Vol.23 新型iMac発表

生まれ変わったiMaciBook

16日に発売。

私に両方買えって?

(誰も言ぅーてい、言ぅーて

おまけに有楽町西武では、15日から

iWeekなんていうイベも。

なんでだー? 

9月25日(土)ウサギ跳びの恐怖

 夫が家に帰ってこなくなって、今日で3日目になる。いまごろ誰とどこでどうしているのかしら、ヨヨヨ…なんつって。ホントは、仕事場に泊まり込んでいるだけだ。ま、たまに仕事が忙しいのは結構結構(でもないことも、あるんだけどね)。
 一方、私はウサギのグレコとの母子家庭。 夫も家にいるときは叱られるようなことはわきまえているのに、私一人だとコードをかじろうとしたり、ソファに上がってわざわざそこで粗相をしたり…。グレコはこの2日ほどですっかりナメた態度だ。ん~気をつけねば、そのうち机にまでジャンプして、マウスのケーブルをやられてしまうかもしれない。なにせ、ウサギ跳びだから。


9月28日(火)海の向こうでiBookが…

 Macお宝鑑定団さんに、ヒューストン在住の人のところにiBookが届いたというニュースが載っていた。えへへ、私のところにも、届きましたよん。いえ、iBookじゃなくって、お便りが。テキサスにお住まいの人からだ(ヒデさん、ありがとうございました)。えへへ気分全開で、なんだか私までうれしくなってしまった。

今日(アメリカ時間9月27日)BlueberryのiBookが家に届きました! 発表されてすぐにApple Storeに注文して,先週末に「発送したよ」というe-mailをもらいました.思ったより薄いです(実物見るのはこれが初めてです!?)が,薄さの割には重いかな.乾燥剤のシリカゲルがiBookと一緒に入っていたのにはちょっとびっくり.お菓子みたい?

 お菓子みたいって、いいなぁ。iMacの持っている「おいしそうなデザイン」が、iBookのこんなところにも生かされてるみたいで。ゴーフルの缶とかに入ってるプチプチのクッション材も入っていたら、開封しながら生ツバごくりと飲み込みそう。くー、ガマンできない。私も早く生iBook、見たい!(って、お金がないから予約してないんだけどね、いまのところ)。そうだ、明日、オペラシティのアップルに押し掛けて、iBook触らせてもらおう…ってのは、ダメか、やっぱり。

 でも、見るだけなら有楽町西武にディスプレイされているiBookがある。ふふふふ。私は明日・明後日、東京に行くことになったのだ(どうせなら、World PC EXPOの時期に重なるってのが、うれしかったんだけど)。実はWorld PC EXPOの前にも、「新しい雑誌を創刊するから1カ月間、編集の仕事をしに来て」と言われたことがあるのだけど、「なぬ? 1カ月? しかもたった一人で月間誌の創刊号をつくれって? でもでも、そんなに留守をしたらものぐさの夫とウサギのグレコは餓死してしまう」と思って、断った(ちなみに、その雑誌はいまのところまだ出ていない…)。それ以来、とんと東京に行く用事からも見放されていたのだが、今回は、フリータイムたっぷり(かな?)の予定。行き先は渋谷あたりだから、運が良ければ郷ひろみのゲリラ・ライブが見れるかもしれない(見れないか)し、有楽町西武のiBookのディスプレイも見てこようっと。iMac StationさんのWorld PC EXPOレポートに載っていたけど、「いとうみき」さんのホームページにもそのディスプレイの全体像が写真で掲載されている(相良さん、教えてくれてありがとね)。ワクワクするなー。いよいよ、生iBookとのご対面だぁ!? んでもって、新宿のオペラシティにも突撃だぁ!

 …と思っていたら、見たよ、見た見た。今日は次世代iMacの内容と画像があちこちに載っていて、大騒ぎだ。ん~、なかで金魚でも飼ってしまいたくなるくらいスケスケ。でも、見た感じのデザインは、あんまり変わってなくて、ちょっと安心した。スペックが向上していくのは仕方ないにしても、わずか1年で全く違うデザインになっちゃうのってなんだかなー、と思うから。


9月29日(水)iMacの買いどき

 本日の天気予報。カリフォルニア・パチーノの上空には、ハリケーンやらサイクロンやらタイフーンが5個ほど集まってきて大荒れに荒れてるのかな。地震カミナリ火事「お前はクビだ」。ひゃ~。

