Vol.33 時代はですのよ、奥さん

えへへへへ。今日発売の「Mac Fan」。
マッキンピック2000と題した特集の

「いちばんMac寄りのネットイドル種目」になぜか

私がエントリーされてしまった。
筆者の高橋敏也さんによると「時代は人妻」なんだとか。きゃ~。

白と黒のハーモニー 8月4日(金)

 新しいiMac DV SEの白色「Snow」のCFを見た。音楽のみで一切ナレーションはないんだけど、な~んかボディをなめまわすようなカメラワークで「ほ~れ、ほれ、ほれ。ジャンジャカジャ~ン」という声が聞こえてきそう。でも、まだTV東京でしか見たことがない。CMが流れてない地域も、あるかもしれない。
 
 よその地域ではあまり知られていないだろうが、いま関西では「クマ騒動」が起きている。大阪北部で「クマを見た!」というニュースが流れたのが数日前。すぐに兵庫県に入って、昨日は「六甲カントリークラブ」に現れた姿がTVカメラに映っていた。体長1mのツキノワグマだ。今日はさらに南西に7Km離れた「住宅街に現れた」とか。 
 これまた、よその地域ではあまり知られていないだろうが神戸の王子動物園に中国からコウコウ(♂)とタンタン(♀)というパンダ2頭がやって来ている。ツキノワグマも、このパンダを見に来たい…ってことはないだろうが、明日には、神戸市に入るかも? よく似た動物ながら、白と黒のバランスの違いで、こんなにも扱われ方が違うとは(まあ、パンダが里山をウロウロしてても恐いけど)。うちの仕事場はすぐ近くまで、山が迫ってる。坂の上からクマが駆け下りてきてバッタリ出会ったりしたら…ひょえ~。こうなりゃ、ウィリー・ウイリアムズに来てもらうとか(格闘好きか、30年前に『空手バカ一代』を読んだ人にしかわかんないギャグです。すみません)。


あ、そういえば… 8月8日(火)

 iMac用のCPUカード「iForce」のテストモニターなんだけど、その後、何も送られてこない。製造が難しいんだろうか? こんなこと書いたら、予約してた人からの問い合わせや催促への対応に追われてるだろうPowerLogixジャパンがかわいそうだなー、大変だなーと思ったけど。書いてしまった。

 やっぱり、ツキノワグマは先週末に神戸市に入ったらしい。西をめざすツキノワグマ。何が彼(彼女?)を呼んでるんだろう? でも、いまだ発見・捕獲されず。


そういえば、CubeQubeの問題は? 8月9日(水)

 コバルト社のサーバー「Qube」が、AppleのG4「Cube」と似ていると話題になっているとか、訴えられるかもしれないとか、それならいっそ白黒はサイコロの目で決着つけようということに落ち着いたとか(最後のはウソです。念のため)。あのニュースはその後、どうなったんだろう。

 サイコロのような立方体。体を表す、似た名前。7インチ立方「Q」に対して、Appleの「C」は8インチ=約20センチ立方(デカいんだぞー…自慢になんないか)。うーむ。似てるかなぁ。少なくとも「消費者が両製品を混同してしてしまう」ってことはないだろう。なんちゃってiMacの時に学んだことだが「不正競争防止法」違反には、あてはまらない気はする。
 

 ところで「Qube」の写真を見ていてずっと気になっていたことがある。どこかで見た覚えがあるのだ。そして今日、やっと思い出した。約2年前の関西のデジタル情報誌「デジプレ」の表紙に載っていたんだ。奇しくもiMacと一緒に写っている。このときは「お、iMacみたいなサーバーが出たのね」と思ったっけ。そして、「CANONゼロワン・ショップで昔見たNEXT キューブ」に似ているなー、とも思ったっけ。うーむ。ってことは、やっぱり両者は似てるのか? ニワトリが先か、卵が先か? それにしても2年前のことを思い出すのに、2週間かかった。


Cubeは「男の宝石箱」8月14日(月)

 世の中すっかりお盆休みなんである。三宮や元町を車で走っていると、他府県ナンバーが多くなった。デパートから出てくる人たちも、なんだか休日モードで楽しそうだ。休みじゃない私まで、なんかのんびり気分。この1カ月間ずっと私の中でモヤモヤしたままだったアノことを、ちょっとじっくり考えてみた。G4 Cubeについてだ。

