Vol.45 ドメインを取った

そうなんである。ついに自ドメインをとったんである。

ドメイン名は「gogorocket.jp」。TOP頁の広告バナーにある

リンククラブ・ホスティングサービスでは、
取得できるドメンを検索できる。そこで調べてみると
rocket.com」や「rocket.jp」はすでに「取得済み」だった。
どうも「ロケット」は人気があるようだ。

深夜に出会った、夢のような…6月3日(月)

 深夜の帰宅途中。私は車を運転しながら 「あ~あ。なんか、おもしろいことに出会わないかなぁ。例えば、落ち武者に会うとかさ」と話していた。 「みんなに自慢できるよ~。それとも幕末の神戸事件で切腹させられた武士の霊とかさ。『うう~。武士の情けぇ~。介錯を~』ザンバラ髪の武士に追いかけられたりなんかして。えへへへ」 こうして文字にしてみると、なんか私、過剰な刺激を求めてるなぁ。夏めいた気候になって怪談が恋しかったのか。ううむ。自分でもなに考えてんだかわかりません。当然、夫は助手席で絶句していた。ところが。車が大きな橋に差し掛かり、本当にとんでもないモノに出会ってしまったのだ。

 それは、すご~くすご~く大きな大きな大きな豪華客船(幽霊船でなくて、よかった)。橋は三宮「本土」と人口島を結ぶ全長400mくらい、高さは海から30mくらいあると思うのだけど、その橋に陰を落とすくらい背が高く巨大な船が橋のたもとの埠頭に着いていた。いままで「飛鳥」や天津ー神戸の定期客船を何度も見たが、これほど大きな船を見るのは初めてだ。


 船には、甲板やすべての窓からも黄色い光が漏れている。さらに船の前と船尾をつなぐように、イルミネーションが縁取っている。船の名前が、これまた電飾で「Christal Harmony」と読めた。「クリスタルハーモニー?」。どこから、やって来たんだろう? きっと、これは外洋航路の豪華客船なんだろうなぁ(後でネットで調べたら全長241m、48,621トンの日本郵船の船だった)。
「ワールドカップが始まるから海外からお客さんを乗せてやって来たんだよ、きっと」
「そーか、そーか」ホントかどうかはわからないけど、二人で盛り上がる。
 深夜1時を過ぎているというのに、橋の上では新聞が読めるくらい明るい光に包まれて、夢見心地になってしまった。魔法遣いのおばあさんが現れて、カボチャを馬車に変えてくれる…っていうのはシンデレラだけど、光のかたまりにボーっとなりながら、私たちはついに橋の途中で車を泊めて降りてみた(本当は、橋の途中で止まっちゃいけないのだが)。しかし、なんで、こういう時に限ってデジカメを持ってないかなぁ。

 側面には『タイタニック』に出てくるような、避難用ボートがズラリとかかっていた。でもタイタニックみたいな広い甲板があるカタチではなく、船室部分が、あくまでも「巨大ビル」のようにそびえ立っている。窓の灯りを頼りに数えると海上に出ているだけでも8層。橋の下をのぞき込むと、海面 から煙突の上までは15階建てのビルくらいあると思った。船尾には各層ごとに甲板があって、そこにデッキチェアなんかが出ている。  見ているうちに、中くらいの階から白い服を着た男性が、甲板に出てきた。表情は見えないが、たぶんコックさんの制服だ。向こうもこちらに気づいたように思ったので、両手を振ってみた。(お~い)と心で叫ぶ。相手も、右手を大きく振って応えてくれた。なんだか、すご~く、うれしかった。私は大阪の山に囲まれた地域で生まれ育ったので、こういう海洋文化(?)に触れると、それだけで「外国」を感じてしまうのだ。相手が日本人かも、どこからやってきたかもわからないが、あいさつが「通 じる」って、なんて気持ちいいんだろう。

 しかし、いつまでも橋の途中でポケ~ッと眺めているわけにもいかないので、移動することにした。橋を渡りきり、海を挟んで船全体が見えるポイントを探す。果 たして、海に煌々と浮かぶ船が見える場所は見つかった。コンテナヤードだった。でも深夜のコンテナヤードって、灯りがついてなくて真っ暗だし、なんか車のスクラップとかが積み上げられてるし…怖い。本当に、物陰から落ち武者が現れるようなシチュエーション(どんなシチュエーションだ!?)なのだ。海に浮かぶ船は、うあ綺麗。でも、いま居るところは、うあ怖い。綺麗。怖い。綺麗。怖い。自分の思いつきの言葉に恐れながら、夢のような時間を過ごしたのだった。