 私としては今のボンダイiMacから買い換えようとは思わないけど(世の中、なんでも初代がエライんだ!)、まだまだ「iMac欲しい!」と思ってる人は多いはずだ。だから、いつまでも新鮮味を保つためにも少しずつ変わっていくのは、とっても自然な流れなんだろう。そんな人たちの意欲をそぐことのないように、程良くリフレッシュしてうまいタイミングに供給していってほしいもんだ。

 例えば、この人。大学病院のお医者さんで、それはそれはiMac入手まで長い道のりだったが「欲しい!」という思いはちょっとのことではくじけない。2カ月ほど前にメールをもらったのだけど、紹介します。

僕のマック歴はPerforma588(メモリー8M), PowerBook 2400/180,そしてついにiMac(ライム)と三代目になります.iMacをはじめて知ったのは昨年の8月でした.丁度嫁が長崎でお産するとのことで一人福岡のマクドでハンバーガーをかじりながら半年ぶりに雑誌を見ていると,ボンダイブルーの iMacの特集?が載ってました.最初の印象は「なんじゃこりゃ.なんかの試作品かいな」(昔,MSXでゲームソフトの試作品を親戚から送ってもらってたんですけど,スケルトンで中の機械?が丸見えだったんです).「ついにマックは部品代すら無くなったか.こりゃもうつぶれるなぁ.なんまいだぶ,なんまいだぶ」て感じでした.それがあっという間にヒット! なにが流行るかわからんなぁ.で暇つぶしに実物を見に行ってみると,「なんか人がいっぱいいる.ここはウインドウズコーナーだったっけ.いや,あれに見えるはiMacじゃないか.ここは紛れもなくappleだー.夢じゃない.うおぉーすごいぞapple.すごいぞiMac.appleにこれだけ人がいるの初めてみた.うーん,感激」とiMacよりも人の多さに感激してしまった僕って変でしょうか?

 

 いざ人混みをかき分けてiMacにたどり着くと「ふーん,意外とモニターも大きいなぁ.どれどれ,アプリでも動かそう.うわぁー早い.すげー」とやっとiMacの凄さを認識したのでした.恐るべしG3. PowerBook 2400と比べても早い.これは,買いだ.買い.買うぞー.と財布からカードを取ろうとしたその時,ふっと嫁の顔が浮かんだ.8月は税金月,9月は分娩代もいるし,ミルク代,おしめ代,おもちゃ代,医局費,学会費云々…うーん我が家には貯金がない!とはじめて気がつく.うーん,うーんと唸りながら,頭の中は「ローンにするか,カード破産,iMac欲しい」と無限モードに突入しながら帰りました.9月には無事子供も産まれ,やれやれと一息ついていると再び物欲に取り憑かれ,iMac詣でを繰り返しては,iMac欲しい,うーんでも…と再び無限モードに突入する始末.
 そして12月.1%ローン.今だ.今しかない.買うぞ.おらぁー.いざゆかん appleへ.おおー.と気合いを入れて車に乗り込む.と雪,えー,ゆき.辺りは一面銀世界.これじゃ,うごけん...
町に行けないと気がつく自分.呪われた僕.俺がなにしたっちゅうんじゃー.コンコンと降り積もる雪,コンコンと降り積もる僕の物欲…

 

 いよいよ3月.もうすぐ春.4月から転勤.今カードで買えば支払いは5月.今しかない.再び街へ.いざ,今度こそ…もう雪は降らんやろ.僕を妨げるものはなーんもない,と街へでかけた.
「店員さんiMacください.」
「3カ月待ちですけど.いいですか?」
なんですと.3か月待ち.どういう意味?しばし呆然.ちょっとよーく考えてみた.3ヶ月も待てばG4とかでちゃったりして…「うーん,またきます」とまたまた断念する.いったいいつになったら買えるのかappleよ.

 

 4月21日,給料もらって太っ腹.買い物するなら今しかない.電話でiMacをついに注文した.そして5月14日ついに我が家にもiMacが送られてきました.はやいぞ!iMac.流石iMac.万歳apple. PowerBookよ,すねるなよ.そして,現在.つかまり立ちした子供からiMacを守るべくクーラーのない部屋の片隅で一人ぽつねんと汗をふきふきiMacで遊んでいます.これで良かったのか?少々疑問を感じながら.