 どうも私には2年前iMacに対して抱いた「どーしても欲しいー」という衝動が起きない。といって、あのデザインが嫌いな訳じゃない。価格設定も悪くない(特に日本での発売価格は、低く抑えてがんばってくれたと思う)。むしろ、Cubeはキャッキャ言って語るタイプのMacではないというか、ジワジワ「うーむ」と唸らされる上品さを備えていて、「参りました」の心境なのだ。
 
 新しいデザインの大きな節目。きっと、Cubeはその代表的な製品になるんだと思う。上質を知る人のエレガントな外観、煙突のような空洞で放熱を実現した設計思想、ギュッと無駄なく(?)詰めこんだハイスペックな機能。デザインと技術が渾然一体となったカタチとでもいうか。世の中に色つきで透けた「iMacもどき」の愛想のいい(ときには媚びた)デザインが増殖されていくなかで、本家であるAppleはさっさと次の段階へ進み、媚びないデザインへと動きつつある、そんな予感。
 
 私は当初、その素っ気ないまでの凛とした姿に「なんなんだ?」と思ってしまった(そういえば、初代iMacのときも最初は「なんなの? これ?」と呆然とした。どうも、私は決定的な部分でニブイ人間なのだ)。夫がこんな言葉を口にした。

「そりゃ、君にはCubeのことはわからないよ。アレは男の宝石箱さ」

それは、私にCubeを買わせないためのケンセイも含まれているだろうが(挑戦的ともとれるその言葉にも、ちょっとカチンとはくるが)なーるほど、この言葉はいまの私の気分を上手く言い当てているかもしれない。

「男の宝石箱」

 ものごとを性差で規定するのはあまり好きじゃないけれど(それに、Cubeがイイ! という女性もいっぱいいるだろが)ポップなiMacにいま一歩違和感を感じていた(もしくは「親しみやすさにも程がある」と多少思っていた)どちらかというと先進的技術志向の人達が「高速・ハイスペックなだけじゃなくて、こういう気の利いたのも出るっていうのがMacなんだよねぇ」と喜ぶのは、なんとなく想像できる(実際、ここ半年はグラファイトのiMacDV SEがいちばん売れてたわけだし。しかし、iMacも全色が大人っぽく彩度を抑えたものになった。「大人の男性のみなさん、お待たせしました」ってこと?)。
 
 しかもCubeは 液晶モニタと一緒でこそ美しい。さらに言えば、シネマディスプレイと組み合わせてこそ「羨望」という意味で完成度が高くなる。こういうのは、私が構想していた「いまの17インチCRTモニタを使って、本体だけ買い換えて…」という女性的(?)やりくり発想にはそぐわない。もし私が独身の男性で、経済的にもなんとかなれば
「昨日の周辺機器? そんな昔のことは思い出せないな。明日の拡張性? そんな未来のことはわからないさ」と一人ごち、Cubeを即予約したことだろう。そこへ、ドゥーリー・ウィルソン扮するサムがピアノで「As times go bye」を弾く…と(@映画「カサブランカ」)いう世界が似合うのだ。
 
 先日、店頭で初めてナマCubeを見た。写真や画像から想像していた以上に、コンパクトで美しかった。「8/26日発売決定」と、店頭には賑々しく書いてある。その日は平日の昼間で人はまばらだったが、40代、50代の背広姿の男性ばかりが次々と興味深げに触っていた。その姿は、ちょっとまぶしかった。うん。たしかに、こういうのもいい。


回収騒ぎのご時世ですが 8月16日(水)

 ちょっと前のこと。新聞に「『曲がるストロー』から基準値以上の鉛を検出。メーカーは回収へ」という小さい記事が載っていた。調べてみると、うちにも買ったばかりの『曲がるストロー』が…。
「うあ、回収命令だってー」
 不謹慎とは知りつつ「こんなん初めて~。私もついにニュースな経験」と思いながら、買ったスーパーに持っていった。しかし、店のおばちゃんに説明しても不審な顔をされて「はいはい。じゃあコレ、155円」とうるさそうに現金を渡された。まるで寸借恐喝(?)のような扱い。なんなんだ。毎日のように全国で食品関係の回収騒ぎが起きてるから、もうちょっとシステマチックな対応(店の奥に回収品リストがあって、それで確かめるとかサ)するのかな、と期待してたんだけど。店頭には、まだ何事もなかったかのように「曲がるストロー」が出ていたし。世の中って、こんなもん? IT革命や、いかに?