 ちなみに6月にはおりえんとびいなすや飛鳥といった客船が、神戸港にやってくるらしい。夜に橋を渡って帰宅するのが、楽しみになった。(先週末、この話を書きかけていたんだけどアップしそびれてしまった。この夜の話は、5/30日のことです)


パーソナルコンピュータの青春時代 6月4日(火)

 家の書棚から「パソコンビジネスの巨星たち」(ソフトバンク)という本が出てきた。どうやら夫が以前読んだもののようだが(夫に聞いてみたが「そんなんが、あったんだね」と忘れていた)私は初めてみる本だったのでパラパラとめくってみた。発行は、1991年。巻頭にカラーで、当時のパソコン界の「巨星」たちのポートレートが載っているのだけど、これが、みんな若い。ロータスの創業者、インテルのアンディ・グローブ、マクネリ…あと、いまとなっては私の知らないメーカーの創業者達も、スーツにネクタイ姿であっても目もとが若者揃い。1ページ目のビル・ゲイツは茶色いセルフレームのメガネにママの手編みふうセーターを着て、髪はボサボサ寝癖ばっちり。「学生」みたいにあどけない。スカリーも、アップルにやって来たエスタブリッシュメントなお父さんという印象を持っていたが、当時の写 真を見ると、まだまだ若かったんだとわかった。そして当時NEXTを設立したばかりのジョブス氏は、茶色の、たぶんアルマーニのスーツを着て、なにかスピーチをしているシーンが載っている(ジョブスは、いつの時代も語っているのだ)。その姿は、いま見ると、プロムナイトに慌ててスーツを着込んだ高校生みたいだ。

 まだ中身はあまり読んでいないのだけど、その後、ある人は表舞台から消え、会社自体もなくなった人もあれば、もっと巨大で世界一の富豪になった人、そして奇跡の復活を遂げた人もいる。それがわかって読むのは、結末を知っている推理小説の、登場人物の独白みたいで、不思議な感覚。でも、パーソナルコンピュータという業界自体が、青春時代だったという熱気は、いまでもワクワクできる。そのうち「パーソナルコンピュータのトキワ荘時代」という本も出たりして。いや、出ません。ちょっとしみじみしてしまったんで、つい小ギャグを書いてしまいました。

 ところで今日火曜日。ジョブス氏とスカリー氏が、別々に記者発表を行うのだようだと、Think Secretが伝えていたとMacお宝鑑定団さんが伝えていた。なにを語るんだろう? またスカリーが戻ってくるんだろうか? それともスカリーがジョブスに「一生、リンゴを売って暮らすつもりか?」と口説くのか(ベタなギャグですんません)。まだパーソナルコンピュータの青春時代は、続いているのかもしれないと思うと、それだけでうれしくなるのであった。

(後日追記:どうやら記者発表ってのは 、なかったみたいです。アップルからは「日本でもeMacを発売」っていう発表は、あったけど)

サポーターでは、ないけれど 6月6日(木)

 連日サッカーの話題に囲まれると、いやーノせられちゃうもんっすねぇ。もっとも私の場合、一日中ネットでチケット追加販売にチャレンジというほどのファンじゃないんだけど。追加販売といえばニュースでアナウンサーが「私も接続を試みたんですが、全然ダメでした」なんて言ってるのを聞いたが、あれは、いかんでしょう。「私、サーバーダウンにいやがらせ荷担してます」と堂々と言ってるようなもんだと思うのだけど。