 「買えない間」に5色iMacが出たんだから、それも運命(?)、巡り合わせの妙ですなぁ。まさに、その人の買いたいときが「コンピュータの買い時」を体現している話でした。

 てなわけで、私はiBookを見に行って来ま~す。


9月30日(水)突然、メールdeインタビュ~!

 たっだいま~。夕方に帰宅して玄関のドアを開けると、ウチがジャズ喫茶になっていた。夫が家中の照明を落として“ジャズCD大会”をしていたのだ(ぬぬ、羽を伸ばしていたのは夫も同様であったか!?)。ウサギのグレコはビンビン・ボンボンとお腹にまで響く音に、じっと絶えていた様子。私に救いを求めるように、駆け寄って出迎えてくれた。おーいままでのグレコなら、2日会わないとすっかり飼い主のことも忘れ、「誰?」って顔をしていたのに…私が留守の間に、夫がグレコのメモリを増設したのかしら、今日は私のことを覚えていたようだ。ウイヤツよのう。おまけにティッシュペーパーをくわえて、自分のコロコロ・ウンチをはき集めるなんてことまで、しはじめた。いつのまに、こんなお利口さんに? そんなわけで夫とウサギのグレコの世話(!?)があるので、「アレをついに見たぞ!」報告は、また明日しま~す。

 ところでここで突然、メールdeインタビュー! 先日、iBookが到着したテキサスのヒデさんが、満面の笑みを浮かべて(ってメールだから、私の想像なんですけどね)さらに「でへへ」と答えてくれました。えへへVSでへへ。

 

敦子早速紹介させていただいちゃいましたが、よかったでしょうか?

ヒデな~んか恥ずかしいですね.でへへ(一応「えへへ」は田中さんのものということで「でへへ」にしました).紹介していただきありがとうございました.さっそく知り合いに自慢しています.

敦子ところでその後、iBookの使用感、どうですか?

ヒデメモリーが32 MBしかないので何もできず,意味もなくフォルダーを開いたり閉じたり,About This ComputerやApple System Profilerを見ています.

敦子いや、カワイクてたまんないでしょうねー。

ヒデ何もできないとわかっていながら,ついつい電源を入れてしまいますね.私はiMacを持っていませんが,田中さん達がiMacを手に入れた時の興奮はきっとこういうものだったのだろうなあと何かわかるような気がします.

敦子ほかに、アッと驚くモノは入っていませんでした? ジョブスのサイン入りブロマイドとか(笑)。

ヒデその後発見したことは
(1) 本体裏には "i was Assembled in Taiwan" ("i"が小文字なのがミソ?)
"my family No.: M2453" (何ですかね,これ?)なんて書いてありました(iMacもそうなのでしょうか?)
(2) 台湾から直接送られてきた(台湾時間の9月25日に向こうを出発したらしいです.これもApple Storeだとみんなそうなのかな?)ことが判明しました.早くメモリー来ないかなあ……

敦子my family Noっていうのは、シリアルNo.のことでしょうかねぇ。なかなか親しみのある言葉ですねぇ。今日はありがとうございました。また、よろしくお願いします。


10月1日(金)有楽町に行ってきました

 さて、2日前のこと。行きの新幹線のなかで黒いシャツに黒パンツ、おまけに黒メガネをかけておにぎりを食べていたら、隣に座った60歳代ふうの上品な女性に「アパレル関係の方?」と声をかけられた。あちゃー、気合い入り過ぎてたか?

 そして私が有楽町の駅に着くと同時に、雨が降り出した。あなたを待てば、雨が降る~。おーほっほっほ。 iBookが私を待っていたってことね(ゴキゲンな私)。お・ま・た・せ、と心のなかでつぶやきながら、銀座側のショーウインドーの前に立つ(超ゴキゲンな私)。ここは、あまり人通りのない路地みたいな道に面しているが、すぐ近くに台湾大地震への募金活動の人が大勢いて、にぎやかだった。
 あった、あった。ざっくりとした秋冬カジュアル服を着た男性マネキンの横、ベンチの上にはブルーベリーのiBook。iBookを持って枯れ葉舞う秋の公園に散歩に出かけるおしゃれな休日、ってシチュエーションですな。で、ちょっとベンチで一休みして、いままさにマネキン氏の手がiBookの上に伸び…あ、あれ? 貝のように、口はしっかりと閉じたままで外観しか見ることができない。美しいというウワサのホワイトキーボードは? 縁取りがむやみに広いというディスプレイはぁ~? それに相方のタンジェリンは、どこにいるんだぁ~?

