真苦悶の刻印か!? グレコ、アムラーに変身。
その10●11月21日(金)くもり
グレコが大けがを負って1週間たった。その後徐々に回復を見せはじめとりあえずホッ。
なかでも感謝すべきは、『うさの部屋』のホームページをたちあげておられるgufdanaさんのアドバイスだった。グレコが大けがをした日の明け方、居てもたってもいられずについ電子メールで泣き言を送ってしまった私に、ていねいな返信をすぐにくださった。私がウサギを飼うことを決意したのも、どんなふうに飼ったらいいのかを詳しく知ることができたのも、この方のホームページのおかげだったのだ。「これからうさぎを飼おうかナー」と思っている人には、ぜひ参照して欲しいホームページだ。
gufdanaさん、その節は本当にありがとうございました(って、ここで言うなって? ずぼらにも程がありました、ハイ)。
「動物病院に連れていったほうが、いいだろうか」
夫と私はグレコの様子を見ながら、いろいろと話し合った。ウサギのような小動物は、手術ができない。輸血しようにも体が小さな動物なので採決した方のウサギの命にも関わるからだそうだ。それによく見るとグレコの足は、変な方向にゆがんでいるわけでもなさそうだ。それならば、ケガのショックで再び臆病ウサギに戻ってしまったグレコを病院に連れていって怯えさせるよりは、そっとして様子を見守るほうがいいだろう。私たちは、結局、そういう結論に達した。このときの結論にも、gufdanaさんのアドバイスが大きな勇気(?)を与えてくれた。そうだ、野生動物の野生の力を信じてみよう。
グレコが大けがを負って3日後の20日、私はまた仕事で仙台に泊まり掛けで出かけなくてはいけなくなってしまった。心配だけれど「子供がケガをしまして」と言って誰かに代わってもらえるわけじゃなし(もし言ったら、どーなってただろう?)、その頃には、ケージの中にエサを入れてやろうとすると「頭、なでて、なでて」という感じで私の手に頭をすり寄せてくるほどにグレコは動けるようになってきた。私は、夫に「グレコを頼んだわよ」と言って家を出た。
電車の窓から撮りました。電車の窓から撮りました。