 まあ、そういう大変な話は別として。あのイングランド代表選手達が「神戸・元町の大丸百貨店を貸し切って(!!)買い物を堪能した」とか、翌日は「神戸のバーにくり出した」そうだ。うう~。どこのバーだったんだろう。うちの仕事場の近所には神戸の老舗スポーツバーがあるが、そこだろうか。私はかつて、そのスポーツバーで、バースやガリクソンに会ったことがある。バースの時は超厳重警戒でチラッとしか見れなかったけど、ガリクソンにはニッコリ笑いかけてもらった。えへへへ。それとも大丸の隣には、アイリッシュパブがあるから、そこかなぁ。「ギネスを飲むなら、やっぱパブじゃなきゃね」って感じかなぁ。いま神戸をうろうろしてたらベッカムに会えるかもしれない。そうだ今日は「風邪にトンプク」とプリントの入った、どこから見ても日本風懐古主義Tシャツを着よう。でもって街でばったりベッカムに会って「おおぅ。ジャパニーズ・プリント。ヨメのスパイスガールのお土産にしたいから、Tシャツ交換しよう」って、言われたりしたらうれしいなぁ。「風邪にトンプク」Tシャツを着て、仕事場に着いてから気がついた。あ、明日イングランド対アルゼンチン戦が札幌であるからもういないのか。ちなみに私、ホントはオーエンが好みです。どーでもいいことだけど。

 どーでもよくないのは、eMacのことだ。CRT好き、デスクトップ好き、そして17インチ以上マニアの私としては、とっても心ゆさぶれるの(…ああ、また始まったと、我ながら思います。はい)。でも学生・教育関係者のみ購入可能らしい。でもAppleストアでは、学生証の提示を求められることなく「計算」までは行けた(一応、やってみた。えへへ)。


そこつ者の押っ取り刀 6月7日(金)

 昨日のeMacの謎が解けた。いや謎にしてしまったのは、私がそこつ者だからです。eMacには
「CD-ROMドライブ」
「CD-RWドライブ」
「DVDとCD-RWのコンボドライブ」
の3種類あって、真ん中の「CD-RWドライブ」のみは一般の人も買えるよ、というのが真相(!?)です。いやぁ、同じ日に「Apple Store for Education」がスタートっていう話題があったので「eMac=教育関係者しか買えない」と思いこんでしまったのだ。いっぺんに2つのことを聞くと、ゴーインに1つに圧縮してしまうのだ、私の脳は。 eMacの仕様ページを最後まで読んで、やっと、ゆっくりと理解しました。

 謎が解けた(!? )ところで改めて考えてみた。eMacを使う「一般の人」っていうのは、例えば私みたいな人のこと?(ただし、それは仕事で使う場合。自宅で使うなら、やっぱり新型に姿を変えてもiMacがいいな~と思うの)。主な使い道は、文章や企画書、メールにWeb。映像を扱う人みたいに高速・高機能を必要としないし、イラストレーターやデザイナーの人みたいに「20インチモニタは当然でしょう」というわけでもない。でもOSが上がるたびに(特にOS Xになると)必要とする処理速度はどんどん上がってきているから1~2年で気安く買い換えられる低価格のMacが欲しい。いろんな人が言ってきたことだけど、これぞ「ビジネス向けMac」なのかもしれない。えーい「一般 向けeMac」なんてややこしいこと言わず、いっそ「bMac」と名乗ってみないか。いや、でも、こうして文字にして並べてみると、字面 が美しくないな。

 2年近く前、知り合いのデザイン事務所に行ったとき、若手のデザイナーたちがズラリと5~6台のiMacを並べて使っているのを見たことがあるが「私でさえ仕事では15インチじゃ小さいな~とストレス感じるのに、パレットとかいっぱいデスクトップに並べるデザイナーの人達は大変だな」と感じたものだ。でも17インチ以上のモニタを使うためにPMG4じゃあ小さなオフィスで場所をとるし、なんといっても2台3台買うごとに高くなる。結局、選択肢はiMacしかなかった。そういうケースでも、いいんじゃないでしょうか。なんて、私は、なんで、こんなところでのんびりと(しかもお間抜けな)一人マーケティング会議してるだろう。


これって、資格商法? 6月10日(月)

 10年ほど前に「マーフィーの法則」っていう本が流行ったが、私のマーフィーの法則は 「ちょっくらコンビニに出かけるかトイレに立つと電話が鳴る」だ。 留守電を聞いてかけ直すたび、自分のタイミングの悪さに申し訳ないなぁと思う。で、なぜか居るときに出たら「セールスの電話」ばっかりで、ガックリきてしまう。

 今日のお昼には、若い男性の声で、こんな電話がかかってきた。
「…IT時代のSOHO支援業務をしております○○○○です。在宅で月7万円の収入が見込めるビジネスのご案内をしているんですが、ご興味ありませんか?」

 収入が増えることに興味ない人間がいたら会ってみたいもんだ。つい、うっかり「ええ、まぁ」とあいまいな返事をしたのが、いけなかった。電話の向こうでは、スイッチが入ったように、営業トークが始まった。