 モノがブルーベリーだということで、印象は「G3 B&Wをゾウがどーんと踏みつけてぺしゃんこにしたみたい」(ちなみに「ゾウが踏んでも潰れない」筆箱のCMって、覚えてます?)。もっとぶ厚いと思っていたので、ずいぶんスリムだなー、と驚いた。ケースの外装はラバーが混ざった素材と聞いていたけど、そんなふうには感じられない。ツヤはないけど、かなり透けて見える。特にホワイト部分は、ちょうどタッパーウェアみたいだ。ブルーの部分は、さらにしっとり見える。うーん、ナデナデしてみたい。記念写真を誰かに撮ってもらおうと思ったが、なかなか頼めそうな人が見つからない。仕方がないので自分で撮ったら、顔が真っ暗で写っていなかった。

10月3日(日)我を忘れて、やってもーた

 えへへへへ。やってしまった。憧れのデジカメ、オリンパスのC2000Zoomをついにゲットした(中古だけど)。勢いづいてメディアリーダも買った(こっちは新製品)。ライブを見に行ってCDやTシャツも買った。どーだ、文句あるか!? の大興奮。え~い、週末買い物天国だ。誰か私を止めてくれ~。

 昨日の午後、夫と二人でウンドウショッピングのつもりで行ったソフマップ。店内のあちこちに「レディースDAY」のチラシが張ってあった。期間中、女性のソフマップ会員の買い物は5%引き、しかも今日会員になれば女性に限りカード発行料の500円もタダになるという。女性ユーザーが増えているいま、これはなかなか上手い…なんて、私もまんまと術中にはまってしまった。えへへへ。今まで夫のソフマップカードを借りていた私も「んじゃ、この機会に」と作ったのだけど、そうなると「なにか買うモノはないか?」と探してしまうのが人情ってもんでしょう。

 入会手続きをしている私の耳元で、夫がささやく。
「前から欲しがっていたデジカメ、中古で69,800円で出てるよ。2台もあるよ」。
ひぇ~悪魔のささやき。確かに安いが、この時点ではまだそれほど“高額”なものをねらうつもりはなかった。いずれ欲しいとは思うけど、ま、今はビンボーなことだしiMac用のFDドライブでもそろそろ…グズグズ。私の野望は、そんなショボイものだった。ところがその後、私一人で見に行くと、2台あったはずの1台がたった5分の間に売れている。残り1台。さすが人気商品の足は速い。見回すとショーケースの周りには5~6人いて、みんな“敵”に見える。

「この人たち、みんな2000Zoomねらい?」

 

 そう思うとカーッと頭に血が上り、私は我を忘れてしまった。キーッ取られてなるものですか。これは、私のモノよ! 夢の211万画素よ! 必死の形相で夫を捜し「どこに行ってたのよ!?」と意味なく叱りつけ、「決めた! いいよね!」と強引に賛成意見を求め、店員さんを呼んだ。店員さんの説明を聞いている間、7~8人の人が周りを取り囲んで「あ、僕もねらってたんだけどなぁ」というまなざしを送っていたような気がするが、そういう空気がますます私を勝ち誇った気分にさせていく。おーほほほほ、ごめんなさいね皆様、これは私がいただくわ。私は女王様になってしまった。
 2000Zoomにはドライバソフトが付いていないので、そのままではiMacに取り込めない。
「じゃ、この際メディアリーダーも買わなきゃね。今日は5%引きだし」。勢いというのは恐ろしいものだ。日頃の倹約をスッパリと忘れ、スマートメディアもコンパクトフラッシュも1台で読み込めるメルコ社のMCR-U(USB接続)というのを買った。女王様だもの、恐いものはない。

 ところが興奮の出来事は、それだけでは終わらなかった。「買ったゾ~、わーい、わーい」と飛び跳ねながら仕事場に戻り、カメラのマニュアルを読んでいると電話が鳴った。シッタリンジンのジンタさんだった。実は、ジンタさんと夫は古い(?)知り合いなのだ(私がジッタリンジンのファンになる前から、ジンタさんが夫のマンガのファンだったのだ。これ、ハッキリ言って自慢です!)。今夜、神戸でライブがあるという。買ったばかりのカメラをバッグに仕舞い、ライブハウスに向かった。

 

