのにな(すみません、そのときのアドレスどっか行っちゃってリンクできません)。Netscape4.04じゃ表示できないのかな? それにしても三菱にTOYOTA…自動車メーカーが次々とiBookプレゼント企画をやっている。ってことは自動車大国ニッポン、まだまだ自動車メーカーはたくさんあるわけで、当たる(応募できる?)確率が高くなるわけだ。どんどん、やってください。

 今日は結婚記念日だ(あ、たしか去年の今日も「今日は結婚記念日だ」って書いた記憶がある)。9周年だ(あ、去年も8周年って書いたな…あたりまえだけど)。昨日から夫は風邪で寝込んでいるので、今年はプレゼント交換どころではないって思ってたけど、iBook当たるといいな。


北海道のノリって、好き 11月6日(土)

 ずいぶん前のことだけど、『パパパパPuffy~スペシャル~』でクイズの優勝者にiBookがプレゼントされる、というのがあった(たしかまだiBook発売前だった)。そのときクイズ司会者を務めたのが、“亜美ちゃんの宿敵”大泉洋というおニイちゃん。なんでも彼は北海道の人気者で、「地元の東急ハンズではブロマイドやオリジネルグッズががんがん売れてる」んだとか。んで私はひょんなことから、この彼が出演している、これまた北海道の人気TV番組『水曜どうでしょう』のビデオを貸してもらって観たのだけど(美智子さん、ありがとう)う~む、おもしろい。旅に出ても出演者とスタッフの4人でグズグズしゃべってるシーンが延々と続き、なんだか妙にハマるのだ。 番組4本か5本ぶん、一気に見てしまった。


iBook争奪計画~その211月8日(月)

 近所のガソリンスタンドで、初めての車検をした。「ぜんっぜん、悪いとこなかったですよ」とホメられた。あ、ホメ言葉じゃないのかな? 3年間で8750Kmしか乗ってないんだもの、悪いとこなくて当たり前か。ついでに入念にそうじ&ワックスがけもしてもらった。車内のどっかから口紅やらライターやら、1円玉やらが出てきたそうだ。おお1年くらい探してた口紅が…。う~む、ウチの車の中には、亜空間ゾーンがあるようだ。ワープもできるか、今度、試してみよう。

 さて私のiBook争奪計画、第2弾。今回は「コミック・フラッパー」の創刊記念プレゼントに挑戦だ。サイトに行ってみたら、あらあら、プレゼント商品が4種類もある。もちろん、iBookは1名様に当たる。しかし、その横でVAIO PCG-C1EXが「持ち歩いても超・軽いよぉ~。あ、ついでに言うとカメラも付いてるよん」と、誘う。シャープの液晶デジタルビューカムも、いいなぁ。ウチのビデオカメラ、つぶれて何年もたつし。いやいや、フジのチェキだって安い商品だけど10名に当たるということは、当選の確率が高いかも。なんだか、本来のミッションを忘れてしまいそうだ。当選こそ、命。しかし! ここの応募は、ハガキのみ。なぜなんだ? 根気がない私は、明日になったら忘れてしまいそう。「明日、ハガキ買う」と手のひらに書き留めておこう。iBookへの道のりは遠い!?


思い出にわる前に11月10日(水)

 私はタバコを吸う人なんだけど、喫煙者をケムたがる社会になってきたなー、とヒシヒシと感じている。先日は、ある人から「お前たちは、絶滅寸前のスウ族だ」って言われたしなぁ(ウマイ!)。このところ仕事で行く機会の増えた企業では全館禁煙だ。陽の射さない吹きっさらしの屋外、建物と建物の間の通路みたいな隙間が“唯一の喫煙場”なんだけど、いい年の大人が寒さに震えながら不良高校生みたいにウンチングスタイルでスパスパ吸ってて、その姿はなかなか悲しいものがある。Appleも、勝手ベジタリアンなジョブスの意向で厳しいんだろーな(Appleのかつての取締役会の中心メンバーだったマイク・マークラも超・ヘビースモーカーだと何かの本で読んだことがあるけど、復活したS.ジョブスによって追放されたのはそれが理由か? なんてことはないか)。 

 今日の値動きは知らないんだけど、このところAppleの株価が高騰している。昨日のMacお宝鑑定団さんには「日本でも1万円を超えて、もはや簡単に手が届かない値になった」っていうようなことが書いてあった。う~ん。買ってない馬券と株の儲けは大きいもんだと、つくづく思う。