「簡単な文字入力のお仕事なんです。ご自分の都合のいい時間を利用するだけで…なんたら、かんたら…ご登録をいただいて」
「えっ。ひょっとして、登録料を払うとか?」
「 いえ。そういう費用は、一切必要ありません! どうですか? 初心者の方でも、登録いただけばパソコンスキルが上がりますし…なんたら、かんたら」
「ってことは、なんか講習を受けろ、という案内ですか?」
「いえ。講習の費用は必要ありません! 当社では、まず登録いただいた方にマイクロソフトの○○○(マウスって聞こえたけど、そんな資格試験があるのかどうかは、わからない)という資格を取得していただくんですが、それは、たいがい皆さん3カ月くらいの勉強で大丈夫ですし、その後、私どもが仕事を登録者にご紹介するというもので、なんたら、かんたら…」

 な、な、なんですと。私に、マイクロソフトの資格試験を受けろってか? 拡張子を覚えたり、右クリック左クリックの勉強をしろというのか? きー。
  なんでも資格試験費用は2万余円だが、合格したら、その ○○○○とかいう会社から「お祝い金2万円」が払われるという。うう~ん。やっぱり、アヤシイ。いや、マイクロソフトがどんな資格を発行しようが構わないし、実際、そういう資格を名刺に刷り込んだ人と何度も名刺交換したことあるんだけど、どーも、こっちを素人と踏んで、よくわからない言葉をちりばめ、私をだまそうとしてるな。だいたい「パソコン=Windowsマシン」という前提で話し続ける態度も、気にくわない。

「あの私、Macユーザーなんですけど」

 しばし沈黙の後、そんなことは聞かなかったかのように、男性は「登録しませんか?」「副収入が入ってきますよ」と繰り返す。ますますもって、失敬なっ。

「副収入なんて必要ありません! パソコンスキルもじゅ~ぶん高いし!」

 そう言って電話を切った。もちろん本気じゃないんだけど、そのくらいの見栄(?)を張っても、いいよねぇ。


CPUパニックのメッセージ 6月14日(金)

 うう~。ぐぅ~。うぎゃ~。おおぅ~。やった~。は~。やったぁ~。ひゃ~。は~。うう~。今日は当然、TVでサッカーの日本VSチュニジア観てました。はぁ。肩がこってこって。日本がワールドカップで決勝トーナメント進出、しかも無敗。こんな出来事を書き留める日がやってくるとは。うるうる。どきどき。

 ところで私も昨日までの2日間、内蔵HDをフォーマットし直してシステムの入れ替えという戦いを続けていたのだった(いや、日本の「ワールドカップ歴史的16強」を決めた日に、お間抜けな話で申し訳ないのですが)。

 きっかけは10.1.5にアップデートしなきゃ、と思い立ったことだった。
「ふっふっふ。いまや私の内蔵HDは30G。アップデータも、どんと来いなのだ」
 まずは「起動ディスク」をOSXに指定し直して、再起動した。ハッピーMacが現れて虹色のグルグル…20分経ってもグルグルし続けている。「MacOSX」の画面 が表示されない。おかしい。OSXを使うのは久しぶりにしても、こんなに起動に時間はかからなかったはずだ。強制終了し、3回ほど試してみたが結果 は同じだった。これって、OSXのシステムの何かが壊れてるってこと? ってことは、システムをインストールし直さなきゃいけないの? そう判断した私は、OSXのCD-ROMから起動してインストールし直すことにした。完了後、再起動。さぁ、これで、どうだ。

  現れたのは…Macでは見たことのない、黒地に白文字の、色気もそっけもない、英語のメッセージだった。これって、プロンプトってやつ?
  「CPU Panic…」という文字が、読めた。ぱ、ぱ、ぱにっく。
 内蔵HDにあったのは10.1.4なのに、10.1をインストールしたのがいけなかったんだろうか? でも、いけないことなら、インストールもできないと「アラート」 出ないの?
「OSXはUNIXなんだよ。MacOSみたいに直感的にいーかげんなことをしても、なんとかなるっていう世界じゃないんだよ」
 夫が横から、ますます落ち込むことを言う。いや、MacOSだって、いいかげんなことしていいってことはないはずだけど。OSXをいまイチもいまニも理解していないまま、なんか、いけないことをしてしまったみたいだ。