 1年半ぶりに行くジッタリンジンのライブ。200人以上の観客が狭いライブハウスでギュウギュウ詰めになっていた。前のバンドではおとなしく聞いていた観客が、ジッタリンジンの演奏が始まった途端、オールスタンディング、オール跳ね回り&押しくら饅頭状態。観客はほとんどが10代半ば~20代半ばの若者たちだが、そんなこと気にせず、私も波に身を任せて跳ね回りましたとも。くー、このパワフルな音とボーカル、たまりません。久しぶりのHALちゃん(=ボーカル)は、メグ・ライアンみたいなショートカットの金髪で超カワイイ。

 3曲目でさすがに苦しくなって跳ねるのを止めた。妙に体が軽くなった気がして、背中に背負ったリュックを見ると、ファスナーが開いている。中を確かめると…デジカメがない! 買ったばかりの、まだ1枚も撮ってない、夢の211万画素がぁ~! またまたカーッと頭に血が上り、我を忘れてしまった。
 泣きそうになって夫に報告をした。カメラなくした、みたい。ボーゼンとして、何も言わない夫。曲にあわせてピョンピョン飛び跳ねている人波のなか、踏まれそうになりながら床にはいつくばって「カメラ、カメラ」と探しまわる私。

 「……あった、69,800円!」

 その後ライブはさらに盛り上がり、しばらくして元気復活した私はカメラを夫に預け、再びステージ前の大興奮集団のなかへと突入し、アンコールが終わるまで飛び跳ねたのだった。ふー、ジェットコースターのような1日。あ、そうだそうだ、1枚だけ残っていた当サイト特製「怒りん坊ジョブス君Tシャツ」を、ジンタさんにプレゼントした。iMac Rev.Bユーザーのジンタさん(ヘビーMacユーザーなのに、やっぱり買ってる…ナゼ?)きっと気にいってくれたことでしょう! うん。

 そんなわけで、書こうと思ってた新宿・オペラシティタワー話はまた明日。

ライブ終了後かなり後の時間。

  

10月4日(月)ドッヒャ~ンの発表とは?

 興奮の連続の週末が開けた。明日は明日でAppleがS.ジョブスのスペシャルイベントをQuickTime放送するというし、なんだか間が抜けた感じになっちゃったので、新宿オペラシティのことはやーめた。今日は早く寝て、昼間にお昼寝をして、夕方も寝たりして…深夜2時からのQT放送に備えよっと。だいたい、いっつも「草木も眠る丑三つ時」に放送するなっつーの。それって、ワラ人形を打ち付ける時間なんだから。

 明日は、何が起こるんだろう? アップルは「何が出るのか、見てのお楽しみ」って言ってるけど、 iMac2=Kiheiが発表されるかも、というウワサ。ジョブスが「実は、ボクの結婚記念日なんだ。いやー、めでたい。今日の話題はそれだけ」なんて内容だったら、世界中がドッヒャーンと驚くだろうな。


10月5日(火)ドッヒャ~ンの発表とは?その2

 てなわけで、スペシャル・アップル・イベントのQT放送は見れなかった。ニュースサイトによると、新型iMacの発表(ウワサどおり)だったみたい。新型もなななかのスペックと、現在と大きくは変わらない魅力的なデザインで、ほっ。

10月7日(木)なんでだ~

 生まれ変わったiMacとiBookが16日に同時発売なんだそうだ。私に両方買えって?(誰も言ぅーてない、言ぅーてない)。おまけに有楽町西武では、15日からiWeekなんていうイベントもするんだとか。なんでだー? 先月末に行ったのに、なんで私が帰ってからそんなことするんだぁー!? しくしくしく。

 しかし新しいiMacってさぁ…いかんいかん。時間がないんだ。仕事が超・超・忙しくて、ここんとこ1日16時間労働。食事は毎日外食で、といってもコンビニのサンドイッチ→ホカ弁当→ホカ弁=お店で食べる時間がない。もちろん、日記を書く時間もない(こんなこと、してる場合かぁ!?)。う~ん、う~ん、う~ん。


10月10日(日)カニの恨み、ついに晴らされる

 インターネットにつなげなかった(ヒマがなかった)この2日間で、新しいiMacの情報がいっぱいでニュース系サイトは大騒ぎだ。取り残された気分。ん~今日と明日で、まとめて読んで追いつくぞ~。