お知らせ、いろいろ 8月23日(水)

 夏が終わろうとしていた---たしか森瑤子氏のデビュー(小説)作の書き出しが、こうだったか。いやー、夏が終わろうとしているんである。んでもって、
8月26日(土)には大阪で、iMac倶楽部とiMacIsland合同にょるiMac二歳を祝うオフ会「iBirthday2000 OSAKA Off」を開催するんだとか(くわしくは、iMac倶楽部の告知ページか、iMacIslandの告知ページへ)。うーむ。今年も、もうそんな季節か…EXPO New Yorkで夏が始まり、iMac聖誕祭(?)で夏が終わる。節目節目にMacかな。

 そういえば、今年の夏は旅行にも行かなかった。考えてみれば、今世紀最後の夏だったんだ。しまった。家から海は見えるわ、仕事場は観光地のど真ん中にあるわで、どうもレジャーずれし過ぎたか? 
 enjoy iBookでは、この夏「夏休み潮干狩り大会」が開催されている(8/31まで)。iWeekでも好評だったゲーム「iBookな潮干狩り」の家庭版(モグラ叩きの要領で、一定時間内に何個iBook貝を捕れるかに挑戦するゲーム)が無料公開されていて、ゲーム結果を送ると高得点者にはオリジナルムービーがプレゼントされる。「よーし、必勝ワザをさぐってやるぞ~」と思った私も早速ダウンロードしてやってみたけど…いまだに2ケタ行かないんだな、これが。私の夏は、こうして終わっていくのね。
 
 以前プリンターレポートなどを送ってくれた大阪のX氏から、またまたライブ情報が到着したので、これもお知らせしておきます。X氏は「ROCK,POPS,JAZZ,SOULのスタンダード・ナンバーから日本のフォークソング、オリジナル曲という幅広いレパートリーを取り揃えており、盛りだくさんの内容になっております。裏声だけではなく普通の声でも歌いますし、きっと皆様方に満足していただける内容となっております」とのこと。9/2(土)、PM8:00より2stage。問い合わせは、BLUE MONK(ブルーモンク)大阪市西区靱本町1-3-27/TEL (06)6445-0715まで、だそーです。


執行猶予3カ月だってさ  8月27日(日)

 しくしくしく。車の運転をするようになって4年弱、初めて駐車違反のキップを切られてしまった。自宅マンションのすぐ横の道。
「夜だし(晩の8時か9時頃だった)、でもまた仕事場に行かなきゃなんないし(夫を迎えに行く予定だった)、借りてる駐車場は人気が少なくて一人歩きするのは恐い道だし、ここは3車線もあるし、えーい、ちょっとだけ」と思って1時間止めたのだけど。戻ってみたら、フロントガラスにぺったりと警察の「駐車違反」シールが張られていた。道路交通法は夜でも「ちょっとだけ」を認めてくれなかった。

 シールには「すみやかに○○警察署まで出頭して、車を移動するように」と書いてあった。「そうか、このシールを持って行かなきゃ、車を移動しちゃいけないのか」と思った。ところが「許可なくこれをはがすと罰せられます」とも書いてあった。「へ? ってことは、どうすりゃいいわけ?」頭がこんがらがったが、とりあえず本当にすみやかに(張られてから10分後)フロントガラスにシールを張ったまま出頭した(あとからわかったのだけど、別にはがしてもよかったし、勝手に移動して翌日に行ってもよかったんだそうだ。なんだ。文章が悪いぞ!)。
 