 そんなわけで、もうワケわからんぐっちゃぐちゃ状態になった私は、再び(いや七度目くらい)OS9.2でiBookを起動してOSX以外のデータを全部外付けHDにバックアップし、内蔵HDをフォーマットし直し、OS9を入れ、 ネットにつないで9.2.2にアップデートし、さらにネットで外付けHDのドライバをとってきて外付けHDを接続し、データを移管して…やっと生還したのが昨日。ふぅ。で肝心のOSXは。
 今日は朝からサッカーの試合開始にソワソワソワソワし続けて、 10.1.5どころか、まだインストールもしていないのであった。ああ。ニッポン、ニッポン。


忘却日々なんつって 6月20日(木)

 どうも、このところうっかり忘れてばかりいる。コーヒーを入れたら冷めるまで忘れてる。郵便局に行ったら、カサを忘れて(なのに出すつもりだったハガキは、しっかり手に持ったまま)帰ってくる。今日が20日だということは、夜になるまで忘れていた。ワールドカップ? なんのこと?(これも忘れたふりをしておこう。でもニッポンが消えて次どこ応援しようか、ちょっと悩んではいるのだけれど)。


またまたまた、のお引っ越し 6月28日(金)

 妙にヒマになってしまって、不抜けた日々を送っている。もっとピリッとしなきゃなぁと思えば思うほど気ばかり焦って、ますます頭の中が混乱するという悪循環。「こんな梅雨時には、焼きバナナがいい」というみのもんたを信じて、朝から焼きバナナを食べてみたが(素直な私)、即効性はなかったぞ。 うう~む。低気圧ガール(@山下達郎)だ。もうガールじゃないけど。

 いま一番焦っているのは、お引っ越し。そうなのだ。またまたまた、このページ、というか、ウチのホームページまるごと、お引っ越しをするのです。でも、こういう時だけは(!?)全面 的に頼りにしている夫が忙しくて、構ってくれない。私は、いつまでたっても独り立ちできないダメなオンナなの、としなを作ってすり寄っても無視されるんである。うう~む。とりあえずメールアドレスが変わります、ということだけ宣言しておこう。

  思い起こせば7年前。インターネットのトビラを開かせてくれたプロバイダは、 ベッコアメだった。その頃は、まだ神戸にアクセスポイントを持つプロバイダは1、2社しかなかった。Jtermというパソコン通 信ソフトでもってアクセスし、申し込んだ。たしかモデムは、14.4kbps。それと、まだも9600bpsだったかな。

 ベッコアメは、それなりに気に入っていた。メールで送れるデータ量 もホームページ容量も無制限だったし。ところが、それがアダになったことがある。いくら待っても受取れない添付メールがやって来たのだ。大容量 はスキップする、なんて機能を持ったメーラーを使っていなかったから、 次のメールをいつまで経っても受け取れない。第一、大容量データを取ろうとすると、ダイアルアップで接続自体がよく切れた。困り果 てて ベッコアメに電話して調べてもらったら、「あ、23Mの添付データですね」と言われた。その頃の23Mといったら、もう、あなた。針の穴に、ジャーマンソーセージを通 すようなもんだったのだ。たぶん。もちろん、そのメールは、サポートに頼み込んで削除してもらった。

 しかし「夜間にアクセスできない」ということになって、地元のプロバイダ(つまり、ここ)にお引っ越しをした。ここはローカルなプロバイダ。で、モノは試しと、imac@~とやってみたら、取れてしまった。マイナーなおかげで、メールアドレスも好きな名前で取り放題だったのだ。でも、その後「iBookは、ボクがもらった!」という人が現れ、宣戦布告(笑)を受けたんだけどね。しかもその人も「すでに、誰かが取得済みだった。ガックシ」という結果 に終わったのだとか。

 ここには結局3年間「住んだ」が、更新の時期が近づいて引っ越したくなってしまった。実はホームページ容量 の基本パックでは足りなくて、5M追加していたのだけど、それもかなり前から足りなくなっていた(古いページを消したり、いろいろやりくりしていた)。子供がたくさん産まれて住み替えするのは、こんな感じかもしれない。

「だったら、この機会に、いっそのこと」

 そんなわけで、独自ドメインをとったのだった(続く)。


私が独自ドメインを取った理由 7月4日(木)