 この間からの超・忙しさは、ちょっと小康状態になったので、今夜はゆっくり家でカニすきをした。「ボク、カニ鍋って初めてだ」。うう夫よ、なんてつましい生活を…。夫はお酒を飲まないし、会社員じゃないから宴席の機会はほとんどないし、旅行の趣味もない。一方、私は取材先でごちそうになる機会があって、家でわざわざカニ鍋なんて発想がなかったのだ。2年ほど前、冬に長野県に行った時は日本海で獲れたてのカニを焼き&鍋のカニづくしとか、なぜか海のない山梨に行ったときは地元自慢の武家屋敷を移築した豪勢な料理屋で焼きガニをごちそうしてもらった。帰る度に「こんなん食べたー」と夫に自慢するもんだから「ボクもカニ酢でちょろっと付いてくるようなんじゃなくて、カニをまるごと食べてみたい」と思っていたのだそうだ。今夜は身がプリップリのタラバガニで、夫も「カニの恨みが晴らせた」と大満足。よかった、よかった。


10月11日(月)有楽町西武で行方不明だったタンジエリンを発見

 有楽町西武のディスプレイで行方不明になっていたタンジェリンのiBookが見つかった(なんつって、私が先々週に見に行ったとき、なかっただけの話なのではありますが…)。今夜、テレビ朝日系の『パパパパPuffy』のスペシャル番組で、クイズに優勝したゲストにiBookを1台だけプレゼントされたのだが、それがタンジェリンだったのだ。プレゼント商品がiBookだと発表されると、会場は騒然(もう、そんなに話題なんだなー)。TV画面には「iBookはまだ発売されていません」とかなんとかテロップまで出ていた。結局、ゲットしたのはモーニング娘。の市井沙那香(漢字、自信なし)とかいうムスメッコ。他のゲストの安室ちゃんも、欲しそ~な顔してiBookをナデナデしたり、キータッチを確かめたりしてた。おー、ゲストみんなでEXPO状態。ただし、このiBookと有楽町西武から行方不明になっていたiBookが同一かどうかは、DNA鑑定をしていないので詳細は不明デス。

 さてiBookもいいけど、新しいiMacなんである。先日のアップル・スペシャル・イベントでは、いろんなことに驚かされた。まず1つは、S.ジョブスがヒゲを剃っていたこと。きゃー若返ってしまった。私としては、ヒゲ付きでおやじくさいのもシブくて好みではあったのだが…あ、いや、それはまあ、いいとして。

 「メモリ盗難対策として…」の解説には驚いた。メモリ増設をしやすくなったぶん外すのも簡単というわけで、学校とか不特定多数の人が利用する環境を考えてのことだろう。そこまで考えて設計・デザインをするというのが凄いし、メーカーが最初から「盗難」というキーワードを出すのにもビックリした。日本だったら「お客様は神様」意識が妙に働いているから、そんな発想すること自体「けしからん!」となるかもしれない(んじゃ、どうするの? という対策は「考えないことにしよう」ってことで、たいがい落ち着く。ペルーの日本大使館襲撃事件も、たしか「ボディチェックや警備を厳しくしすぎるとゲストに不快感を与えてしまうから」というのが裏目に出た結果だったし。このあいだの「バケツでウラン」~これって久保キリコの「バケツでゴハン」と似てるな~といい、いいかげんサービス=危機意識のなさ、という勘違いは勘弁して欲しい)。

 新しいiMacのスピーカーはハーマン・カードン製で、めっちゃ音が良くなるそうだ。サブ・ウーハーも同社製のが別売で出るということだが、夫は「お、すると今度からiMacはJBLと兄弟だね」と言っている。ハーマン・カードンは有名スピーカーメーカーのJBLを傘下におさめる大オーディオメーカーなんだそうだ。そう言えば、私がよく行く『木馬』というジャズ喫茶にも、タタミ1畳くらいのJBLのスピーカーがドーンと置いてある(ちなみにアンプはマッキントッシュ。といってもApple製ではない)。新しいiMacはファンがなくなって静かになったそうだし、これでジャズも聞けるのか…な?