 私の記憶のなかではたしか、ジョブスがAppleに戻った前後、1株16ドルまで下がってたような気がする。そのころは「Apple倒産の危機」がずーっとささやかれていて「もしAppleが潰れちゃっても、こんな会社があったってことで思い出のために株、買っとく?」「でも思い出に20万円近く出すんなら、Mac本体買うよーガッハッハー」なんて冗談を言っていたものだ。あの時に買っときゃいまや値打ちは5倍・6倍…くー。いえ、私自身は株って買ったことないんだけど…。ただ、名義人の欄にSteve Jobsて入ってる株券は、ちょっと持ってみたい気はする(日本の株券の裏面には名義人の欄があるんでしょ、たしか。アメリカはどうなのかな?)。


グレコのつめきり 11月11日(木)

 ウサギのグレコの爪が伸びてきた。よく見ると、伸びすぎて先が割れている爪もある。このままじゃ痛いだろうと思い、ムリヤリ押さえつけて切ってやったら、もんのすごい力で抵抗した。ちなみに、ウサギは前足が5本指、後ろ足が4本指。爪切りだって、ちゃんと「ウサギ・小動物用」の専用ツメキリを使う。右前足の爪を切り、左前足へ…と思ったけど、ついに「グー」と唸って逃げ出してしまった。なんだか、すっかり嫌われたみたい。私の姿を見ると逃げ回り、エサ入れにしている陶器のお皿をくわえて振り回している。ひぇ~、グレコがグレた。


まだ成仏していなかったのかと、メール恐怖症 11月15日(月)

 この1~2週間、またまたまたまた“ヤツ”が戻ってきた。私が送信したメールが文字化けを起こしているようなのだ。うーむ、まだ成仏していなかったのか。どうも私、今年に入ってから文字化けオバケに取り憑かれているみたい。

 

 メールソフトは相変わらずEudraPro4.01なのだけど、メディアリーダー(USB対応)を接続するためにOSを8.5にアップグレードしたあたりから時々、化けだしたようだ。今度もOutLookユーザーとの相性が特に悪い。いままで何度もいろんな人に解決法を教えてもらったのにな~。気がつかないうちにメールソフトの設定が変わっていないか、特に「書式なしで送る」にちゃんとなっているかどうかを確認したが、どうやら何も変わりなし。なんでだ~。そんなわけで、このごろちょっとまたメール恐怖症。

 文字化けといえば同じくアップグレード以降、インターネットの文字化けも起こるようになった。10秒ほどして一瞬ブラウザが真っ白になり、一気に正常に戻ることもあるのだけど、ダメな時もある。そんなときは手作業で文字コードを変えてみると…ぬぬぬ、直るときもあるけど直らないときもある。なんでだ~。Netscape4.04じゃ、見れないサイトが増えてきたってことも影響あるのかなぁ。


今度はキーボード憂鬱候群でグズグズしてます11月20日(土)

 このところ外出していない日は、ずーっとMacの前で張り付き状態が続いている。この1カ月半で50人分くらいのインタビュー原稿を書いていた(そのうち直接会って話を聞いたのは半分くらいなんだけどね)。その人たちの言葉が乗り移っちゃって、おかげで私は、50人格。ダニエル・キイスの小説に出てくる100何十人格の主人公・ビリー・ミリガンまであと一歩だ(んなこと、ないか)。なんだか、疲れちったなー。
 
 特にこの2週間ほどは、夫が風邪で寝込んでいたので(喘息が出たり、結構大変だった。やっと治ってきたけど今年の風邪はキツそうなので皆さん、気をつけてね)、私も仕事場には出ず家のiMacで書くことが多かった。ふと気がついたらキーボード憂鬱症候群に襲われている自分がいる。なんというのか、キーボードに触るのもうっとうしくて、モニタを眺めるのもイヤ~って気分に襲われるのだ。過ぎたるは及ばざるがごとし。命短し、恋せよ乙女。あれ? 全然関係ない? ともかく連日キーボードを叩き続けちゃうと、そういう気分になっちゃうことってありません?
 