 そうなんである。ついに独自ドメインをとったんである。ドメイン名は「gogorocket.jp」。上の広告バナーにあるリンククラブ・ホスティングサービスでは、取得できるドメインを検索できる。そこで調べてみると「rocket.com」や「rocket.jp」はすでに「取得済み」だった。どうも「ロケット」は人気があるようだ。以前プロバイダでメールアドレスを取るときも、空いていなかった。それで今回、思いついたのが「gogorocket」。「rocketstudio」じゃあ、スペルを思い出しにくいし(自分でも、よく間違うのだ。情けないことに)。でも、あんまり「一国一城の主だぁ」という実感はないんだけどね。「1000万円出すからドメインを譲って欲しい」と言われれば、簡単に「どーぞ、どーぞ」と言ってしまうかもしれない。NASAとか宇宙開発事業団とかに言われないかな。ロケット、一気に飛べそうですよ。なんつって。  

 んじゃあ、なんで私、独自ドメインを取ったんだろう? 
たぶん、一番の理由は「サーバーは引っ越しても、ドメインはずっと変わらない」ことだ。ベッコアメから引っ越した頃は、まだ会社のメールアドレスを持っていない人もあって「メールアドレスが変わります」のお知らせも少なくて済んだ。でも、いまや1人で「会社用」「個人用」とか使い分けている人も多くて「誰か、お知らせ忘れしてないかな~」と探すのが大変だ。名刺も刷り直さなきゃならないし。プロバイダの更新時期がやってきて「それなら、いっちょ」と、思ってしまったわけだ。
 ADSLにして常時接続になったのも大きい。でもってリンククラブ・ホスティングサービスだと月3,700円で、ホームページ容量 200M、 メールアドレスは100個まで。まあ月々の電話代も減ったことだし、これならいけるかなーと思ったわけです。いや、バナー広告のスポンサーだからほめてるんじゃないんだけどね。
  ちなみに申し込むとき「お友達紹介キャンペーン」をやっていた。「リンククラブ・ホスティングサービスに入っているお友達」の紹介だったら、たしか双方1カ月利用料無料。でも、どうしてもお友達が見つからなかった。ガックシ。もし今後「私も入ろうっと」という人がいたら、私を友達にしてください。お互いになんか得なことがあるかもしれません。

 そんなわけで、近日中にこのページ~というよりもロケットスタジオまるごと~また、お引っ越しする予定(すでにメールアドレスだけ変わりましたので、よろしくです)。でも、なんかいろいろサイト構造を考えなきゃいけないことがあるようで(そういう部分は夫に決定権がある。彼は「今度はファイル管理に失敗しないようにしたい!」のだそうだ。いままでは、ちょっと野放図状態だったので…)夫をなだめたり拝んだり脅したりしながらの日々なのです。


Something Next 7月8日(月)

 ワールドカップが終わってしまって世の中、虚脱感なんだそうだ。たしかに私も。サッカーファンでもないけど、TVを見ながら「あ、あ、ぁ~」とか「入ったぁ」とか、ロナウジーニョのドリブルに「いやぁ、いいもん見せてもらいました。スカッとした」とか「フィーゴって、昔ながらの正統派体育会系美男子。えへ」なんて言えないと思うと、なんだか手持ちぶさたで仕方ない(いや私の場合、単に仕事したくないナマケモノなのかもしれないが)。このまま4年後を待ってたら、ぼけーっとしてる間に人生が過ぎちゃう。いかん。命短し、恋せよ乙女だ。「次の何か」を見つけなくては。英語で言うところのSomething Next。いや、英語に言い換える必要はないんだけど、来週からNewYorkEXPOがはじまることだし。そこでは、なんかスカッとさせてくれる事件は、あるんだろうか(などと毎回言ってるな)。でも最近、どうも「期待から生まれるうわさ話」が少なくって「事前の盛り上がり」が薄い気がするのは、私だけ? 何事も厳しく抑えつけると、弾まなくなってしまうと思うんだけど。独り言ブツブツ。


カルガモ基本台帳作成中 7月9日(火)