 「他の車はまだ路上駐車したまんまだけど、私はこんなに早く出頭したんだから、事情を説明したら値引きしてくれるかも…」そんな思いが頭をよぎる。夜の9時過ぎに、警察署に1人で入るのはかなり勇気がいる。そうでも思わなきゃ、入っていけなかったのだ。でも敵(!!)もさるもの「規則は規則ですからねー。お気の毒ですが」と丁寧なものいいで、「ハイ、免許証出して…」と、テキパキ書類を作成しようとする。ここで負けなるものか、と粘る私。
 
 「うちのマンション、駐車場の空きがなくて、すごーく遠いところまで停めにいかなきゃいけないんですぅ。でもって、夜道は暗いから恐いんですぅ。それで、今日だけ、ちょっと停めたんですぅ」と言ったら
「君は、借りてる駐車場があるだけラッキーやで。ここらへんの路上駐車のほとんどは、遠くにさえも空きがないっちゅうのんが多いんやから」と切り返された(おいおい、そういうのはそもそも車を持っちゃいかんでしょう)。

 「もっと、駐車場を増やさなきゃいけないですよ」と不満を言ったら「ホンマやなー。もっと近所に造らな、いかんわ」と、妙なところで意見が一致。あれ?(この警察署をつぶして駐車場にすれば、ウチから近くて夜道も安心なんだよー)
「あの私、2年前に盗難に遭いかけてキーを壊された時に被害届けだしたんですけど、犯人捕まえてくれました?」と水を向けても
「さー。そんなことあったの? お気の毒やね」とかわされる。

「あのときの被害と、今回の違反で相殺できません?」
「でけんね。で、年齢は?」
(すでに免許証を見てスラスラ書類を作成している警察官。むむむ。デキる)
「もし、すぐに出頭しなかったら、どうなってました?」
「何通も出頭命令のハガキが行くだけやね。えーと敦子の漢字はこれでいいの?」
「はぁ。それは、なんの書類ですか?」
「罰金の振り込み書。今月中に銀行か郵便局から振り込んでね」
「えー、どうせ払わなきゃいけないんだったら今払いますけど」
「これは国庫に入るんでねぇ。警察は一切通らないんですよ」
「もし振り込まなかったら、どうなるんですか?」
「裁判になるねぇ」
「裁判に出頭したら、罰金は許してもらえるとか?」
「ないねぇ」
「罰金分、奉仕活動で許してもらうとかいう方法は?」
「それも、ないねぇ」

「国会議員に頼んだら免除になる制度があるって、聞いたんですけど」と言ったら「あ、その制度は今年の春に廃止になってねぇ」とノってくれるかと思ったが、それはさすがに言わなかった。ひょえ~。逮捕される~。

 で結局「減点2点のところ、ゴールド免許だから3カ月無事故無違反を通したら、減点はされずにすむから。しっかり、やりなさい」と励まされた。え~ん私、執行猶予3カ月の身ってこと? いま私の手元には、違反切符と1万5000円の振り込み用紙がある。思えば2年前のちょうど今ごろ、iMacの予約待ち券を手にドキドキワクワクしてたのになぁ。

電車の窓から撮りました。

Cubeサウナと、ドラム缶Cube 8月30日(水)

 このあいだの日曜日、大阪の日本橋に行った。前日がG4 Cubeの発売日だったこともあり、Mac取扱店は「Cube入荷!」と大賑わいだった。ドラクエ発売と重なったから大混雑! と思ったが行ったのが夕方だったので、そういう喧噪は終わった後だったようだ。中古のメモリが新品の半額だったので、32M×2枚買った。新品との差額、約15000円。いつもなら「お得、お得」と喜ぶだけだが、ふふふ、ここで駐車違反の罰金をここで捻出してやったぞ。まいったか、警察(なんの報復にも、見返しにもなってないのが哀しい)。おかげで、仕事用マシン(PM7300/166)は112Mになった。うあーい。私史上最大のメモリお大尽。
 
 ソフマップでは、G4 Cubeの着ぐるみ(?)お兄さんが店頭に立って呼び込んでいた。ダンボール紙にカラープリンターで出力したCube画像を張ったお手製で、なかなか良くできている。頭はスッポリCubeから出て、Cubeロボコンという感じ。両腕も出せるように穴が空いていたが、位置が高すぎて出せないみたいだった。つまり、Cubeサイコロコロ助・ホームサウナバージョンですな。あ、あ、暑そう~(実際、普通に歩いていても暑かった)。ご苦労様です。