 兄弟といえば、iMacは3兄弟になった。これもビックリした。そして今度は、あのお馴染みの「田の字のマトリックス」、今は2階建てだが「実は3階もあったのです」(注.つげ義春の傑作マンガ『李さん一家』のラストシーン「実はまだ、2階に居るのです」を受けて、赤瀬川原平が『櫻画報』で「実は3階もあったのです」とパロディした、そのまたパロディです)とか、「えへへ地下室も隠れてたんだな、これが」ってことを、Appleがいつ発表するのか楽しみになってきた。


10月13日(水)凄すぎる、雑誌のタイトル

 今日の朝刊の雑誌広告を見て驚いた。『経済界』10/26日号。

これでも知らぬ存ぜぬか!?「ソーテック」モノマネ商法の物的証拠

ひ~。このタイトルは凄すぎる。遠山の金さんか。お白州に引き出され、なおかつ石を抱かされるくらいの勢いだ。ところで私の親戚には奈良の代官の家系がいる。そこの代官屋敷には子供の頃からよく遊びに行ったし、いまもその親戚が夫婦で住んでいるのだが、そこにもお白州がある。いえ、この話の接点は、それなんですけど。え~い引ったてぃ。仮処分が出たからってこうもボコボコにしなくても…マスコミって。


10月15日(金)明日は、いよいよ発売日

 明日は、いよいよ新iMac&iBookの発売日だ。ついに生iBookを触れるのね(いや~ん、なんだかイケナイ響き)。iBook情報に振り回されること半年以上。さまざまな思い出(?)が頭をよぎる。EXPO東京で発表されるかもと大騒ぎしてS.ジョブス基調講演に乗り込んだものの、何もなくてガックシ。海を越えて「P1はSONYが作るらしい」「4月末には発表」という情報が飛び込んできて、また大騒ぎ(その節はお騒がせしまして、どうも。結局アレは、意図的に流された誤報だったのか?)。iWeekでは大胆にも原田社長に「いやー、てっきり4月に発売されると思ってたのに」と言って笑われ。EXPO NYでの発表の瞬間をQT放送で見つめつづけた、あの夜。そして有楽町の西武のショウウインドウに飾ってあるiBookを見に行ったのに、貝の口が閉じたままの姿に涙した(?)。くー、長かった。明日はこの手に…って、なんだか全国的に供給不足なんだそうだ。触れるのかなぁ。

CONTENTS

このサイトは、インターネットでの発表以来iMacに魅入られてしまった私の「えへへ」な毎日や事件などを綴ったページです。購入前のワクワクや「なぜ、欲しいのか」という自問自答、発売当日のドタバタの様子に続き、買った後はドキドキしながらiMacと親しくなって、E-Mailを送れないと言ってはオロオロ歩き、新しいソフトを試しては「やっぱり快適やねー」と喜び、東にEXPOがあると聞けばS.ジョブス見たさに飛んでいき、西に極秘情報があれば「おせーて」と頼み込み…まあ、そういう出来事が次々と起こりました。これからは、どんな大冒険が…!?ワクワク。

おかげさまで「Mac Fanホームページコンテスト98」でメッセージ賞を受賞しました。わーい。

CONTENTS

またまた広告が載っている。あと4日で、近未来のフォルムがやってくる。8月29日、iMacアイマックがやってくる。ンコ店の本日10時から新台!みたいやぁ、思っていたよりも高級感があると感心している。

BOOKS
参考文献ってことではなくて、あっぷるとステーブ・ジョブス関連の本。

スティーブ・ジョブズ II

ハードカバー – 2011/11/2

ウォルター・アイザックソン (著),

井口 耕二 (翻訳)

講談社刊

スティーブ・ジョブズ II

ハードカバー – 2011/11/2

ウォルター・アイザックソン (著),

井口 耕二 (翻訳)

講談社刊

ロスト・インタビュー スティーブ・ジョブズ 1995

ソフトカバー – 2013/9/11

講談社刊

スティーブ・ジョブズ-偶像復活

ハードカバー

ジェフリー・S・ヤング、 ウィリアム (著),2005/11/5
東洋経済新報社刊

アップルを創った怪物ウォズニアック自伝

2011/11/2

スティーブ・ウォズニアック (著),

井口 耕二 (翻訳)

ダイヤモンド社刊

アップル・コンフィデンシャ2.5J(上/下)

2006/4/27

オーウェン・W・リンツメイヤー (著),

林 信行・他 (翻訳)

アスペクト刊

林檎の樹の下で ~アップルはいかにして日本に上陸したのか~

2011/10/17

斎藤 由多加 (著),

オープンブック刊

アップル宣言―クレイジーな人たちへ

1998/02

真野流・北山耕平 (翻訳)

三五館刊