 「次の何か」を見つけなきゃと思っていたら、カルガモ親子を見つけてしまった。
  最近は超・早起きをして、朝の5時とか6時には公園に行っている。野鳥観察の日々なのだ。人工的に造った公園=ビオトープにの池の中には、母ガモが8羽くらいいて、それぞれに子供がいっぱいいる。もう、小ガモうじゃうじゃの子供だらけ。
  さらにペンギンみたいな鳥がいる。「キョウェ~。ギャオス、ギャオス」と鳴く大型鳥と、その妻&2羽の子供もいる。公園は野生の楽園状態だ。こうした鳥たちの生態と家族構成(?)の観察に忙しい私なのでした。

 ところでテレビ朝日系列で放送中の『ダーク・エンジェル』(関西では毎週月曜20時から)に、Appleシネマディスプレイが登場している。昨日の放送では、G4Cubeも映っていた。うう~む。ドラマの舞台は「2019年のシアトル」。なぜ2001年に製造中止になったCubeがあるのだ。

  使っているのは、正義の復活を願って闘う大富豪ジャーナリスト(男性) 。Mac(と、たぶんWindowsマシンも数台)を駆使して自宅の書斎で番組を収録し、TVの電波ジャックをして放送するんだけど、痩せてた時代のジョブスに、いまのジョブスの無精ひげ&メガネをつけた風貌で、「どこを切っても、ジョブスを意識したハンサム」ってとこが、またニクい設定なのだ。しかし、くどいようだが舞台は2019年。彼は、世界中の中古パソコンショップを探してCubeを 手に入れたのか? それとも大富豪だから、自力で復刻版を作らせたのか? そもそも2019年にAppleは、まだあるのか? あ、いや、その。製作総指揮のジェームズ・キャメロンも、ウワサ系MacサイトとかApplele 新種林檎研究所さんを見て「未来のMacデザイン」を考えてくれなきゃ。20年間デザインを変えないMacなんて、ないんだから。

 さらにお節介ながら。「ジョブス似」ジャーナリストは、第1話で銃で撃たれて車椅子に乗っているが、現実の2019年には「セグウェイ」の発明家による「階段の上り下りもできる電動車椅子」が普及しててほしい思った私。そんなこんなで、ちょっと毎週、楽しみな「ダーク・エンジェル」では、ありますが。

 やっと引っ越しの準備が整い、明日か明後日ぐらいには、このページの引っ越しができそう。引っ越し蕎麦とかけて、引っ張ってる訳じゃありませんが。カルガモとかけて、お引っ越し。なんつって。お粗末。


到着しました。GoGoロケットえへへ 7月11日(木)

 やっと新しいところに到着しました。このページ3度目のURL変更です。アドレスが大きく変わるのは、これで打ち止め…と思う。でも、なにがあるかわかんないのが人生だからなぁ。どうかな? ともかく改めまして。これからもよろしくです。

 それから、この機会にアクセスカウンタを上に移動させました。名前の下、ミドリのマルでし。以前「カウンタがあるなんて、ずっと知らなかった。いちばん下まで見ないぞ、普通 」というお叱りのメールをもらっていたので、ずっと気になってたんだけどね。ちなみに一千万の桁まであるのは、特に理由(野望?)はない。頭にゼロは2つくらいついてるほうが、それらしいので。でも、きるだけ長生きしなきゃな、とは思う。

 ところで昨日の朝夕(台風だってのに)、そして今朝もカルガモ親子達を観察してきた。もう私たちってば1日2回、12時間おきにカルガモ。薬より正確に飲んでいる、じゃなかった観察している。そして、ただいま「カルガモページ」を作成中。写 真満載、別ページで近日公開予定。カルガモ母さんに聞いた「子育ての秘訣」インタビュー…はないけど、観察してわかったことがら等もいま書いてます。

  ちなみに下の写真は、5羽の子供を連れた一家と交流を深める私。右端に、少し離れて居るのが母ガモ。多摩川の河原で石を売ってるわけではありません(って、この冗談がわかる人は少ないか)。でも野生動物がここまで近づいてくる図って、すごいと思いません? 