 Applele新種林檎研究所には、早くも新種Cubeが発表されている(って「こういうサイトがあるよ」と、人に教えてもらったんですけどね)。Cubeを円筒形にした、その名もG4 Tube。ウマイ! あまりに美しく良くできた画像なので「これって、ホンモノ?」と、一瞬思ってしまうくらいだ。うーん、ちょうど王様のアイデアとかで売ってる「10万円貯まる貯金箱」みたいで、とってもフレンドリー。これならコバルト社に怒られる心配もないし、いっそAppleはこっちを採用したらどうだろう? 
 
 ちなみにAppleleに行くと液晶タイプのiMacを抱えた「日本人ジョブス」が迎えてくれる。他にもPowerBookやモニタなど、現行Macの新種が画像で見れるのだけど…す、す、すごすぎる。ジョナサン・アイブは、このページからパクって次のデザインをするってのは、どうだろう? ここに描かれてるノート型とかPDA、こういうの欲しいよねぇ。


小津安二郎劇場 なんつって  9月1日(金) 


このオチがわからない人は、ピエールさんのこのニュースを読んでね。


ク、ク、ク、クラウディア・シファーから 9月10日(日)

 英語のメールが来た。なんで、世界のスーパーモデルが私のメールアドレスを知っていたんだろう? ひょっとして私、モデルにスカウトされるってか? えへへへへ。しかし、よく読むと「Palmのクラウディア・シファー エディション」のお知らせメールだった。

そういえば以前、そんなニュースを読んで公式サイトに行ったことがある。ところが当然英語のページで、おまけに「これ以上読みたかったら、登録してね」という画面に遭遇。メールアドレスだけ登録して、ほうほうの体で逃げ出したのだった(年齢、名前、住所とかを英語で入力しなきゃいけなくて、所番地は日本語と違う順序じゃなきゃいけないってことは知ってるんだけど、その順序がわからなかったのだ)。

えーっと、今回来たメールを意訳すると

Palm Vxクラウディア・シファー エディションに興味を持ってくれて、ありがとう。世界中から反響をもらってうれしいわ。クラウディア・パームは、約4週間以内にプレオーダーできる予定。スペシャルカラーとカスタム・ソフトウェアを貴方にお届けできると思うと、とってもコーフンしているの。ClaudiaSchiffer.comのパーム専用コンテンツであるセクションでは、いま一生懸命ワーク中。詳細が決まり次第、すぐにお知らせするわね。じゃ。   クラウディア

こんな感じだろうか。たぶん。Palm買おうか、どうしようかと迷ってるうちに、また選択肢が増えちゃったよー。そのうち、叶姉妹あたりが真似して「ブランド年鑑」入りゴージャスPalmが出るかもしれない。出ないか。

 


着メロに「夏祭り」を入れたいよぉ 9月11日(月)

 3年ほど使っていたPHSを、メール対応の機種に変更した。着メロ、メール、情報ページ…。ウワサには聞いていたけど、ずいぶん進化したなー(あ、私が乗り遅れてただけか)。前の機種では着信音を何種類か選べるだけだったから、今度は好きな曲の着メロを入れたいと思う。例えば、ジッタリンジンの「夏祭り」。いまホワイトベリーがカバーしてヒット中の曲だ。
 
 週末、大阪の地下鉄で切符を買っていたら、中学生の男の子が口笛で「夏祭り」を吹いていた。近所のレンタルビデオ屋さんの前で地べたに座り込んで5~6人でしゃべっていた男の子たちの着メロも「夏祭り」だった。おお~、大ヒットだぁ~(岡っ引きみたいに浴衣をたくし上げて歌っているホワイトベリーのミュージックビデオは、たしかに胸にキュンとくる)。しかし、私は新しいPHSをまだよく理解していない(というかインターフェースもマニュアルもわかりずらい)。「携帯ほいほい」も買ったが、よく見ればMacはOS9対応だった。あちゃー。9はとばしてOS Xにしようと思っていたので、持ってない。通信ケーブルもまだ持ってない。いま仕事がむっちゃ(でもないかな?)忙しいので、着メロ入力にまでたどり着けない私。夏が終わるまでには、なんとか入れたいもんだ。
  