 まあ、以前にも同じようなことを書いた気がするけど、iMacで仕事をするのがいけないんだな、きっと。このフワッとしたキータッチに「義務」とか「効率」とか「締め切り」っていうスクエアな理屈を持ち込む私が、場違いなわけで。いえ、人好きずきなんだけどね。キーボードのタッチというのは、かなり気分を左右する。私の場合、(仕事場の)LC-630で使っているMac Wayのキーボードは沈みも深くて固めのタッチで仕事向き。「う~んノってきた~」って時は、バシバシ、タンッタンタ~ンと大きな音を鳴らすから、横にいる夫は「なんか怒ってる?」と恐れるのだが、本人はいたって気分がいいのだ。以前「MacFan」でも高橋哲也氏が「ライターにとってキーボードは商売道具。馴染みのいいキーボードを求めて何台も買った」っていうようなことを書いていた。
 
 12年前に私が大阪の大手(?)広告制作会社に就職した当時、原稿といえばまだ手書きだった。入社して半年くらいでCanonのワープロ専用機が導入されたが「キーボード操作に思考力を取られるから」という理由で、3年間くらいはまず原稿用紙に手書きしてから打っていた。その頃は4Bの鉛筆だとか、0.9ミリのシャープペンシルだとか、スベリのいい筆記用具をとっかえひっかえしながら「ん~、気分がノってきた~」なんて言ってたものだ(あ~らら、今と同じだ)。いまはブラインドタッチとまではいかないけど、頭のなかで文章を組み立てるのはローマ字入力の順になっている。ん~、これでいいのか、悪いのか。…と、ここまで書いてなんだか晴れやかな気分になってきた。やっぱり私、Mac触ってるのが好きなのね(単に仕事ギライの怠けものとも言う)。えへへ。
 
 え~っと、久しぶりなのでグズグズ書いてしまったが、今日から年末まで、全国のMac販売店では毎週末、「Mac Demo Day」なるイベント(?)が始まるそうだ。またも、突然のナゾのイベントの開始。しかも今度は、全国のユーザーグループのメンバー参加での開催だ。事前に面接までやっているそうなんだけど、その面接に参加した人は誰もネット上で話題にしていないのが怪しい。むむむむむ。オペラシティに集めて「定説」を説き、「このMacは壊れていない。あたたかく見守りながら放置すれば、必ず甦る」なんて洗脳しているんじゃ…(Macの場合、放置しとけば直っちゃうこともあるからねぇ、実際)。私もiMUGのメンバーなので申し込んだんだけど「面接にいらっしゃい」という返事が来ない。ますます、怪しい!…冗談ですからね。各方面の関係者の方、本気で怒ってこないでね。お店に行って確かめてみようっと。

CONTENTS

このサイトは、インターネットでの発表以来iMacに魅入られてしまった私の「えへへ」な毎日や事件などを綴ったページです。購入前のワクワクや「なぜ、欲しいのか」という自問自答、発売当日のドタバタの様子に続き、買った後はドキドキしながらiMacと親しくなって、E-Mailを送れないと言ってはオロオロ歩き、新しいソフトを試しては「やっぱり快適やねー」と喜び、東にEXPOがあると聞けばS.ジョブス見たさに飛んでいき、西に極秘情報があれば「おせーて」と頼み込み…まあ、そういう出来事が次々と起こりました。これからは、どんな大冒険が…!?ワクワク。

おかげさまで「Mac Fanホームページコンテスト98」でメッセージ賞を受賞しました。わーい。

CONTENTS

またまた広告が載っている。あと4日で、近未来のフォルムがやってくる。8月29日、iMacアイマックがやってくる。ンコ店の本日10時から新台!みたいやぁ、思っていたよりも高級感があると感心している。

BOOKS
参考文献ってことではなくて、あっぷるとステーブ・ジョブス関連の本。

スティーブ・ジョブズ II

ハードカバー – 2011/11/2

ウォルター・アイザックソン (著),

井口 耕二 (翻訳)

講談社刊

スティーブ・ジョブズ II

ハードカバー – 2011/11/2

ウォルター・アイザックソン (著),

井口 耕二 (翻訳)

講談社刊

ロスト・インタビュー スティーブ・ジョブズ 1995

ソフトカバー – 2013/9/11

講談社刊

スティーブ・ジョブズ-偶像復活

ハードカバー

ジェフリー・S・ヤング、 ウィリアム (著),2005/11/5
東洋経済新報社刊

アップルを創った怪物ウォズニアック自伝

2011/11/2

スティーブ・ウォズニアック (著),

井口 耕二 (翻訳)

ダイヤモンド社刊

アップル・コンフィデンシャ2.5J(上/下)

2006/4/27

オーウェン・W・リンツメイヤー (著),

林 信行・他 (翻訳)

アスペクト刊

林檎の樹の下で ~アップルはいかにして日本に上陸したのか~

2011/10/17

斎藤 由多加 (著),

オープンブック刊

アップル宣言―クレイジーな人たちへ

1998/02

真野流・北山耕平 (翻訳)

三五館刊