私が公園でヒナたちを発見した最初が、この一家でした。子供は9羽。公園一の大家族です。右の一段高い所に首を伸ばして立っているのが母さん。外敵を警戒しているのでしょうが…後ろに私がいるんですけど。 |
散歩中に出会ってしまった瞬間です。交流が深まる前なので、一家も私も凍り付いています。向こうに見える建物はホテルや某有名アパレルメーカーの本社ビルです。 |
花壇の一角にある池(というより水たまり!?)で、子供達が遊んでいました。私たちに見つかって「えらいこっちゃー」と言わんばかりに大慌てで逃げていきました。 |
一家揃っての散歩風景です。写真奥の渓流から、芝生の広場をトコトコ歩いて渡ってきました。右端の白っぽいのが母さんです(左下につづく)。 |
公園の遊歩道を、ひとかたまりになってで進みます。ちゃんと道なりに歩いてるのが、なんとも不思議です(右につづく)。 |
大きな池のほとりに到着しました。それにしても大家族やなぁ。 このあと揃って池まで降りていきました。泳ぐさまは、まるで連合艦隊です。 |
人間の姿を見つけると「キュキュキュキュ」とノドを鳴らすような声を出し、9兄弟揃って近寄ってくるようになりました。「パンを、くれ」「くれ」「くれ」「くれ」「くれ」(…以下略)と言っているみたい。でも母さんは周囲への警戒を怠りません。 |
左が、おかめ母さんです。ほっぺにうっすら、おかめさんみたいな丸い模様。これが命名の由来です。目の辺りの線の入り方や模様で、ある程度識別できます。でも子供と離れて単独でいると、もうわかりません。なにせ公園全体で50羽以上いるので。 |
横一列に並んで(?)、私からパンをもらう子供達です。全員ダイレクトキャッチができます。でも「ボクだけ、もっと欲しいカモ!」と、一歩前に進んでくる子もいて…(右につづく)。 |
他の兄弟を出し抜こうと、こんなに首を伸ばしました。横にいた兄弟カモは、あきれ顔。これ以降、おかめ家の兄弟達はお互いに間隔を開けて立つようになりました。横取りされないためです。気がつくと私の周りをぐるりと取り囲んでいることがあります。 |
最初に見つけた頃の、子供達です。身体の色が黒っぽく、まだ羽は少なくて、フワフワ羽毛が目立っていました。 |
またまた花壇のなかの「ため池」へ遊びに行く子供達。わざわざ大きな池から上がって、こんな浅くて小さな池に来なくても…と思いますが、ため池の水藻を食べたいのでしょうか。 |
プールの監視員のように見張る母さん。あ、そうか。一家にとって、ここは「プール」なのか。 |
クレソンの繁る渓流にて。水の中では、メダカも泳いでいます。6月にはモンシロチョウ、7月にはトンボが群舞し、とても美しい風景です。 |
またまた一家揃って、散歩中。とにかく、この一家はよく出歩いています。先頭の子は、電柱に貼ってあるプレートの文字を読めるのカモ!? |
向こうにいる母さんより、子供のほうが大きくなってしまいました。この頃から、あっちこっち単独行動を取り始める子供があらわれ、一家の群とはぐれる事態も起きるように。1日中母さんは首を伸ばして、はぐれた子供を捜しています。 |