 そういえば7月、「夏祭り」の作詞・作曲者である破矢ジンタさんとは電話でしゃべった(自慢)。

「友だちがiMac買いたいと言ってるんだけど、待ったほうがいいかな?」

と聞かれたので「もうすぐEXPOニューヨークで発表があるだろうから、絶対に待ったほうがイイ!」と勧めたのだった。その後、どうなったかナー。そうだ、ジンタさんに直接、着メロ用楽譜データ(?)を「送ってくでー」と頼もうかな。なんつって。9月の末からは、ジッタリンジン全国ツアーがスタートする。


時代は人妻ですのよ、奥さん 9月13日(水)

 えへへへへ。今日発売の「Mac Fan」。マッキンピック2000と題した特集の「いちばんMac寄りのネットアイドル種目」になぜか私がエントリーされてしまった。筆者の高橋敏也さんによると「時代は人妻」なんだとか。きゃ~。そういえば近藤サトの梨園の離縁騒動といい、林寛子不倫疑惑といい、藤島部屋のおかみさん騒動といい、いま話題の主役はみな人妻だ! ……あれ? あんまりいい話題の主役じゃないなぁ。

 ちなみに昨年のMacWorldExpo東京では、高橋さんによる「iMacメモリ増設講座」をナマでしっかり見た。私がその後、自分でiMacの開腹&メモリ増設ができたのは兵隊さんの、いや高橋さんのおかげなの(ホントに、あれを見てなければ開腹の際のバキッという音だけでビビッて、できなかったと思う)。

 ただし、かなりゴーインな選択(つまり、この私をネットアイドルと言うこと)であることは誰の目にも明かで、筆者も「文句あっか?」って感じで書いている(ううう。なにもそこまで言わんでもぉ)。編集部もムリめだと言わんばかりに(いや、言ってるか)ツッコミを入れている。なにもそこまでダメ押しせんでもぉ。うーむ、しかし同じページで紹介されている他の女の子達は、ホントのアイドル系。たしかに、かなりムリめです、はい。なんかよーわからんけど、すみませんと謝っておきます(念のために言っとくけど私は、高橋さんの愛ウサギを誘拐してオドしたり「ダンナ、ええ画像が手に入りましたぜ」といって買収したりは、していない。断じて)。
 
 顔写真が載るとわかっていれば、私ももうちょっとマシな写真を用意したのになぁ。お花の縁どりしたり、Photoshopでちょこちょこっと顔をいじったり、なんならセミヌード撮ったり…ああ、ますますムリめの泥沼にはまっていく。
 
 今日からパリでApple EXPOがスタートした。新iBookの発表、MacOS Xパブリックベータ版の配布開始の発表、とニュースで読んだ。あれ? PowerBookの発表はなかったのか(慣れとは恐ろしいもので、毎回、発表ラッシュへの期待がエスカレートしてしまう)。蛍光ライムのiBook。欲しい欲しい熱をしばらく忘れてたんだけど…おいしそうな色だなぁ。


束の間幸せ 9月14日(木)

 Mac OS Xパブリックベータ版は、G3かG4でしか動かない。しかも必要メモリは、128M以上。ひゃ、ひゃ、ひゃ、ひゃくにじゅう…。つい2週間前に、仕事用Mac(PM7300/166)を112Mにして「お大尽だーい」と喜んだのに。束の間の幸せだったなぁ。「G3かG4カードを差して、OS X試してみようか?」と淡い期待を抱いていたけど。仕方ない、今さらだけど、あきらめてOS9買うか。


私って、メカ音痴だったの? 9月16日(土)

 ビデオの録画予約に失敗した。毎週楽しみに見ていた深夜ドラマ「トリック」の最終回。変人の大学教授(って、だいたい現実社会でも大学教授は変わった人が多いが)役の阿部寛と「えへへへへ」と笑う売れないマジシャンの仲間美由紀が主役で、キレのあるおもしろいドラマだった。ああ~、昨日に限って早寝して「録画しとこう」と思ったのだけど。トリックのタネあかしを見ないまま終わってしまうなんて、こんなに気持ち悪いことがあるだろうか。ショックだ。いや、それよりも録画予約に失敗したほうが、もっと打撃が大きい。
 