右で心配そうに見守る母親と、
左側のこども達。

おなじ公園の池にいる

ゴイサギのゴイちゃん

  

個人のチカラ 個人の勇気 7月16日(火)

 相変わらず、朝夕カルガモたちとの交流している私。昨日は家に帰ろうとしたら後ろから一羽が飛んで、追いかけてきた。「たまたま近くに飛んできただけだ」と思うでしょう? ノンノン。80メートルほど飛んできたカモが、川を挟んで向こう岸に着地し、わざわざ私に向かって「クワァ、クワァ」と鳴いたのだ(その羽音と声で振り向き、立ち止まった私)。んでもって、川を渡ってこちら岸に上がり、まっすぐ私に近づいてきてまた「クワァ」と鳴きながらつぶらな瞳で見上げたんである。これはもう、明らかに、私を追いかけてきたとしか思えないではないか。
  G4の頭脳を持った液晶iMacかと思うくらい賢くて、愛くるしくて、抱きしめたくなった(実際、首を伸ばしたり縮めたりする仕草が、似てるのだ、これが)。ガァコと名付けることにした。うるうる。

 ところで明日の夜10時からは、MacWorld EXPOニューヨークの基調講演QT放送だ。ニューヨーク株式市場が大変なときに、大変だなぁと思うが、それはともかく。macwebcaster.comでは、S.ジョブスの日本語同時通 訳生中継をするという。ここのサイトオーナーさんが一人で同時通訳(!)。何人かのボランティアの人達がサーバーを供出してリレー配信(!!)するのだそうだ。うう~む。なんか難しいことはわからんが、これってすごいことだよね。個人のチカラで、ボランティアで、同時通 訳放送って。こんなことしてくれるのは、Macユーザーならではだと思う。会社がしっかりしてないぶん、ユーザーがしっかりと盛り上げる…あ、いや、その。すごいなぁ。

 Macユーザーのすごさといえば、これも。ビジュアル系カスタマイズ堂マックドットコムさんがUnswitchedキャンペーンをはじめた。あ、賛同してApplele 新種林檎研究所さんでも…。こちらをまっすぐ見据えた顔写真に笑ってしまう。なんか、いいなぁ。私もしてみたいなぁ。これは、PCからMacへswitch(切りかえ)キャンペーン(by Apple) のパロディ(?)なんだけど、(ニッポンの)アップルでやる前にユーザーが先にやり始めてしまったよぉ。

この後、豪華船が続々やってくるようになった。(写真はずっと後のクイーン・エリザベス3です)

CONTENTS

このサイトは、インターネットでの発表以来iMacに魅入られてしまった私の「えへへ」な毎日や事件などを綴ったページです。購入前のワクワクや「なぜ、欲しいのか」という自問自答、発売当日のドタバタの様子に続き、買った後はドキドキしながらiMacと親しくなって、E-Mailを送れないと言ってはオロオロ歩き、新しいソフトを試しては「やっぱり快適やねー」と喜び、東にEXPOがあると聞けばS.ジョブス見たさに飛んでいき、西に極秘情報があれば「おせーて」と頼み込み…まあ、そういう出来事が次々と起こりました。これからは、どんな大冒険が…!?ワクワク。

おかげさまで「Mac Fanホームページコンテスト98」でメッセージ賞を受賞しました。わーい。

CONTENTS

またまた広告が載っている。あと4日で、近未来のフォルムがやってくる。8月29日、iMacアイマックがやってくる。ンコ店の本日10時から新台!みたいやぁ、思っていたよりも高級感があると感心している。

BOOKS
参考文献ってことではなくて、あっぷるとステーブ・ジョブス関連の本。

スティーブ・ジョブズ II

ハードカバー – 2011/11/2

ウォルター・アイザックソン (著),

井口 耕二 (翻訳)

講談社刊

スティーブ・ジョブズ II

ハードカバー – 2011/11/2

ウォルター・アイザックソン (著),

井口 耕二 (翻訳)

講談社刊

ロスト・インタビュー スティーブ・ジョブズ 1995

ソフトカバー – 2013/9/11

講談社刊

スティーブ・ジョブズ-偶像復活

ハードカバー

ジェフリー・S・ヤング、 ウィリアム (著),2005/11/5
東洋経済新報社刊

アップルを創った怪物ウォズニアック自伝

2011/11/2

スティーブ・ウォズニアック (著),

井口 耕二 (翻訳)

ダイヤモンド社刊

アップル・コンフィデンシャ2.5J(上/下)

2006/4/27

オーウェン・W・リンツメイヤー (著),

林 信行・他 (翻訳)

アスペクト刊

林檎の樹の下で ~アップルはいかにして日本に上陸したのか~

2011/10/17

斎藤 由多加 (著),

オープンブック刊

アップル宣言―クレイジーな人たちへ

1998/02

真野流・北山耕平 (翻訳)

三五館刊