動の~その2~叫び

その23●3月19日(木)晴れ時々くもり


 気がつけばもう3月。いやー、2月中に一気にあと何回かは飼育日記を書こうと思いながら、月日の経つのは早いものでオホホホホ。なんか前回と同じパターンでごまかすしかないんである。そんなわけでグレコ、激動の冬の記録第2弾だ。

ゴージャスな(?)パーラーで、
予約するかどうか思案中。

予約を終えて、ニコニコ顔でiMacと
一緒に記念撮影(恥ずかしかった)。

 あれはグレコの引っ越しから2日たった、1997年11月25日のことだった。今度は「グレコのいない事務所」では、なかなか仕事が手に付かず夕方になると、なんかソワソワして帰宅を急ぐ私たちであった。相変わらず困ったもんだ。そしてこの日、ついに私たちはグレコの声を聞くのである!!!

 環境の変化でグレコはかなりナーバスになっていたようだ。何せ私たちと1日中一緒に過ごしてきたわけだから、毎朝、私たちがいなくなって、夜になると帰ってくるという生活パターンが理解できないらしい。私たちが帰宅した物音にピンと耳を立て、前足をグッと後ろに引いて、身構えている。

 

「グレちゃ~ん、ただいまぁ。会いたかったよ~、グレちゃ~ん」

 グレコのケージに近づき、まずはケージの扉を開ける。しかしグレコは相変わらずの警戒ポーズ。そこで、いつものように頭をナゼナゼして安心させてやろうとしたのが…。

「キュッキュッキュッキュッ。グー、グー、グー」

 私の手から逃れるようにして、グレコが鳴いたのだ! 「キュッ」というのはなんだか愛嬌がある声なのだが、「グー」は腹の底からなんだか怨念でもこもったような、ハスキーボイス。あー、こっちこそビックリした。

 

はじめてベランダに出て見てまわるグレコ。恐がりなのにあんがい平気なのに
驚いた。隣のベランダとは、グレコが入れるぐらいの隙間が空いてるので、行
ってしまわないかとビクビクしながらグレコを見ていた。

電車の窓から撮りました。電車の窓から撮りました。

 

  

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このサイトは、インターネットでの発表以来iMacに魅入られてしまった私の「えへへ」な毎日や事件などを綴ったページです。送れないと言ってはオロオロ歩き、新しいソフトを試しては「やっぱり快適やねー」これからは、どんな大冒険が…!?ワクワク。

おかげさまで「Mac Fanホームページコンテスト98」でメッセージ賞を受賞しました。わーい。