「ま、ビデオの録画に失敗するってのは、よくあることだから」
と、夫がなぐさめてくれる。ノンノン。私はいままでの人生で一度も、録画予約に失敗したことがないのだよ(“前回”録画予約してから10年のブランクがあるが)。日常生活で「女性はメカに弱い」と言われるのが悔しいから、マニュアルはキッチリと全ぺージに目を通す(コンピュータ関連は膨大なページ数なので読む飛ばすが、家電製品ならページ数も少ないし)。今回も1カ月前に買ったばかりのデッキだったので、マニュアルは熟読していた。それに私は昔から結構、電気製品好きなのだ。10万円持っていて、ブランドもののバッグか電気製品を買っていいと言われたら、迷わず電気製品をとる。20万円でダイヤモンドかiBookかと言われたら、iBookをとる。30万円コースで全身エステかPowerBookと言われたら、うーん全身エステも捨てがたい…そういう話じゃなかった。ともかくビデオの操作なんざワケないわ、と思っていたのだ。

 ちなみに、このデッキで録画するのは今回が初めてだが、そんなに複雑な操作はなかった。もう一度マニュアルを読んでみる。
「予約が完了したら、自動的に電源が切れて予約待機になります」
う~ん? つまり、電源を切っとけってこと? わざわざ寝る前に電源つけ直しましたよ、私。だって「待機」ってのは、いわば「キャッシュデータとして残ってる」だけで、録画するには電源入ってなきゃって思うでしょう…複雑なのは操作ではなく、日本語だった。よくよく読むと、どうやら予約時間の10数秒前に自動的に電源がオンになって録画をはじめるんだとか。そんなぁ。近頃のビデオの親切機能は、人のためならず、だぜ。

CONTENTS

このサイトは、インターネットでの発表以来iMacに魅入られてしまった私の「えへへ」な毎日や事件などを綴ったページです。購入前のワクワクや「なぜ、欲しいのか」という自問自答、発売当日のドタバタの様子に続き、買った後はドキドキしながらiMacと親しくなって、E-Mailを送れないと言ってはオロオロ歩き、新しいソフトを試しては「やっぱり快適やねー」と喜び、東にEXPOがあると聞けばS.ジョブス見たさに飛んでいき、西に極秘情報があれば「おせーて」と頼み込み…まあ、そういう出来事が次々と起こりました。これからは、どんな大冒険が…!?ワクワク。

おかげさまで「Mac Fanホームページコンテスト98」でメッセージ賞を受賞しました。わーい。

CONTENTS

またまた広告が載っている。あと4日で、近未来のフォルムがやってくる。8月29日、iMacアイマックがやってくる。ンコ店の本日10時から新台!みたいやぁ、思っていたよりも高級感があると感心している。

BOOKS
参考文献ってことではなくて、あっぷるとステーブ・ジョブス関連の本。

スティーブ・ジョブズ II

ハードカバー – 2011/11/2

ウォルター・アイザックソン (著),

井口 耕二 (翻訳)

講談社刊

スティーブ・ジョブズ II

ハードカバー – 2011/11/2

ウォルター・アイザックソン (著),

井口 耕二 (翻訳)

講談社刊

ロスト・インタビュー スティーブ・ジョブズ 1995

ソフトカバー – 2013/9/11

講談社刊

スティーブ・ジョブズ-偶像復活

ハードカバー

ジェフリー・S・ヤング、 ウィリアム (著),2005/11/5
東洋経済新報社刊

アップルを創った怪物ウォズニアック自伝

2011/11/2

スティーブ・ウォズニアック (著),

井口 耕二 (翻訳)

ダイヤモンド社刊

アップル・コンフィデンシャ2.5J(上/下)

2006/4/27

オーウェン・W・リンツメイヤー (著),

林 信行・他 (翻訳)

アスペクト刊

林檎の樹の下で ~アップルはいかにして日本に上陸したのか~

2011/10/17

斎藤 由多加 (著),

オープンブック刊

アップル宣言―クレイジーな人たちへ

1998/02

真野流・北山耕平 (翻訳)

三五館刊